平成7222日目

2008/10/16

この日のできごと(何の日)

【この日の麻生総理】

新しい経済対策に関する政府・与党会議

平成20年10月16日、麻生総理は総理大臣官邸で、閣僚と与党幹部の出席による新しい経済対策に関する政府・与党会議を開催し、「安心実現のための緊急総合対策」以後の新たな事態に対応するために、新しい経済対策「生活対策」を早急に策定するよう指示しました。総理の指示したこの新しい経済対策では、生活者、金融対策と中小企業零細企業等企業活力向上、地方の3つを重点分野とし、その財源は、赤字国債に極力依存しないこととしています。

麻生総理は、冒頭の挨拶で「今の金融危機等々が我々庶民の生活に与えてくる影響をどう予防するか、どう対策するかを真剣に考えねばならないと思っております。私が考えた骨子では、特に生活者を一番に置くということであります。27日の週に政府与党でとりまとめを行いたいと思っております。対策の財源は赤字国債に極力依存しないこと、また、持続可能な社会保障の構築、その安定財源確保に向けました中期のプログラムを早急に策定すること、この中には基礎年金国庫負担2分の1に引き上げるための前提となります税制の改革の姿も含めるということであります。ぜひこれらの点を踏まえて、全閣僚、全与党の、特に政策を担当している方々で早急にまとめ、緊急経済情勢に対応すべく緊急経済対策をまとめていただきたい。」と述べました。

参院本会議

平成20年10月16日、麻生総理は参議院本会議に出席しました。会議では、麻生内閣が提出した平成20年度補正予算3件の採決が行われ、賛成多数で可決し、成立しました。《首相官邸》

追加経済対策を指示

2008年度補正予算の成立を受け、麻生太郎首相は16日夜、官邸で政府与党会議を開き、追加経済対策の取りまとめを正式に指示した。(1)生活者(2)金融・中小企業(3)地方–の3分野に重点を置き、住宅などの政策減税、金融機関に資本注入する金融機能強化法の復活を柱に据え、8月の総合経済対策で打ち出した所得税などの定額減税の規模も詰める。《共同通信》

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【元小結・板井圭介氏】横綱北の湖と八百長をしたと証言

日本相撲協会の北の湖・元理事長(元横綱)が、大相撲の八百長に本人が関与したとする週刊現代の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の講談社などに損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が16日、東京地裁であった。元小結の板井圭介氏が講談社側の証人として出廷し、84年名古屋場所で当時の横綱北の湖と対戦した際に八百長をしたと証言した。

板井氏は「自分から持ちかけた。当時の横綱土俵入りの太刀持ちや露払いをしていた(北の湖とは)別の部屋の力士を通じて、相場は70万~80万円だったが、50万円でいいと言った」と述べた。《朝日新聞》

【WBCバンタム級タイトル戦】長谷川穂積選手、7度目の防衛成功

世界ボクシング評議会(WBC)ダブルタイトルマッチ各12回戦は16日、東京・国立代々木競技場で行われ、バンタム級チャンピオンの長谷川穂積(真正)が同級2位のアレハンドロ・バルデス(メキシコ)を2回2分41秒、TKOで退けて7度目の防衛に成功した。長谷川は連打でダウンを奪い、さらに畳み掛けて圧倒した。《共同通信》

【WBCフェザー級タイトル戦】粟生隆寛選手、戴冠ならず

史上初の高校6冠ボクサーで、同級9位の粟生隆寛(24=帝拳)が世界王座奪取に失敗した。同級王者オスカー・ラリオス(31=メキシコ)と対戦。初回から強打の2階級制覇王者を積極的に攻め立てた。4回には右フックでダウンを奪取。5回にも左ストレートでふらつかせた。だが、ピンチを脱した王者に中盤から反撃を許し、1-2の判定負けを喫した。

高校1年の00年10月からの連勝も74でストップ。粟生は「ダウンを取った後に見過ぎた。もう1歩の踏み込み、勇気が足りなかった」と唇をかみしめた。《日刊スポーツ》

【この日の民主党】

[参院予算委]消された年金、消えた年金問題追及 蓮舫議員

蓮舫ネクスト厚生労働副大臣は16日午後、締めくくり質疑が行われた参院予算委員会で質問に立ち、消された年金、消えた年金の問題を追及、政府に調査対象を広げて実態把握するよう求めた。

蓮舫議員は、冒頭、消えた年金、消された年金問題の解決時期、自分の内閣で解決する自信があるかどうかを麻生首相に質した。首相は、「今の段階で1年以内という自信はない。手間と暇をかける」と答えた。

次に、蓮舫議員は、報酬標準月額の金額だけでなく、期間、資格喪失日の改ざんについて、改ざんされた場合、無年金者になってしまう被害者がいるとして、現在厚生労働省で行っている調査、年金受給者2万人の訪問調査だけでなく、調査対象を広げ、総数を明らかによう求めた。舛添厚生労働大臣、麻生首相も、調査するとはしたが、優先順位は変えないとした。

また、オンライン化以前の記録で改ざんされた記録はどの程度かと質した。鳩山総務大臣は、改ざんされた記録66件のうち、50件と答え、また、加入期間の改ざんは24件と答えた。

蓮舫議員は、舛添大臣が、オンライン以前には改ざんはないと10月3日の会見で発言したことを追及。舛添大臣は、「表現がまずかった。撤回する」と答えた。

消えた年金、誰のものか分からない年金記録に関して、確認はがき送付業務について、住所が都道府県だけのものがあることを指摘、特別便も届いていない可能性があるとして、戻ってきたはがきの総数を質した。社会保険庁長官は「こうしたケースがあることを昨日知った。把握していない」と答えた。

蓮舫議員は、舛添大臣に調査するよう求めた。大臣は、「調査する」と答えた。《民主党ニュース》



10月16日 その日のできごと(何の日)