平成2885日目
1996/12/01
この日のできごと(何の日)
【ゴルフ・尾崎将司選手】今季8勝目
日本シリーズ日立カップ最終日(1日・東京都東京よみうりCC=7022ヤード、パー72)大会連覇を狙う尾崎将司が通算26アンダーの262で優勝し、今季8勝目を挙げた。通算26アンダーは72ホール最小スコアのツアータイ記録。ツアー通算は82勝目。後援競技と海外(1勝)を含めるとプロ通算101勝目。《共同通信》
すでに3年連続10度目の賞金王を決めている尾崎将は、優勝賞金3000万円を加え、1994年に続いて年間獲得賞金が2億円を突破した。
初日から首位の尾崎将は2イーグル、3バーディー、2ボギーの67で回り、66をマークして追い上げた2位の丸山茂樹に4打差をつけて逃げ切った。3位には尾崎直道が入った。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【福岡国際マラソン】
来年の世界選手権(8月・アテネ)代表選考会を兼ねた第50回福岡国際マラソンは1日、福岡市の平和台陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースに外国招待選手16人を含む158人が参加して行われ、アトランタ五輪銀メダリストの李鳳柱(韓国)が2時間10分48秒で初優勝した。
韓国選手の優勝は大会史上初めて。日本選手は振るわず、2時間12分3秒で6位に入った真内明(旭化成)が最高成績だった。
スタート時の気温3度。強風の上、時折雪が舞う悪コンディション。李は競技場内まで競り合ったアルベルト・フスダド(スペイン)を2秒差で振り切った。前回優勝のルイス・ドスサントス(ブラジル)は3位だった。
世界最高記録保持者のベライン・デンシモ(エチオピア)は11位。アトランタ五輪優勝のジョサイア・チュグワネ(南アフリカ)と期待された早田俊幸(鐘紡)は途中棄権した。《共同通信》
【自民党・山崎拓政調会長】NHK討論番組に出演
自民党の山崎拓政調会長は1日のNHK討論番組で、大蔵省の金融検査・監督部門の一体での分離について「総理府外庁の金融庁になって、その中で(検査と監督の)二つをやるのがいいのか。(所管閣僚の)官房長官が国際会議に行けるのか。新たに大臣をつくれば行政改革の原則に反する」と指摘、慎重な検討が必要との認識を表明した。
山崎氏は「検査、監督(部門)を一緒に出そうという意見は(与党内で)かなり有力な意見だ」としたが、同時に今後の中央省庁再編に関連して「独立させて公正取引委員会型にして、行政改革のときにそれ(大蔵省の抜本改革)ができないのは得策でない」と強調。「2001(平成13)年に『産業経済省』をスタートさせる党内の案では(金融部門は)金融検査庁と金融企業庁に分かれ、監督部門は後者に入る」と指摘した。
社民党の及川一夫政審会長は「公正取引委員会型うんぬんの話よりも大蔵省から分離することに問題の焦点がある」と述べた。民主党の仙谷由人政調会長も早期に分離独立すべきだ、と。主張した。
一方、新進党の野田毅政審会長は「金融機関に対する検査と監督を一体にしたところに問題の本源があったというのが与野党を超えた主張だった」と指摘。「検査部門(分離)の話は急ぐのではないか」と、検査部門の独立を先行させるべきだとの考えを示した。