平成6495日目
2006/10/20
【民主党】小沢代表ら、茨木市で市民に語りかける
20日午後、小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の三幹部が衆院補欠選挙が行われている大阪府茨木市を訪れ、市民に政治の転換を訴えかけた。
小沢代表を中心とする一行は、まず阪急茨木市駅前の元町本通商店街を歩きながら、買い物をしている市民に話しかけたり、商店街でたこ焼きや麺を立ち食いしたりして、茨木市民と交流し市民の声を聞いた。商店街には、小沢代表のテレビコマーシャルでおなじみの柴犬のモモちゃんもかけつけて、小沢代表一行の動きに花を添えた。
その後一行はJR茨木駅西口で演説し、駅前の市民に自民党政治の問題点を指摘して、政治の転換を訴えた。
まず最初に鳩山幹事長が、マーケットで聞いた生活の苦しさを訴える市民の話を紹介しつつ、小泉政権下での負担増を指摘し、安倍政権が参院選まで増税を語らずに説明責任を回避していると批判した。そして、怒りの声を政治の転換に向けるよう訴えた。
つぎに菅代表代行が、予算委員会での質疑では安倍総理は生活者の声が分かっていないとし、生きていけるように年金課税などを変えていくべきだと訴え、また障害者に厳しい自立支援法改正を批判して、転換に向けて声を上げるように呼びかけた。
最後に小沢代表が、民主党への支援に対して感謝するとともに、ますます負担が重くなっていく現状を変えるためには、不満を言うだけでなく国民の意思表示が必要であり、またそれによって政治を変えていくことができると力説した。そして、半世紀以上続いた単独政権を替えなければならないとし、「政治は生活である。」との基本姿勢の下で、民主党は安心して政権を任せられる政党になると訴えた。《民主党ニュース》
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【YouTube】ファイル3万件を削除
日本音楽著作権協会(JASRAC)は20日、NHKや民間テレビ局など日本の著作権関係権利者団体・事業者が、今月2日から6日、米国の動画投稿サイト「YouTube」に対し投稿動画の削除要請を集中的に行い、この間に計2万9549のファイルが削除されたと発表した。《毎日新聞》
【麻生太郎外相】韓国・盧武鉉大統領と会談
韓国訪問中の麻生太郎外相は20日午前、潘基文外交通商相、盧武鉉大統領とソウル市内で相次いで会談した。小泉純一郎前首相の靖国神社参拝で悪化した日韓関係の改善に向け、未来志向の関係構築を目指す方針を確認するとともに、北朝鮮の核廃棄に向け日韓の連携を緊密化することで一致。国連事務総長に就任する潘外交通商相は日本との連携、協力に期待を示した。《共同通信》
【俳優・藤岡琢也さん】死去
NHKドラマ「事件記者」やTBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で知られる俳優の藤岡琢也さんが20日午後3時18分、慢性腎不全のため東京都内の病院で死去した。76歳だった。
兵庫県生まれ。関西学院大中退後、外国ドラマのアテレコなどの活動を経て、61年にTBS系ドラマ「俺(おい)ら次郎長」に出演。66年からの「事件記者」の記者役で、人気を得た。
眼鏡にチョビひげ、ちょっと粋がった善人という役どころで愛され、インスタントラーメンのCMにも長年出演した。「渡る世間~」のほか92年のNHK「おんなは度胸」など、脚本家の橋田寿賀子さんの作品にも欠かせない一人だった。《朝日新聞》
【この日の民主党】
小沢代表ら、本厚木駅前で民主党への支持を訴える
小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の3人は20日午後、衆議院神奈川県第16区補欠選挙が行われている、神奈川県厚木市内の本厚木駅前で街頭演説会を開催。民主党の主張を熱心に聞き入る1500人以上の聴衆を前に、国民に政治を取り戻すために政権交代の必要性を訴え、民主党へのよりいっそうの支援、支持を呼びかけた。
はじめに壇上に上がった鳩山幹事長は、「自民党は変わった、変わったと自ら言うが、中身はまったく変わっていない。政治は生活という当たり前のことができない」と指摘。その理由として、官僚任せの政治の在り方を問題視し、「官から民へと言うが官僚がそんなことをやるわけがない。天下り政治では国民の声が聞こえなくなる」と訴えた。天下りが繰り返される、国民不在の自民党政権と官僚との癒着政治にNO!を突きつけ、政治を国民に取り戻すため、民主党への支持を求めた。
続いて、菅代表代行がマイクを握り、「この小泉政権の5年間で生活が良くなったでしょうか?私たちのところへは、多くの弱い方たちの悲鳴の声が届いている」と語り、格差が拡大していることがその背景にあるとの見方を示した。
先の予算委員会質疑でもそれを指摘し、質したのに対して安倍首相は、「経済学者が格差が広がっていないから平気だ」と答弁したことを菅代行は取り上げ、「経済学者の声よりも、皆さんの声を聞くべきだ」として、安倍首相の不誠実な答弁を批判。弱者の声を聞かない自民党政権に代わり、民主党が政権を獲得するために、さらなる支援を寄せてほしいと聴衆に訴えた。
最後の挨拶に立った小沢代表は、「民主主義の原点は話を聞くことだ、国民の皆さんと一言でも二言でも会話を交わさないと、国民が何を考えているのか、何を望んでいるのか分かるわけはない」と、自ら足を運び、一人ひとりの声を聞くことの大切さを強調した。
その上で、すべてを役所に丸投げしている現在の自民党政権では、誰が首相になろうとその実態は変わらないと指摘。役所がウンと言わない限り、国民のための政策は何一つ実行されない現実を明らかにした。「ではどうすればいいのか?」と聴取に疑問を投げかけた小沢代表は、「政府が国民のために何もやろうとしていないと判断したら、皆さんの力で政権を変えればいい。それが民主主義だ」と強調した。皆さんの期待に応え、民主党が政権を取り、国民のための政治を行うことができるよう力を貸してほしいと訴えると、「頑張れ」との声援と期待を込めた大きな拍手が巻き起こった。
なお、駅前での街頭演説会に先立ち、小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長は、民主党のテレビCMで、小沢代表と共演している柴犬のモモと対面。その後、商店街を3人で自転車に乗り、買い物客や道行く人達に、民主党への支持を訴えた。
街頭演説会には、民主党神奈川県連代表の浅尾慶一郎参議院議員、県連代表代行の千葉景子参議院議員ら、多くの衆参国会議員も駆けつけた。《民主党ニュース》