平成6435日目

2006/08/21

【第88回夏の甲子園・決勝再試合】早実が初優勝

第88回全国高校野球選手権大会第16日の21日、決勝戦再試合で駒大苫小牧(南北海道)と早稲田実(西東京)が対戦、早稲田実が4―3で勝利し、27回目の出場で初優勝を果たした。

早稲田実は一回、ニ死一、三塁から船橋の適時打で先制し、ニ回にも川西の適時二塁打で1点を追加。六回、七回には、四死球で得た好機を生かして加点した。準々決勝から4連投の先発・斎藤は、140キロを超える速球と鋭い変化球で13三振を奪い、無四球で完投した。

駒大苫小牧は六回、三谷のソロ本塁打で1点を返した。九回には中沢の2点本塁打で1点差に迫った。主戦の田中は、先制を許した直後の一回ニ死一、二塁から登板し、後続を断った。その後も連打を許さず投げ続けたが、史上2校目の大会3連覇はならなかった。《朝日新聞》




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【麻生太郎外相】自民党総裁選出馬を表明

麻生太郎外相(65)は21日、所属する自民党旧河野派の臨時総会で、9月の総裁選に立候補することを正式に表明した。党本部で記者会見し「財政再建原理主義」はとらず持続的な経済成長を目指す方針や義務教育開始年齢の1〜2年前倒しを明記した政権構想を発表。

消費税率引き上げの時期や幅を明示することを「軽率」と批判、中韓両国との「ゆがんだ関係」を改善、首脳会談再開に取り組む考えを強調した。

総裁選は、麻生氏、谷垣禎一財務相(61)、安倍晋三官房長官(51)の現職閣僚3人による戦いの構図が事実上確定。幅広い支持を集める安倍氏の優位は動かないものの、麻生氏は政策論争の活発化を通じて巻き返しに全力を挙げる方針だ。《共同通信》

【この日の民主党】

鳩山幹事長、大阪府茨木市内で街頭演説

鳩山由紀夫幹事長は21日午後、大阪府茨木市の阪急茨木市駅駅頭において街頭演説会を開き、照りつける残暑の日差しの中で足を止め、耳を傾ける多くの聴衆を前に、民主党への更なる支持を訴えた。

鳩山幹事長ははじめに「チームプレイで、日本がおかしな方向へ向かわないようにすることが、民主党の役目です」と、ワンマンプレイで日本を誤った方向へ導きつつある小泉首相の政治手法を批判した。そのうえで、「小泉内閣は、(パフォーマンスが上手だったせいで)確かに人気だけはあったが、よく見ればこの5年間で外交はメチャクチャ、年金制度の改悪や増税など、改革と称して負担ばかりを増やしてきた」と、見せ掛けばかりの改革政治を厳しく指摘。「弱い人たちが狙い撃ちされるような改革がなされ、格差が広がってしまった。弱肉強食だから仕方がないというようなこうした社会でいいのでしょうか」と二極分化が進む日本社会の現状に疑問を呈した。

そして、「ここ茨木市を含む大阪第9区でも、大谷信盛さんが日々頑張って活動をしているが、二大政党制を進め、日本を良くするためにぜひ民主党に政権を取らせていただきたい。そのために民主党に更なるご支持を」と、短時間ながら熱心に訴えた。

この日の街頭演説会には、森本哲生、三谷光男両衆議院議員も参加し、森本議員は「自民党は、官僚と癒着をし、一部の人たちの利益ばかりを考えた政治を行ってきた。そして800兆円にもなるような借金を作った。こんな政治を終わらせるためにも、民主党へ力を貸してください」と主張。また三谷議員も「年金も医療も自民党の勝手な都合で、強行採決をされてしまった。本来なら、もっと時間を掛けて審議をして決めなければならないことだった。民主党が政権を取っていたらもっと多くの方の意見を聞いて審議をしていく」と訴えた。《民主党ニュース》



8月21日 その日のできごと(何の日)