平成4963日目

2002/08/10

この日のできごと(何の日)

【小泉純一郎首相】「靖国の真意説明を」

小泉純一郎首相は10日夜、自民党の山崎拓幹事長と都内のホテルの中国料理店で1時間半余り会談した。

首相は今秋の訪中を当面延期したことを踏まえ、日中国交正常化30周年記念行事出席のため9月18日から訪中する山崎氏に「幹事長が先に行くのだから、訪中した際に私の対中政策をよく説明してきてほしい」と指示した。

首相は中国との関係を日米とともに重要な二国間関係と位置付け、幅広い分野で協力を推進し、真の友好関係を構築したいとの立場を表明している。

山崎氏が中国要人と会談する際に、こうした首相の立場をあらためて伝え、中国側が強く反発している首相の靖国神社参拝問題についても理解を得られるように努力してほしいと要請したとみられる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【第84回全国高校野球選手権】

第84回全国高校野球選手権大会第3日は10日、甲子園球場で1回戦4試合を行い、桐光学園(神奈川)桜美林(西東京)明徳義塾(高知)青森山田(青森)が2回戦に進んだ。初出場の桐光学園は延長十三回、船井がランニング3点本塁打を放って均衡を破り、3−0で鳥栖(佐賀)を振り切った。桜美林は1点を追う三回に5長短打などで4点を奪って逆転。倉吉北(鳥取)を6−1で下した。明徳義塾はそつのない攻撃で着実に加点し、5−0で酒田南(山形)に快勝した。田辺は5安打で完封。青森山田は山中が2本の2本塁打を含む5打点を挙げる活躍。開星(島根)の反撃をかわし、6−3で勝った。《共同通信》

【J1】

Jリーグ1部(J1)第1ステージ第14節第1日(10日・ジュビロ磐田スタジアムほか=6試合)2位磐田が、高原のハットトリックなどで4−0と仙台に圧勝し勝ち点を33とした。高原は6試合連続ゴール。この結果、前節まで首位(勝ち点32)の横浜Mが11日に鹿島に勝っても優勝は決まらず、第1ステージの優勝決定は最終節(17日)に持ち越された。3位のG大阪は札幌に0−1で敗れ、逆転優勝の可能性が消えた。札幌の連敗は9で止まった。4位名古屋は2−1で浦和を下し5連勝。清水に敗れた京都の連勝(1分け挟む)は8でストップ。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】「小泉内閣は全くの落第点だ」

民主党の鳩山由紀夫代表は10日、山形県酒田市内で開かれた同党山形県連大会で講演し、田中真紀子前外相の議員辞職に触れ「(前国会から)4人の国会議員が政治とカネの問題で辞めた。この問題についてリーダーシップをとらない小泉内閣は全くの落第点だ」と述べ、首相の指導力不足を批判した。

鳩山氏は田中氏について「女性にとって男中心の社会にくさびを打ち込むという点で、期待が集まったのも無理のないことだった」と表明。その上で「パフォーマンスが過ぎた点や、政治とカネの部分で国民に理解できないことをしてしまい、これで終わりだと判断したのだと思う」と分析した。

民主党代表選については「多くのサポーターに発言をいただきたい。若い人も若くない人も頑張っている」と述べた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】恐竜博を見学

小泉純一郎首相は10日午後、千葉市の幕張メッセで開催中の「世界最大の恐竜博2002」を見学した。夏休み中とあって会場は親子連れでいっぱいで、首相は記念撮影などのサービスに努めた。

首相はまた、実物の化石のクリーニング作業も体験し、「気の遠くなるような根気のいる仕事だ」と感想を語った。

記者団からの「クリーニングと構造改革とどちらが根気がいる仕事ぁ」との質問には「別次元だ」と苦笑い。《共同通信》

【東京・八王子市】ケーブルTV局がアダルト番組を誤放送

東京・八王子市のケーブルテレビ局「八王子テレメディア」(約5万5000世帯加入)で10日夜、地域情報番組の中で、誤ってアダルト系番組を数分間にわたって放送し、視聴者から苦情が出る騒ぎがあった。番組編成担当者の操作ミスが原因で、同社は急きょアダルト系番組の放送打ち切りを決めた。

同社によると、問題の放送があったのは同市のお知らせや地域情報などを扱う「シティチャンネル」。10日午後8時から地元企業の紹介番組を放送する予定だったが、いきなりアダルト系番組の映像が流れた。

番組編成担当者が、別のチャンネルで放送している成人向け有料放送のコード番号を誤って入力したためだった。同社は「視聴者の皆さんにご迷惑をおかけした」と陳謝。成人向け有料放送を今月いっぱいで打ち切ることを決めた。《読売新聞》

【日野車体工業・横浜工場】閉鎖式

日野車体工業(小松市)の横浜工場の閉鎖式が10日、横浜市鶴見区の同工場で行われ、63年間にわたり車体生産の中核を担ってきた工場との別れを惜しむとともに、移転先の石川県での飛躍を期した。

横浜工場は、同社の前身の帝国自動車工業が1939(昭和14)年9月に本社工場として建設した。バス車体を手掛けていたが、戦時中はトラック車体を生産した。

閉鎖式には、役員や従業員、地域住民ら約300人が集まった。上前彰男常務の開会の言葉に続き、風間貞勝社長が地域や関係者に感謝し、小松移転後の抱負を語った。鈴木直也労働組合委員長もあいさつした。

この日は従業員が業務終了後に屋台などを準備。同僚や地域の人たちとビールで乾杯しながら横浜工場の歩みを振り返る姿が見られた。横浜工場では93年以来、夏の納涼祭を取り止めており、9年ぶりに再開した今回が最後となった。

日野車体工業は今年4月、小松市に本社を移転した。小松工場には5月に金沢工場(松任市)から中小型バス部門を移し、9月末までに横浜工場から大型バス部門を移設する。横浜工場は9月末で完全に閉鎖する。10月から建物を解体する予定で、売却先を探している。《北國新聞》



8月10日 その日のできごと(何の日)