平成8280日目

2011/09/09

【この日の野田総理】

和歌山県下、三重県下、奈良県下視察

平成23年9月9日、野田総理は台風12号による被害状況を把握し、地元自治体や関係者と意見交換するため、和歌山県、奈良県、三重県内の被災地を訪問しました。

自衛隊機で和歌山県の南紀白浜空港に到着した野田総理は、自衛隊のヘリコプターで田辺市周辺の被災状況を上空から視察した後、和歌山県の那智勝浦町役場で和歌山県の仁坂吉伸知事、那智勝浦町の寺本真一町長や新宮市の田岡実千年市長らと意見交換を行いました。

続いて、三重県の紀宝町役場で、三重県の鈴木英敬知事、紀宝町の西田健町長らと意見交換を行った後、紀宝町大里地区の被災現場を視察しました。さらに、自衛隊のヘリコプターで那智川流域、熊野川流域、奈良県十津川村、和歌山県田辺市龍神地区、奈良県五條市周辺の被災状況を上空から視察しました。

その後、奈良県の五條市役所で、奈良県の荒井正吾知事、五條市の太田好紀市長らと意見交換を行いました。《首相官邸》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【紀伊半島豪雨】土砂ダム決壊の危険、218世帯に避難指示

台風12号による紀伊半島豪雨で、土砂崩れによって川の流れをせき止められた土砂ダムが決壊し、鉄砲水が起きる可能性があるとして、奈良県五条市と十津川村、和歌山県田辺市は8日、下流の計218世帯、計403人に避難指示を出した。

国土交通省近畿地方整備局は「今後決壊し、重大な土砂災害が想定される」と指摘。下流域の住民や関係者に警戒を呼び掛けるとともに、水位観測ブイを投下して定期的な観測を続けている。

紀伊半島豪雨は被害の発生から9日で1週間を迎えるが、気象庁によると、紀伊半島は暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になる見通し。《共同通信》

【羽田空港】管制官が自身のHPに「フライトプラン」掲載

国土交通省は9日、羽田空港の管制レーダーの画面や航空機のフライトプラン(飛行計画)の画像を、同空港に勤務する男性管制官が自身のホームページに掲載していたと発表した。米大統領が専用機エアフォースワンで来日した際の飛行計画とみられるデータも含まれ、同省が詳しい調査を始めた。

国交省や航空関係者によると、50代の主任航空管制官が、管制塔内で同僚らが働いている様子や、本人とみられる写真を含む計12枚の画像を掲載した。フライトプランの画像はこのうち2枚で、記されていた機体の識別番号や飛行経路から、エアフォースワンの可能性があるという。

【鉢呂吉雄経済産業相】「死の町だった」

鉢呂吉雄経産相は9日の閣議後の記者会見で、前日に視察した福島県の東京電力福島第1原発などについて感想を述べ、「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない『死の町』だった」と語った。

「死の町」との表現に配慮を欠くとの批判も出そうだ。経産省がエネルギー行政を所管していることから「(放射性物質による)汚染は経産省のひとつの原点ととらえて、そこから出発するべきだと感じた」と強調。今後も除染対応に全力を傾ける意向を示した。

鉢呂氏は、野田佳彦首相とともに、原発から半径20キロの警戒区域内や除染の現場などを視察し、関係する市町村長らと意見交換した。《共同通信》

鉢呂吉雄経済産業相は9日、福島第1原子力発電所周辺を「死の町」と表現した自らの発言について「誤解を与える表現だったと真摯に反省する」と撤回した。第1原発視察後の8日夜に議員宿舎で報道陣の1人に袖をすりつけ「放射能をつけてやろうか」と冗談まじりに述べたことも明らかになった。野党側は批判を強めており、与党内にも進退問題が浮上するとの見方が出ている。

野田佳彦首相は「死の町」発言を巡り記者団に「不穏当な発言だ。謝罪して訂正してほしい」と語った。自民党の大島理森副総裁は「閣僚として失格」と批判。逢沢一郎国会対策委員長は「任命した首相の責任を問わざるを得ない」と述べた。

経産相は8日、首相と福島第1原発を視察。9日の閣議後の記者会見で「残念ながら周辺の町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形だった」と話した。

経産相は9日夜、袖をすりつけたことを「福島の現場の厳しい状況を見てきたことを分かち合いたかった」と釈明した。《日経新聞》



9月9日 その日のできごと(何の日)