平成9352日目

2014/08/16

この日のできごと(何の日)

【パナマ運河】開通100年で式典

中米パナマで太平洋と大西洋を結ぶ要衝パナマ運河の開通から100年となる15日、首都パナマ市で式典が開かれ、バレラ大統領は「わが国にとって歴史的な日だ。建設の際に命を落とした多くの作業員の犠牲の上に、運河は開通100年を迎えた」と述べた。

パナマ運河は現在、大型船舶が通れるようにする拡張工事が行われている。今年完了する予定だったが、工事を請け負う企業連合とパナマ運河庁との費用負担をめぐるトラブルなどで予定時期はたびたび先延ばしされた。運河庁のキハノ長官は15日、工事は2015年末に終了し、16年初めには通航を開始する予定だと話した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【横田滋さん、早紀江さん】「拉致の日本人全員が帰国を」

北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん(失踪当時13)の父、滋さん(81)と母、早紀江さん(78)が16日、川崎市内の百貨店で開かれているめぐみさんの写真展の会場で講演し「拉致された全員が日本の地を踏んで安心できるよう政府にお願いしたい」と訴えた。

北朝鮮による拉致被害者の安否再調査について、滋さんは「日本人の多くが関心を持ち、政府が北朝鮮への制裁を解除するとしており、かなり進むのではないか」と期待を口にした。

早紀江さんは「『今度こそみんなを帰して』と祈り続けている。政府は拉致被害者の一部が帰ってくればよいとするのはやめてほしい」と強い口調で話した。

講演後、取材に応じた早紀江さんは「私も年を取った。体力がないのが一番心配。何としても早くしてほしい」と述べた。講演には市民ら約400人が集まった。《共同通信》

【第96回全国高校野球選手権】第6日

第96回全国高校野球選手権大会第6日は16日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、東海大相模(神奈川)を4-3で破った盛岡大付(岩手)が八頭(鳥取)城北(熊本)近江(滋賀)とともに3回戦に進出した。

盛岡大付は8度目の出場で初勝利を挙げた。1点を追う六回、2死から立波の2点適時打などで3点を奪って逆転。変化球主体に丁寧に投げたエース松本が九回のピンチを1失点で切り抜けた。

八頭は春夏通じて初出場の角館(秋田)に6-1で快勝し、11年ぶりに初戦を突破した。五回に大基の適時打で勝ち越し、六、八回にも加点。左腕鎌谷は11安打されながら一回の1点に抑えた。

城北は19年ぶりの初戦突破を果たした。2-3の八回に辻上の2点二塁打などで3点を挙げ、5-3で東海大望洋(千葉)に逆転勝ちした。

近江は二回に5長短打で5点を先行。小川が完封し、鳴門(徳島)に8-0で勝った。滋賀県勢は夏通算30勝。《共同通信》

【名護市辺野古】海底調査へ準備進む

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部では16日午前、陸にあるクレーン車のそばに、埋め立てに向けた海底ボーリング調査に使う台船とみられる機材が置かれるなど、海底調査の準備作業に入った。一時大雨が降った影響で作業は遅れたが、天候は回復。沖縄防衛局は16日中に海底調査に着手するとみられる。

大雨が収まると、辺野古移設反対派が抗議活動のためカヌーや小型船を出したが、海上保安庁のボートに動きを封じられた。陸ではクレーン車の周囲で作業員がせわしなく動いていた。《共同通信》

【第96回全国高校野球選手権】第7日

第96回全国高校野球選手権大会第7日は17日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、沖縄尚学、富山商、八戸学院光星(青森)敦賀気比(福井)が3回戦に進出した。

沖縄尚学は3-1で作新学院(栃木)を破った。一回に西平のソロ本塁打で同点とし、四、六回にも加点した。山城が3安打無四球、14三振を奪う好投で、チームは春夏通算20勝目を挙げた。

富山商は一回に先制し、七回には岩瀬の適時打などで2点を加えた。左腕森田が関西(岡山)の反撃を九回の1点に抑え、3-1で勝った。

八戸学院光星は0-1で迎えた八回、森山の2点適時打などで4得点し、春夏通じて初出場の武修館(北北海道)に4-2で逆転勝ちした。

敦賀気比は春日部共栄(埼玉)に10-1で快勝した。一回に岡田が2点本塁打を放つなど、序盤で大きくリードした。福井県勢は夏通算50勝目。《共同通信》

【サッカー日本代表・アギーレ監督】Jリーグを初視察

サッカー日本代表のアギーレ新監督は16日、埼玉スタジアムで行われたJ1の浦和―広島を視察し、初陣となる9月5日のウルグアイ戦(札幌)と同9日のベネズエラ戦(横浜)のメンバーを28日に発表すると明らかにした。

