平成9402日目
2014/10/05
この日のできごと(何の日)
【典子女王殿下、千家国麿さん】挙式
高円宮妃久子殿下の次女、典子女王殿下と出雲大社(島根県出雲市)の権宮司、千家国麿さん(41)の結婚式が5日午前11時すぎから出雲大社で執り行われ、同55分ごろに滞りなく終了した。式終了後、お二人が新婚生活を送る出雲市の市役所に代理の宮内庁職員らが婚姻届を提出し、26歳の典子さまは皇室を離れて千家典子さんとなられる。
午前7時半、ご宿泊先の出雲市内の旅館を高円宮邸の代わりとし、千家家の使者が典子さまを迎えに上がる「入第の儀」が行われた。典子さまはブルーグリーンのスーツ姿で、久子さま、姉の承子さま、妹の絢子さまに見送られ、車で大社に向かわれた。
典子さまは休憩所となった大社社務所に入り、髪を束ねて長く後ろに垂らす「おすべらかし」に結い、祖母の三笠宮妃百合子さまから借りた貞明皇后ゆかりの「袿」「袴」など平安朝の礼装に着替えられた。
午前11時ごろ、典子さまは、正装の衣冠姿となった千家さんの隣に並んで社務所を出て、斎主を務める千家さんの叔父、千家隆比古さん(66)の先導で参道をゆっくりと拝殿まで進まれた。参道には大社の氏子らが列を作って祝福した。
お二人は拝殿内で、夫婦のあるべき姿を説いた「神誡」を斎主から授かり、大社が祭る大国主大神の結婚式の伝承に従い、中央に据えられた「天之御柱」を交差するようにめぐられた。《産経新聞》
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【天皇、皇后両陛下】日本武道館開館50周年記念式典に出席
天皇、皇后両陛下は5日、東京都千代田区の日本武道館を訪れ、開館50周年の記念式典に出席された。式には約4800人が参加。続いて行われた「日本武道祭」では、柔道や剣道、空手などが日本を代表する演武者によって披露された。壇上の席から観覧した両陛下は、演武が終わるごとに拍手を送られた。
日本武道館は東京五輪開幕直前の1964年10月に開館し、五輪では柔道の競技会場になった。武道のほかにも、毎年8月15日に政府主催の全国戦没者追悼式が開催されたり、コンサートの会場として使われたりしている。66年にはビートルズが来日公演した。《共同通信》
【楽天オープンテニス】
男子テニスの錦織圭(24)=日清食品=が5日、東京・有明コロシアムで行われた楽天ジャパン・オープンのシングルスで2年ぶり2度目の優勝を果たし、前週のマレーシア・オープンと合わせて自身初となる2週連続のツアー大会制覇を成し遂げた。ツアー優勝は今季4度目で通算7度目。《共同通信》
【プロ野球・5日】
日1―0楽
日本ハムが競り勝ち、3年ぶりとなる楽天戦の勝ち越しを決めた。六回に陽岱鋼の適時打で貴重な1点を挙げた。先発の大谷は2回無失点。3番手の新人、白村がプロ初勝利。楽天は松井裕を援護できずに6連敗で、最下位に転落した。《共同通信》
日本ハム・稲葉篤紀内野手、引退セレモニー
プロ野球日本ハムの稲葉篤紀内野手(42)が5日、楽天戦で引退試合に臨み、20年間の現役生活に区切りをつけた。試合後のセレモニーでは「悔いなき最高の20年間、ありがとうございました」とあいさつした後は、ファンのジャンプを打席から見守った。
練習には両親や親戚が駆け付けた。稲葉選手は「グラウンドでおやじと話したのは初めてじゃないかな。最後に姿を見せられて、少しは親孝行できた」と笑顔で話した。
試合直前のシートノックでは全野手が背番号41のユニホームを着用した。雨天中止となった8月19日の楽天戦(旭川)の代替開催だったが、チケットは2週間以上前に完売した。《共同通信》
大谷翔平投手、公式戦最速タイ162キロ
日本ハムの大谷翔平投手(20)が5日、札幌ドームで行われた楽天最終戦に先発し、2008年にクルーン(巨人)が出した公式戦最速に並ぶ162キロを計測した。
最速タイを計4球記録し、一回の1番銀次の2球目と2番榎本の3、4球目、二回の8番藤田の4球目で投げた。結果はそれぞれ二ゴロ、ファウル、二塁内野安打、ファウルだった。この日は2回2安打無失点で交代した。
