平成9401日目

2014/10/04

この日のできごと(何の日)

【大相撲・琴欧洲親方】引退相撲

大相撲で欧州出身初の大関となり、ことし3月に引退した琴欧洲親方が4日、東京・両国国技館で断髪式に臨んだ。現役時代にしのぎを削った白鵬や稀勢の里、同じ部屋の琴奨菊ら約350人がまげにはさみを入れた。

最後は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴乃若)が大銀杏(おおいちょう)を切り落とした。満員御礼の館内から温かい声援を浴び、琴欧州親方は「みなさんのおかげで12年間相撲を取ることができました」と声を詰まらせながら土俵上で感謝の言葉を述べた。

引退後は佐渡ケ嶽部屋付きの親方として後進の指導に当たっている。整髪後、母国ブルガリアから来日した両親らに囲まれてリラックスした表情を見せ、「自分を超える弟子を育てたい」と抱負を語った。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【御嶽山噴火災害】死者51人に

御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火から1週間となった­4日、自衛隊や警察、消防の捜索隊は山頂一帯の捜索を再開し、新たに心肺停止状態の4­人を発見した。長野県警は全員の死亡を確認、うち3人の身元を発表した。噴火による死­者は計51人になった。《朝日新聞》

【熊本県警】赤ちゃんポストに乳児を遺棄、31歳母親逮捕

熊本南署は4日、熊本市西区の慈恵病院に設置されている「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に乳児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で熊本県山鹿市中、母親の無職A子容疑者(31)を逮捕した。

「数日前に自宅で男児を産んだが死亡した。かわいそうで自分の車で運んだ」と供述し、容疑を認めているという。署によると男児がシートにくるまれ、あおむけで置かれているのを女性看護師が見つけ、病院が署に通報した。

車の目撃情報などからA子容疑者を事情聴取し逮捕した。A子容疑者は両親、小学生の息子と四人暮らし。両親は妊娠も出産も知らなかったという。 慈恵病院は4日、記者会見を開き、蓮田太二(はすだたいじ)理事長は「なぜ生きている時に預けてくれなかったのか」と話した。病院側は、命を救う扉を開けておきたいとして今後も運用を続ける考えだ。《東京新聞》

【石川県金沢市】浅野川でアユが大量死

4日午前10時ごろ、金沢市京町の浅野川で、大量のアユが死んでいるのを金沢漁協関係者が見つけた。同漁協によると、死骸は約3千匹で、現時点で原因は分かっていない。産卵期を控え、関係者は突然の異変にショックを隠せないでいる。《北國新聞》

【英・キャメロン首相】イスラム国打倒に全力

過激派「イスラム国」が人質としていた英国人アラン・ヘニング氏(47)を殺害したとする映像を公開したことについて、キャメロン英首相は4日、映像が本物であることを認めた上で「ヘニング氏の殺害は許される行為ではない」と非難し「犯人逮捕にあらゆる手段を使い、イスラム国打倒に全力を挙げる」と語った。英BBC放送のインタビューに答えた。

キャメロン氏はまた、過激思想を広める組織や個人の取り締まりを強化する考えを示した。

ヘニング氏について、キャメロン氏は「優しさに満ちた人物で、英国中がその死を悼んでいる」と述べた。《共同通信》

【香港】香港大准教授、デモ隊の政府包囲の緩和を提案

香港の学生らが続けるデモの提唱者である香港大准教授は4日夜、警察による強制排除を避けるため、デモ隊による政府本部庁舎の包囲を一部緩和し、週明けの6日から政府職員の出勤を認めるよう学生らに提案した。香港島中心部のアドミラリティ(金鐘)にある政府本部庁舎前で開かれた集会で述べた。

親中派の梁振英行政長官は4日、週明けに約3千人の職員が出勤できないようであれば、強行措置を取ることを示唆していた。だが、准教授の提案に、学生らからは「要求に応えていないのに、政府への圧力を緩めるべきでない」と反発する声も上がり、意見が分かれた。《共同通信》

【ウクライナ】親ロ派、11月に独自選挙

ウクライナ東部の親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」は、11月2日にトップを選ぶ独自選挙の実施を決め、共和国の「首相」ザハルチェンコ氏が4日、中央選管に立候補を届け出た。

ウクライナ議会は東部2州の特定地域に3年間限定で大幅な自治権を与える「特別の地位」を認め、12月7日に全国で実施する地方選に合わせて2州でも地方選を行うよう提案していた。だが親ロ派はこれを無視する形で独自選挙を強行する方針で、選挙後に分離・独立の動きが強まる可能性がある。

独自選挙では共和国議会選も同時に行われる。別の親ロ派組織「ルガンスク人民共和国」も11月2日に同様の独自選挙を予定している。

ザハルチェンコ氏は公約として「ウクライナ政府軍からの完全な解放」を掲げた。《共同通信》



10月4日 その日のできごと(何の日)