平成7577日目
2009/10/06
【この日の鳩山総理】
日本・シンガポール首脳会談
平成21年10月6日、鳩山総理は総理大臣官邸で、シンガポール共和国のリー・シェンロン首相と首脳会談を行いました。
会談の冒頭、鳩山総理は、シンガポールがリー首相の指導の下発展していることに敬意を表しつつ、ASEANの知的リーダー、金融センターであるシンガポールとの良好な関係を強化したい旨を述べました。これに対しリー首相は、様々な外交案件で多忙中、総理就任早々にお会いして頂き感謝する旨を述べました。
また、現在、開設準備中のジャパン・クリエイティブ・センター(注:シンガポールにおける日本の広報文化発信拠点)について、鳩山総理は、リー首相のイニシアティブによりシンガポールの協力を頂き、そのような施設が設置されることになり感謝したい旨を述べました。これに対しリー首相は、APECメンバー等に日本の経済のみならず、伝統文化・政治面での魅力を発信する良い拠点となり得ると述べました。会談ではこの他、APEC、G20、気候変動問題や東アジア共同体構想について意見交換を行いました。《首相官邸》
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【パ・リーグ】日本ハム、2年ぶり5度目の優勝
プロ野球パ・リーグは6日、北海道日本ハムファイターズが2年ぶり5度目(前身の東映時代の1度を含む)の優勝を果たした。日本ハムは優勝へのマジックを「1」としていたが、マジック対象の2位楽天がロッテに敗れ、日本ハムも札幌ドームで西武に延長12回サヨナラ勝ちした。
梨田監督は就任2年目での栄冠で、近鉄の指揮を執った01年に続いてのリーグ制覇となった。日本ハムは06、07年の連覇に続き、4シーズンで3度目の優勝となる。《朝日新聞》
【WBAフライ級タイトル戦】亀田大毅選手、王座獲得ならず
世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチは6日、大阪市中央体育館で行われ、挑戦者で同級11位の亀田大毅(亀田)がチャンピオンのデンカオセーン・カオウィチット(タイ)に0−2の判定負けで王座獲得に失敗した。ジャッジの1人は引き分けだった。
デンカオセーンは2度目の防衛に成功。亀田大は王者のボディーへの攻めに苦しんだ。左フックは出したが、テクニックにかわされた。
亀田大は2007年10月に世界ボクシング評議会(WBC)同級王者の内藤大助(宮田)に悪質な反則を繰り返した末に、大差で判定負けして以来、2度目の世界挑戦だった。《共同通信》
【参院民主党】「小沢―輿石ライン」を強化
参院民主党は6日、神奈川県箱根町で研修会を開き、来夏の参院選での単独過半数の獲得をめざして結束を確認した。同日発表した参院の役員人事では、幹事長に輿石東参院議員会長の側近である高嶋良充氏(68)、国会対策委員長には平田健二前幹事長(65)を起用した。小沢一郎幹事長と輿石氏が国会運営を主導する「小沢―輿石ライン」を強化した格好だ。
輿石氏は研修会で「我が会派の国会対応が今後の政権の行く末を決めると言っても言い過ぎではない」と指摘。「9カ月後の参院選は政権交代から安定政権へのゴール。単独過半数以上をめざし、今の議席にプラス10を目標に戦わないといけない」と強調した。
【各省政策会議】始動
鳩山政権の目玉である「内閣一元化」の政策決定が動き始めた。農水省は各省と与党議員の意見交換の場として新設した「各省政策会議」の初会合を6日午前、国会内で開いた。自民党政権時代の「政務調査会」の各部会に代わる仕組みで、今後、各省が順次、開催する。ただ連立を組む社民、国民新両党には「十分に意見を反映できない」との不満もくすぶっている。
各省政策会議は与党の意見を政策に反映するための機関で、各省の副大臣が主催する。与党の全議員が出席でき、政府から政策の説明を受ける。政府側は議員の意見を聞いて、閣僚に報告、政策立案に役立てる。
農水省の初会合には赤松広隆農相、山田正彦、郡司彰両副大臣に加え、与党議員約60人が出席。農水省課長らも同席した。農相は「一元的な政策運営のために、政府・与党一体となって実行していきたい」と強調。農産物などの販売価格が生産費を下回った場合に差額を補てんする戸別所得補償制度などについて意見交換した。今年度補正予算の一部事業の執行停止には異論が出なかった。《日経新聞》
【鳩山内閣】行政刷新会議メンバー発表
鳩山内閣は6日、税金の無駄遣い排除を進める行政刷新会議のメンバー11人を決めた。「民間議員」として稲盛和夫京セラ名誉会長、茂木友三郎キッコーマン会長、前鳥取県知事の片山善博慶応大教授、草野忠義元連合事務局長の4人を新たに起用。民間議員は政策シンクタンク「構想日本」の加藤秀樹代表と合わせ計5人となる。
政治家は議長を務める鳩山由紀夫首相、副議長の仙谷由人行政刷担当相のほか菅直人副総理兼国家戦略担当相、藤井裕久財務相、平野博文官房長官、原口一博総務相が加わる。《共同通信》
【京セラ・稲盛和夫名誉会長】予算「複数年で考えるのが当然」
京セラの稲盛和夫名誉会長(77)は6日、日本経済新聞記者らと京都市内で懇談し、民主党政権に対する期待を語った。発言の詳細は次の通り。
「予算編成のあり方について、民間企業からすると単年度予算は理解できない。複数年で考えるのが当然だ。国ならば良いというわけではなく、変えるべきだろう」
「財源問題では、自民党政権では国債発行で財源を生み出していただけに、民主党が苦労するのはやむを得ない。国民が良い生活をするには若干の国債発行があってもいいのではないか」
「十数年来、政権交代が可能な国づくりが必要だと主張してきた。日本を良くするにはいいかげんな政治をすれば下野するという緊張感が必要だ。民主党を支援してきたのはたまたま民主党がその候補だったからだ」
「政権与党となった民主党には公平、公正な政治を望む。若い政治家も多く、それができるのではないかと期待している。ただ、民主党がよい政治をできなければ自民党に取って代わられるのが当然だ」
「民主党では小沢一郎幹事長と親しくしているが、知り合ったのは35年ほど前。経済界の若手経営者と自民党の若手議員との交流を通じてのことだった。鹿児島での私の母親の葬式にわざわざ駆けつけてくれ、律義な人だと思い、それから親しくなった。会うのは年に3、4回ほどだが、何でも話せる信頼関係を築いていると思う」
「民主党と経済界の関係がぎくしゃくしていると言われる。まさか政権をとるとは思っていなかったから、経済界が民主党と距離を置いてきた面もあるだろう。急に手のひらを返すわけにはいかないから、少しぎくしゃくするのは当たり前。お互い歩み寄り、いい関係になっていくだろう。ただ、私が橋渡し役をするつもりはない」
「企業献金について、今まで京セラがパーティー券を1枚、5枚と買ってきたが、今日からはできなくなった。今後は私が個人的に2、3枚買おうと考えている」《日経新聞》