平成4964日目
2002/08/11
この日のできごと(何の日)
【USエアウェイズ】経営破たん
経営難に陥っている米国7位のUS航空は11日、米連邦破産法11条の適用をバージニア州の連邦破産裁判所に申請、経営破たんした。負債総額は78億3000万ドル(約9400億円)に上り、資産総額の78億1000万ドルを上回る債務超過状態。
米航空各社は昨年9月11日の米中枢同時テロ後、乗客数の激減などで厳しい経営状態を強いられているが、テロ後の破たんはUS航空が初めて。乗客減に加えて、航空機のリース代など負担が重荷になっている各社への波及も懸念される。
US航空は過去数年、経営不振が続いていたが、路線がニューヨーク、首都ワシントンなど米東海岸に集中しているため、テロの影響をまともに受けた。航空運賃の低価格競争も激化、米景気の低迷時期とも重なり、2001年の純損失は19億7000万ドルに達していた。
今後は裁判所の監督下でリストラを進め、2003年3月までの経営再建を目指す。クレディ・スイス・ファースト・ボストンやバンク・オブ・アメリカなどの銀行団が当面の運転資金5億ドルの融資に合意しており、航空機の運航へ継続する。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【J1】
Jリーグ1部(J1)第1ステージ第14節最終日(11日・カシマスタジアムほか=2試合)前節まで首位の横浜Mが、1−2で鹿島に敗れ、勝ち点32で2位に後退。優勝争いは勝ち点33で首位に浮上した磐田が優位に立った。
磐田は17日の最終節で、柏に90分間で勝てば、文句なしで優勝。それ以外でも横浜M(清水と対戦)の結果次第で、昨年の第1ステージ以来の優勝となる。
横浜Mは後半25分、ナザのゴールで追いついたが、その後、ミスから本山に決勝ゴールを許し、開幕からの負けなし(2分けを含む)は13試合で途切れた。市原は3−1で、6連敗中の柏に快勝した。《共同通信》
【第84回全国高校野球選手権】
第84回全国高校野球選手権大会第4日は11日、甲子園球場で1回戦4試合を行い、一関学院(岩手)鳴門工(徳島)常総学院(茨城)柳川(福岡)が2回戦へ進出した。一関学院はわずか2安打だったが、五回にスクイズで挙げた1点を阿部が守り切り、1−0で樟南(鹿児島)に勝った。今春の選抜大会準優勝の鳴門工は山北が2点本塁打を放つなど、9−2で日大東北(福島)に快勝した。昨春優勝の常総学院は六回に失策で2点を挙げ、八回にも1点を追加。宇部商(山口)の九回の反撃を2点に抑え、3−2で逃げ切った。柳川は同点の八回に3点を勝ち越し、4−1で富山商(富山)を破った。《共同通信》
【米・炭疽菌事件】研究者が関与を否定
昨年秋の炭疽菌事件に絡み、米連邦捜査局(FBI)から自宅の家宅捜索を受けた男性研究者が11日、初めて記者会見し、事件とは一切かかわりあいがないと述べ、疑惑を全面否定した。会見したのは、生物学の博士号を持ち、東部メリーランド州フォート・デトリックの米陸軍研究所で最近研究に携わった経験のあるスティーブン・ハットフィル氏(48)。同氏は会見で「私は炭疽菌を研究したことはない。事件については何も知らない」と語った。
ハットフィル氏は、FBIが捜査対象としている米国在住の科学者30人のうちの1人で、以前にも同事件に絡み、事情聴取を受けたことがある。また、同氏の弁護士はハットフィル氏がメディアの報道により生活が破壊されたとして、情報を漏らした捜査当局と米メディアを強く批判、近く訴訟を起こす方針を明らかにした。《共同通信》
【MLB】
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は11日、シカゴのホワイトソックス戦に「1番・右翼」で出場し、5打数1安打だった。打率は3割4分4厘へ下がったが、首位は変わらず。
イチローは2打席凡退後の四回一死一塁の第3打席で左前打した。第4打席は投ゴロ、第5打席も一ゴロに倒れた。試合はマリナーズが5−6で敗れた。
エクスポズの吉井投手はブルワーズ戦に先発。6回0/3を5安打3失点で、敗戦投手(3勝5敗)になった。吉井は三回まで無安打の好投だったが、1点リードの五回にステアーズに逆転2ラン。2−2と追いついた直後の七回には先頭のセクソンにソロ本塁打され、降板した。《共同通信》
