平成9351日目
2014/08/15
この日のできごと(何の日)
【全国戦没者追悼式】
終戦から69年がたった15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、安倍晋三首相は式辞で「変えてはならない道がある。今日は、平和への誓いを新たにする日です」と述べた。7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定を受け「戦争ができる国になる」との懸念が広がる中、平和路線を強調した。首相は戦没者の遺骨収集にも意欲を示した。
昨年の追悼式では、歴代首相が式辞に盛り込んできたアジア諸国への加害責任と反省に言及せず、例年の「不戦の誓い」との表現も使わなかったため波紋が広がった。今年もアジアへの加害については式辞で言及せず、独自色を変えなかった。《共同通信》
平成26年8月15日、天皇皇后両陛下御臨席の下、安倍総理は、日本武道館で行われた「全国戦没者追悼式」に参列しました。
毎年8月15日は、先の大戦において亡くなられた方々を追悼し平和を祈念するため、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とされています。
式典には、安倍総理を始め、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、関係団体の代表、遺族の方々など約6000人が参列し、先の大戦における全戦没者に対して追悼の誠をささげました。
安倍総理の式辞の後、正午の時報を合図に参列者全員で1分間の黙とうをささげ、続いて天皇陛下がおことばを述べられました。その後、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、戦没者遺族代表が、それぞれ、追悼の辞を述べ、参列者による献花が行われました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【第96回全国高校野球選手権】第5日
第96回全国高校野球選手権大会第5日は15日、甲子園球場で3試合が行われ、明徳義塾(高知)と大阪桐蔭が2回戦に進んだ。夏は初出場の二松学舎大付(東東京)は初戦の2回戦で海星(長崎)に7-5で勝ち、3回戦に進出した。
明徳義塾は10-4で智弁学園(奈良)を破り、5年連続で初戦を突破した。二回に4長短打で3点を先制。1点差に詰め寄られたが、七回に代打田中の3ランなどで4点を挙げて突き放した。
大阪桐蔭は開星(島根)に7-6で競り勝った。一回に4点を先行されながらも小刻みな反撃で五回に5-5と追い付き、六回に相手の守備の乱れに乗じて2点を勝ち越した。
二松学舎大付は一回に3点を挙げると、その後も得点を重ねた。1点差とされた直後の五回には末松の右前適時打で突き放し、2番手の大江が海星の反撃を抑えた。《共同通信》
【みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会】靖国神社を参拝
超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)は終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社を集団参拝した。同会によると、約80人が参加した。自民党の高市早苗政調会長や民主党の羽田雄一郎参院幹事長、日本維新の会の松野頼久国会議員団代表、次世代の党の平沼赳夫党首のほか、みんなの党の議員も参拝した。
政府側からは岸信夫外務副大臣、井上信治環境副大臣、西川京子文部科学副大臣らが参加。集団参拝とは別に、民主党の松原仁国対委員長も参拝した。《共同通信》
【稲田朋美行政改革担当相】靖国神社を参拝
稲田朋美行政改革担当相は終戦記念日の15日午後、東京・九段北の靖国神社を参拝した。同日の閣僚参拝は古屋圭司国家公安委員長、新藤義孝総務相に続き3人目となった。
稲田氏は、自身が会長を務める自民党議員グループ「伝統と創造の会」のメンバー約10人と参拝し「伝統と創造の会会長 衆議院議員 稲田朋美」と記帳した。玉串料は会として納めた。メンバーの高鳥修一厚生労働政務官も参拝した。
参拝後、稲田氏は記者団に「今の平和で豊かな日本が、国のために命をささげた方々の積み重ねの上に成り立っているという思いで参拝した」と述べた。《共同通信》
【木曽路】牛肉産地偽装問題で社長が謝罪会見
しゃぶしゃぶ店を運営する「木曽路」が、一部店舗で松阪牛などと偽って価格の安い国産和牛を提供していた偽装表示問題で、松原秀樹社長は15日、名古屋市内で記者会見し「現場の実態を把握できなかった。利用者に多大な迷惑をかけた」と謝罪した。同社は第三者委員会の設置を検討。実態の解明を進める。利用者に対し一定額を現金で返金するとした。《日経新聞》
【ローマ法王】韓国でミサ
訪韓中のローマ法王フランシスコは15日午前、同国中部の大田ワールドカップ競技場でミサを行った。ミサには約5万人(韓国カトリック教会発表)が参加。今年4月に起きた旅客船セウォル号沈没事故の犠牲者の遺族らも招待され、犠牲者を悼み共に祈りをささげた。
事故では高校生ら300人以上が死亡、行方不明となった。法王は「この惨事が国民に団結と連携をもたらすように」と語り、今もなお事故の影響で苦しみ続けている人々を励ました。
法王はミサの前、犠牲者の遺族らと約10分間面会。握手をしながら慰めの言葉を伝えると、すすり泣く遺族もいた。《共同通信》
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韓国を訪問中のローマ法王フランシスコは15日午後、中西部唐津のソルメ聖地を訪れ、アジアの若者が集うカトリックの祭典「アジア青年の日」の参加者らと交流した。
未成年者への性的虐待問題などの不祥事を背景に欧州でカトリック教会離れが進んでおり、信頼回復は必須の課題。清貧をモットーとし、世界的に人気が高い法王が若者たちに直接語り掛け、存在感を示すことで、アジアでの信者拡大につなげたい考えだ。
法王は訪韓前、「若者は未来のための希望とエネルギーをもたらす」とのメッセージを発し、世界の平和のために若い世代が果たす役割について期待を寄せている。《共同通信》
【高智晟氏】中国当局の拷問で「精神破壊」
米人権団体「フリーダムナウ」は15日までに、中国の刑務所を7日に出所した人権派元弁護士、高智晟氏が服役中の当局の拷問により、肉体的、精神的に「完全に破壊された」状態になっているとの声明を発表した。
高氏の妻で米国在住の耿和さんは治療を急ぐ必要があるとして、高氏の米国への渡航を中国政府に認めさせるようオバマ大統領に求めている。
官僚の汚職疑惑などを追及してきた高氏は、2011年12月に収監。拷問を繰り返し受けた形跡もあるが、周囲に理解できないことをつぶやくだけで会話ができず、詳しいことが分からないという。《共同通信》