就任後、初めてJリーグの試合会場を訪れ「90分間、非常に統率のとれた試合だった。気になった選手は何人かいる」と好印象を口にした。

試合開始の1時間以上も前に会場入りし、浦和のペトロビッチ監督らとあいさつを交わした。気になった選手の名前を聞かれると「22人と交代出場した選手、全員に興味がある」と笑顔ではぐらかした。注目のメンバー選考については「その時に分かるでしょう」とかわした。《共同通信》

【西武・森友哉捕手】3戦連続本塁打

西武8-8日本ハム◇16日◇西武ドーム

西武のドラフト1位ルーキー、森友哉捕手(19)が3試合連続本塁打の離れ業を演じた。日本ハム15回戦(西武ドーム)は7-8と1点ビハインドの延長10回、代打で登場し、同点ソロをバックスクリーンに運んだ。3戦連発は、高卒新人では46年ぶりの快挙。西武は森のひと振りで追いつき、パ・リーグ歴代2位の長時間試合を引き分けた。《日刊スポーツ》

【ローマ法王】ソウルで列福式

訪韓中のローマ法王フランシスコは16日午前、ソウル中心部で韓国人殉教者ら124人の列福式を行った。列福式はカトリックで最高の崇敬の対象とされる「聖人」に次ぐ「福者」とする儀式。信者や市民ら約100万人の参加が見込まれ、中心部は厳重な警備が敷かれた。

列福式では18~19世紀に迫害で殉教したパウロ尹持忠らを福者に認定してたたえる。

カトリック・ソウル大教区によると、韓国のカトリック信者は約544万人と同国人口の約1割を占め、仏教、プロテスタントに次いで信者が多い。《共同通信》

韓国を訪問中のローマ法王フランシスコは16日午後、同国中部の忠清北道陰城郡にある障害者施設を訪問した。施設では、障害などを理由に家族や社会から見捨てられた子どもや成人らが生活している。法王は寝たきりや車いすの入所者らのそばに行き、頭をなでたり、祝福のキスをしたりして激励した。

子どもたちは歓迎の踊りを披露し、法王は笑顔で拍手。法王は「貧しい人たちのための教会」を掲げており、イタリアや外遊先で孤児院や難民キャンプなどを訪れ、社会的弱者や経済的困窮者に寄り添っている。

陰城郡では信者代表らとも面会し、共に祈りをささげた。《共同通信》

【パレスチナ自治区ガザ】イスラエル軍の攻撃による死者1980人に

パレスチナ自治区ガザの当局者は16日までに、イスラエル軍の攻撃によるガザでの死者が1980人に達したと明らかにした。負傷者も1万181人に上った。パレスチナのメディアが同日報じた。

イスラエルと、ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスは18日までの一時停戦中だが、負傷者がその後亡くなったり、家屋のがれきから新たに遺体が見つかったりして死者数が増えた。

医療品の不足が続いているほか、病院では長時間の停電で十分な治療が行えていないといい、死者数はさらに増える恐れがある。《共同通信》

【米軍】「イスラム国」拠点に激しい空爆

中東の衛星テレビ、アルジャジーラは16日、米軍機がイラク北部の過激派「イスラム国」拠点に対し、これまでで最も激しい規模の空爆を行ったと報じた。15日夜から16日にかけ、モスル北方のイラク最大のダム周辺や、クルド民族少数派ヤジド派の虐殺が伝えられたシンジャール近郊が爆撃された。

米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版によると米当局者は、イラクの部隊がダムを過激派から奪回するのを支援するため、米東部時間15日午後10時(現地時間16日早朝)から、米軍機がダム周辺を空爆していることを認めた。戦闘攻撃機や無人機による爆撃という。《共同通信》

【ウクライナ】ロシアの支援物資受け入れ

ウクライナ政府は16日深夜、ロシアがウクライナ東部ルガンスクに向け280台のトラックに搭載して送った人道支援物資を受け入れると発表した。赤十字国際委員会(ICRC)の管理下で届けられる。ロシアの荷物に疑義を持つウクライナ当局は、15日ごろから物資を検査していた。

東部では依然ウクライナ軍と親ロシア派武装集団の戦闘が継続。タス通信は17日、ルガンスク州で軍の戦闘機ミグ29が親ロ派に撃墜されたと伝えた。パイロットは脱出し、救出されたという。物資輸送経路の安全確保も課題だ。

タス通信によると、トラックのうち16台が17日午前、ウクライナ側に接近を始めた。しかし、すぐに国境を越える状況ではないという。国境通過手続きなどで最終調整が続いているとみられる。

ウクライナのポロシェンコ大統領は16日のバイデン米副大統領との電話協議で、ロシアから武器が東部に不法に流入し、対立を助長していると批判した。

ウクライナ政府によると、物資は水や食料、医薬品、発電機、寝袋の12品目で、総量約1850トン。ロシアメディアによると、ルガンスクでは3週間近く水道や電気がなく、食料も不足している。《共同通信》



8月16日 その日のできごと(何の日)