平成8285日目
2011/09/14
【この日の野田総理】
「3党合意を履行」
野田佳彦首相の所信表明演説に対する各党代表質問が14日午後、衆院本会議で始まった。首相は自民党の谷垣禎一総裁への答弁で、子ども手当見直しなどに関する民主、自民、公明3党の合意について「誠実に履行していく」と述べた。谷垣氏は東日本大震災復興では協力する姿勢を示した上で、その前提として民主党マニフェスト(政権公約)の全面撤回を要求した。
谷垣氏は、東京電力福島第1原発事故に絡んだ不適切な言動で鉢呂吉雄前経済産業相が辞任した問題では「不完全な組閣の結果だ」と、首相の任命責任を追及した。《共同通信》
ダボス会議にメッセージ
野田佳彦首相は14日、各国各界のリーダーが集まる夏季ダボス会議(中国・大連)の開会に合わせてビデオメッセージを寄せた。首相は東日本大震災での支援に謝意を述べるとともに、「被災地を復旧させ、日本をこれまで以上に素晴らしい国としていきたいと思います」と、意気込みを語った。
会議の関連イベント「ジャパンナイト」で流れた。首相は「津波にさらわれた被災地のインフラや経済は、この半年の間に確実に立ち直った」と強調。本格復興に向けて、各国の協力を呼びかけた。《朝日新聞》
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【 NASA】新型ロケット開発計画を発表
米航空宇宙局(NASA)は14日、スペースシャトルの後継となる新型ロケットの開発計画を発表した。翼を持ち再利用可能なシャトルと異なり、アポロ宇宙船を月に運んだロケットと同様の使い捨て型で、暫定的に「宇宙発射システム」(SLS)と名付けられた。地球に近い小惑星や火星を目指し、2017年に無人の試験飛行を目指すとしている。
NASAによると、ロケットの主エンジンは液体水素と液体酸素を燃料として利用。補助エンジンとして現時点では固体燃料ロケットの利用を考えているが、将来変更される可能性もある。《共同通信》
【クイズ!ヘキサゴン2】打ち切りへ
タレントの島田紳助さん(55)の芸能界引退を受け、紳助さんが司会を務めていたフジテレビ系のバラエティー番組「クイズ!ヘキサゴン2」(水曜夜)が今月28日のスペシャルを最後に打ち切りとなることが、14日分かった。島田さんが司会していたレギュラー番組で、打ち切りが決まったのはTBS系の「紳助社長のプロデュース大作戦!」に続いて2本目。《共同通信》
【福島県警】大震災の殉職警察官らを追悼
東日本大震災で住民の避難誘導中に津波に遭い、死亡したり行方不明になったりした福島県警の警察官5人の警察葬が14日、福島市であった。松本光弘・県警本部長は5人の人柄を振り返り、「崇高な警察魂や功績はいつまでも人々に語り継がれ、その心にとどめられることと信じます」と述べた。
警察葬では遺族ら約800人が参列。制帽と遺影に菊の花を供えた。5人には安藤隆春警察庁長官から「警察勲功章」が、松本県警本部長から「警察功績章」が授与された。
震災による殉職警察官は宮城県警が14人(うち行方不明2人)、岩手県警が11人(同2人)。両県警の警察葬も今月中に行われる。《朝日新聞》
【長妻昭元厚労相】古巣に“宣戦布告”
14日午前の民主党政策調査会厚生労働部門会議で、新たに座長に就任した長妻昭元厚労相が、同席した厚労省幹部に「1年前、やさしく私を支えていただいた役所のみなさん。もう一回お付き合いするとは思わなかった。よろしくお願いします」とあいさつした。厚労相時代に何かと同省官僚とのあつれきが話題になっただけに、“宣戦布告”ともとれる発言に幹部らは苦笑い。
野田政権で政調は事前了承する機関に権限を強化。部門会議で強硬な反対が出れば、厚労省の法案や政策が進展しなくなる可能性があり、長妻氏は「今後の国会で重要法案がめじろ押し」とけん制した。《共同通信》