平成6103日目

2005/09/23

【谷垣禎一財務相】米・スノー財務長官と会談

先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)出席のためワシントンを訪問中の谷垣禎一財務相は23日午前(日本時間同日夜)、スノー米財務長官と会談した。財務相は定率減税全廃に続き、来年以降「消費税など全体の税体系をどう見直すかという課題がある」と述べ、税財政の抜本改革に強い決意を示した。

これに対しスノー長官は「先の総選挙での与党圧勝は日本国民の改革を求める強いシグナルだ」と指摘、日本の構造改革進展に強い期待感を示した。

中国の人民元については7月の改革を歓迎するとの認識で一致したが、財務相は「今のところ保守的な運用にとどまっている」などとして、一段の柔軟性を求める立場を示した。

中国当局が同日決定したドル以外の通貨に対する人民元の変動幅拡大措置については議論しなかったが、会談終了後、日米ともに「技術的な話だ」と位置付け、全体の制度運用には重大な影響がないとの認識を示した。

一方、財務相は「財政改革が中心的な課題となる」と表明。具体的には「社会保障や医療制度改革を進めていく」と米側に伝えた。

財務相は日本経済について「内需主導の堅実な歩みが見られる。不良債権問題など構造改革を通じて経済の足腰が強くなった」と説明した。米側はハリケーン被害の米経済への影響について「一時的にとどまる」との見方を示した。

原油価格の高騰について財務相は「世界経済の先行きにとって主たるリスク要因」と指摘。消費国側の石油精製能力の改善に向けた投資促進について議論した。《共同通信》




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【大相撲秋場所13日目】横綱朝青龍、4年連続4度目の年間最多勝決定

大相撲秋場所13日目(23日・両国国技館)6連覇に望みをつなぎたい横綱朝青龍が全勝の関脇琴欧洲を首ひねりで下した。琴欧洲は12勝1敗、朝青龍は11勝2敗。この結果、14日目で琴欧洲が勝ち、朝青龍が敗れると琴欧洲の初優勝が決まる。

朝青龍はこの日の白星で今年68勝となり、早々と4年連続の年間最多勝を決めた。《共同通信》

【民主党・前原誠司代表】代表就任後初の京都入り

民主党の前原誠司代表は23日、代表就任後初めて地元・京都入りした。市内のホテルで開かれた支援者の集会で「党内はいろんな意見があるが、最後は期限を切ってまとめないといけない。特に郵政はすぐに始まる問題だ。多数決も辞さずだ」と述べ、対案づくりをはじめとして政策面で党内の一本化を図っていく方針を強調した。

同時に前原氏は「『小泉流』はまったく採るつもりはない」と小泉純一郎首相の政治手法を批判した。《共同通信》



9月23日 その日のできごと(何の日)