平成8270日目

2011/08/30

【民主党・野田佳彦代表】第95代首相に選出

民主党の野田佳彦代表(54)は30日午後、衆参両院本会議での首相指名選挙を経て、菅直人首相の後継となる第95代、62人目の首相に選出された。野田氏は9月2日にも首相親任式を経て正式に就任し、新内閣を発足させる。菅内閣は30日午前の閣議で総辞職した。野田氏は同日昼、国会内で輿石東参院議員会長と会談し、幹事長就任を打診したが、輿石氏は固辞した。


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野田氏は30日の閣議後の記者会見で、党役員人事について「幹事長などの骨格を30日に決めたい」と表明した。岡田克也幹事長について野田氏は官房長官や財務相など要職での起用を検討している。定数480の衆院の首相指名選挙で野田氏は308票を獲得、過半数を制した。この後、参院でも決選投票で多数を得て、首相に指名された。《日経新聞》




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【菅内閣】総辞職

菅内閣は30日の閣議で総辞職し、発足から1年3カ月の政権運営に区切りをつけた。菅直人首相の在任期間は449日。首相はこの日の閣僚懇談会で全閣僚に「本当によくやっていただいた。(野田内閣の)認証式が終わるまでは我々が危機管理の責任を負うので、万全を期してほしい」と呼びかけた。

閣議では総辞職にあたっての首相談話を決定。談話では震災や原発事故対応を取り上げて「必ずしも十分な対応ができなかった点については大変申し訳なく思っている」と陳謝。その上で「歴史がどう評価するかは後世に委ねるが、私をはじめ閣僚全員は持てる力のすべてを挙げて誠心誠意取り組んできた」と訴えた。

閣議後の記者会見で枝野幸男官房長官は「私自身としては3年ぐらいやった印象がある。野田内閣では一兵卒の立場から最大限の仕事をしていきたい」と述べた。

野田佳彦財務相は副大臣時代を合わせた2年間を振り返り、「補正予算と本予算で6回の予算を組んだ。自分なりにメリハリをつけて財政規律を意識しながら、必要なところに予算措置をしてきた」。今後、首相としての取り組みには「注意深い財政運営が必要であり、一国経済主義に陥らないようしっかりかじ取りをしていく」と意気込みを語った。

与謝野馨経済財政相は6月に成案をまとめた消費増税と社会保障の一体改革について「成案ができたことは私としては達成感があり、また菅総理からチャンスをいただいたことに感謝している」。菅首相については「世間で言われている人間像とはおよそ違うものがある。政治家としての努力に私は深く感謝している」と強調した。

平野達男復興担当相は復旧・復興対策を振り返り、「復興の事業規模や財源の道筋について方向性を示せた。がれき処理や仮設住宅では自治体に本当によく対応していただき、一定のめどはついた」と述べた。《朝日新聞》

【東海テレビ】テロップ制作者「困らせる気なかった」

岩手県産米のプレゼント当選者を「怪しいお米 セシウムさん」などとする不謹慎なテロップを番組中で流した東海テレビ(名古屋市)は30日午前、検証番組を放送した。テロップ制作者はこの中で「思いついたことを文章に入れた。困らせてやろうという気持ちはなかった」と説明した。

検証番組は約1時間、「検証 ぴーかんテレビ不適切放送~なぜ私たちは間違いを犯したのか~」として放送。テロップ制作者は外部の制作会社に所属する50代の男性で、28日付で会社を懲戒解雇になったことを明らかにした。

4日の「ぴーかんテレビ」でこのテロップが23秒間も流れた理由について、番組プロデューサーは「番組進行の打ち合わせで放送中の画面から目を離していた」などと説明。テロップを見ていた関係者は複数いたが、オンエアと認識せず、放送を止めるのが遅れたとした。

問題が起きた原因について、番組では、スタッフ間のコミュニケーション不足、当事者意識の欠如、緊張感のなさ、放送人としてのプロ意識の希薄さなどを挙げた。《朝日新聞》



8月30日 その日のできごと(何の日)