大谷は8月3日のソフトバンク戦で、由規(ヤクルト)が10年に出した公式戦の日本選手最速に並ぶ161キロを投げた。7月19日のマツダオールスターゲーム第2戦では球宴記録更新の162キロを出していた。《共同通信》
【F1・日本GP】決勝
自動車のF1シリーズ第15戦、日本グランプリ(GP)は5日、三重県鈴鹿サーキットで決勝が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季8勝目、通算30勝目を挙げて総合トップを守った。2年ぶりの日本GPとなったケータハム・ルノーの小林可夢偉は19位だった。
ポールポジション(PP)から発進したメルセデスのニコ・ロズベルク(ドイツ)が2位、レッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が3位に入った。
レースは雨による中断があり、終盤に起こった事故のために53周の予定が44周で打ち切りとなった。
◇
自動車レースF1の今季第15戦、日本グランプリ(GP)決勝で、ジュール・ビアンキ(フランス、マルシャ・フェラーリ)が事故に遭い、意識不明の重体となった。ビアンキは5日のレース中、雨に濡れた路面でスリップ。事故を起こした別のドライバーの車を撤去しようとしていた作業車に衝突し、頭部に重傷を負った。
台風18号の影響を避けるため、スタート時刻の繰り上げも検討されたが、レースは当初から予定されていた午後3時にスタートした。ビアンキと同じ場所でクラッシュしたアードリアン・スーティル(ドイツ、ザウバー・フェラーリ)は「路面が濡れていくのは明らかで、スタート時刻を繰り上げるのは簡単だったはず」とコメント。
一方、優勝したルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は、路面の状態について「個人的にはそれほど悪くはなかった」と述べた。《ロイター》
【この日の安倍総理】
ロボット活用などを強調
安倍晋三首相は5日、京都市で開かれた科学技術関連の国際会議に出席し、ロボットをはじめとした先端技術を活用して高齢化対策や生産性向上などに取り組む意向を強調した。「イノベーション(技術革新)は私の政策の核心だ。イノベーションで課題を解決に導き(日本を)世界のフロントランナーにしたい」と述べた。
介護や農業、サービス産業の効率化にロボットを使うべきだと主張した。
水素で走る次世代エコカー「燃料電池車」の普及促進に向け、規制緩和を進めていると説明。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った網膜再生治療に触れ「iPS細胞技術はいよいよ実用の段階に入った」と語った。《共同通信》
仏・ファビウス外相と会談
安倍晋三首相は5日、フランスのファビウス外相と京都市で会談し、アルジェリアで活動するイスラム過激派「イスラム国」の分派がフランス人男性の殺害映像を公開したことを受けて哀悼の意を表した上で「今後とも国際社会と協力してテロと戦っていく」と伝えた。ファビウス氏は謝意を示した。
両氏は安全保障分野や経済関係での2国間の連携を確認した。パリで来年開催される気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に向けた協力強化でも一致した。
首相とファビウス氏は科学技術に関する国際会議に出席するため京都市を訪れた。
ファビウス氏は夜、東京都内で岸田文雄外相と会談した。《共同通信》
【金沢市長選】山野之義氏が再選
前市長の辞職に伴う金沢市長選は5日投開票され、前市長山野之義氏(52)が、いずれも無所属の元県議下沢佳充氏(53)=自民、公明推薦、元県議石坂修一氏(61)=民主、社民推薦、元市議升きよみ氏(71)=共産推薦=の3新人を破り再選した。投票率は47・03%。
公選法の規定により、再選した山野氏の任期は辞職前と同じ12月9日となるため、年内に再び選挙が実施される。当選を決めた山野氏は、選挙事務所で支援者に「次の選挙は2カ月後に迫っているが、市長としての取り組みを一人でも多くの人に理解いただきたい」と述べ、3選出馬への意欲を示した。《共同通信》