平成8321日目
2011/10/20
【この日の野田総理】
行政刷新会議
平成23年10月20日、野田総理は総理大臣官邸で、第21回となる行政刷新会議を開催しました。
本日の会議では、行政事業レビュー(国丸ごと仕分け)、今回の仕分け等について話し合われました。
本日の議論を踏まえ野田総理は、「今回の仕分けについては、個々の事業よりも主要な歳出分野を対象とすること、政策的・制度的な問題まで掘り下げて議論すること、改革をするにあたっては、検討の支援や方向性を国民にわかりやすい形で整理すると、こういう形でご決定いただきました。
こうした考え方からすると、今まで事業仕分けと申し上げてきましたけれども、今回からの新しい仕分けについては「提言型政策仕分け」と呼ぶべきものかなと思いました。是非、これからはこの名称の下で、一層、事業推進をさせていただければと思います。
東日本大震災からの復興や厳しい財政状況を踏まえますと、歳出全般にわたる見直しに全力を挙げて取り組む必要がございます。このため、今申し上げた「提言型政策仕分け」を活用しながら、これまでの無駄の排除にとどまらず、建設的な未来志向の議論も大いにやって改革を進めていきたいと思います。」と述べました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【岩手県釜石市】放置大型船を撤去
岩手県釜石市の釜石港で20日、東日本大震災の津波で岸壁に乗り上げたままとなっていた全長約100メートルの大型貨物船「アジアシンフォニー」(4724トン)がクレーンでつり上げられ、7カ月ぶりに海に下ろされた。船首の一部が堤防を壊して市道に突き出し、津波の威力を物語る象徴となっていた。港の復旧や車の通行の妨げとなり、市民から撤去を求める声が出ていた。
20日は早朝から、船舶解体業者が海上のクレーン船から下ろした直径12センチのワイヤ32本を貨物船の船体に溶接した金具に固定。地元住民らが見守る中、船体を約2メートル持ち上げ、約30分かけて海に着水させた。《共同通信》
【タイ・バンコク】防水堤が決壊
タイの洪水で、首都バンコク北部にあるプラバー運河の防水堤の一部が20日決壊、ドンムアン地区などに浸水が始まり、一部の住民が避難した。同地区の地区長が明らかにした。タイ各地に大規模な被害をもたらした洪水が首都に到達したとみられ、政府は政治・経済の中枢である中心部への波及阻止に全力を挙げている。
地区長によると、ドンムアン地区の一部道路が冠水。ポンプで懸命の排水作業をしているが、水位は同日夜までに約60センチに達し、なお上昇を続けているという。住民約40人が避難した。《共同通信》
【リビア・カダフィ大佐】死亡
リビアの反カダフィ派「国民評議会」ナンバー2のジブリル氏は20日、最高指導者だったカダフィ大佐が死亡したと述べた。中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、大佐出身地で最後の拠点だった中部シルトは同日陥落、評議会部隊はリビア全土を制圧した。AP通信などによると、大佐はその際、シルト付近で負傷し死亡したという。空爆や銃撃戦で死亡したとの情報もある。
リビアでの大規模デモ開始から約8カ月を経て、約42年間にわたった独裁体制は完全に幕を閉じることになる。《共同通信》
リビアのカダフィ大佐は少年に射殺された–。英紙タイムズ(電子版)は22日、反カダフィ派「国民評議会」に近い筋の話として、大佐の死因は未成年の少年民兵による殺害だったとの見方を伝えた。カダフィ氏が愛用していた金色の拳銃が用いられたという。
同紙によると、カダフィ氏は20日、中部シルトの下水管に隠れているところを反カダフィ派に拘束され、民兵らに「どうなっているんだ。息子たち」と尋ねた後、暴行を受けた。カダフィ氏を最初に拘束したのはリビア東部出身の民兵だったとされる。《共同通信》