平成8655日目

2012/09/18

【この日の野田総理】

日本遺族会創立65周年記念式典

平成24年9月18日、野田総理は、天皇皇后両陛下御臨席の下、東京都内で開催された日本遺族会創立65周年記念式典に参列しました。

野田総理は、黙とうを捧げたのち、祝辞の中で次のように述べました。

「今日の我が国の平和と繁栄は、先の大戦によって命を落とされた方々の尊い犠牲の上に築かれています。どれだけ時が流れようとも、祖国を思い、家族を案じつつ、戦禍の中で心ならずも命を落とされた方々への想いは、決して消え去ることはありません。この機会に、改めて、すべての戦没者のご冥福をお祈りするとともに、最愛の肉親を失った悲しみに耐え、苦難を乗り越えてこられたご遺族の皆様に、深い敬意を表します。
政府といたしましては、戦没者の思いに応えていくべく、不戦の誓いを維持し、世界恒久平和の実現に努めてまいります。あわせて、硫黄島など激戦の地で今も大地に眠るご遺骨の収容に責任を持って取り組み、ご遺族の福祉の増進にも力を尽くしてまいります。」《首相官邸》




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【日本列島】大雨と記録的猛暑

日本列島は18日、暖かく湿った空気の流入により大気の状態が不安定で、東海や近畿を中心に大雨となった。一方、北日本の日本海側を中心に気温がぐんぐん上昇、78地点で9月として観測史上最高(過去タイ含む)を記録した。

気象庁は、大雨は関東から近畿で19日にかけ続く恐れがあり、特に近畿と東海で土砂災害の危険度が高いとみている。竜巻などの突風にも警戒が必要だ。

18日は岐阜県揖斐川町で1時間に78・5ミリ、滋賀県米原市で同52・0ミリ(9月観測史上最多)の非常に激しい雨を観測。東海道新幹線は岐阜羽島―米原間で大雨のため一時運転を見合わせた。《共同通信》

【中国】100都市で反日デモ

日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に抗議する中国の反日デモは、満州事変の発端となった1931年の柳条湖事件から81年の18日、厳重な警備の中、北京の日本大使館前や上海の日本総領事館近くなど少なくとも100都市で行われた。北京と上海のデモは11日の国有化以降、8日連続。

北京では約5千人、上海では約1万人、遼寧省瀋陽では計約4500人がデモに参加、大規模化した。東シナ海での休漁期間を終えた浙江省や福建省などの漁船計千隻が尖閣付近の海域に向かったと中国メディアは報じており、日中関係は緊迫の度を深めた。《共同通信》

【立川6億円強奪事件】実行犯に懲役18年

東京都立川市の警備会社から約6億円が強奪された事件で、実行役とされ強盗傷害罪などに問われた無職、A被告(42)の裁判員裁判の判決公判で東京地裁立川支部は18日、懲役18年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。

判決理由で深見玲子裁判長は「実行犯としてわが国の犯罪史上最高額の現金強奪を行い、警備員に全治2カ月のけがを負わせた責任は重い」と指摘。被害額約6億円のうち、約3千万円がA被告に渡ったと認定した。

判決によると、A被告は、清掃業、B被告(43)=強盗傷害罪などで懲役20年の一審判決、控訴中=らと共謀。昨年5月12日未明、日月警備保障立川営業所に侵入し、男性警備員を包丁で刺すなどして重傷を負わせ、金庫室から現金約6億円を奪った。《共同通信》

【国民の生活が第一・小沢一郎代表】新エネルギー戦略を批判

新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は18日の記者会見で、2030年代に原発稼働ゼロを目指す政府の新エネルギー戦略を批判した。「目先の国民感情に気を配ったのだろうが、建設予定の原発をどうするのかなど、筋道の通らない点が多々見受けられる」と述べた。

沖縄県・尖閣諸島の国有化に抗議する中国の反日デモに関し「合意形成が難しいことは事実だが、日中両国が客観的に歴史的事実を検証して解決すべきだ」と強調した。

橋下徹大阪市長が率いる「日本維新の会」について「今の社会を変えなくてはならないという政治姿勢は私と変わらない」と述べ、あらためて連携に期待感を示した。《共同通信》

【自民党】中国への対応をめぐり協議

自民党は18日午後、党本部で政調全体会議を開き、沖縄県・尖閣諸島の国有化で激化する中国での反日デモや中国への対応をめぐり協議した。野田政権は毅然とした対応を取るべきだとの認識で一致し、大島理森副総裁が藤村修官房長官と官邸で会い、日系企業の保護と領土と主権の保全に万全を期すよう求める申し入れ書を手渡した。

谷垣禎一総裁に加え、総裁選に立候補した5人も参加。5候補は広島県と香川県で予定していた街頭演説を取りやめて出席し、外交や危機管理への積極姿勢をアピールした。《共同通信》



9月18日 その日のできごと(何の日)