平成7136日目
2008/07/22
【この日の福田総理】
経済財政諮問会議
平成20年7月22日、福田総理は総理大臣官邸で平成20年第18回経済財政諮問会議を開催しました。
この日の会議では、経済の現況と今後のマクロ経済運営、平成21年度予算の全体像、構造変化と日本経済専門調査会報告について議論しました。
平成21年度予算については、予算の枠組みを作る基本的指針となる予算の全体像について民間会議議員から提案され、次回の会議で予算の全体像を諮問会議として取りまとめることとなりました。福田総理は、「21年度予算については、これまでの歳出改革努力をしっかりと継続していく必要がある。同時に、国民のニーズの高い政策課題に適切に取り組むことが重要だ。メリハリの効いた歳出の見直しを行い、財政健全化と重要課題への対応を両立させなければならない。こうした方針に沿って、早急に21年度予算の全体像を取りまとめ、財務大臣は概算要求基準を策定されたい。」と述べました。《首相官邸》
内閣改造、近く判断
福田康夫首相は22日、焦点の内閣改造や次期臨時国会の召集時期を協議するため、公明党の太田昭宏代表との与党党首会談を開く考えを記者団に表明した。改造を断行するかの明言は避けたが、党首会談を経て最終判断するとみられる。
首相は22日に6日間の夏休みを終えて公務を再開。自民党役員会で「いろいろなことを総合的に考えていかなければならない時期なので、十分連携をとって努力したい」と述べ、内閣改造に関し近く判断する考えをにじませた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【八王子通り魔事件】
22日午後9時40分ごろ、東京都八王子市明神町の京王八王子駅ビル9階の書店で、「女性が刃物で刺された」と119番通報があった。警視庁八王子署によると、同店の女性従業員(22)が、店内に入ってきた男に背中をいきなり刺され、病院に搬送されたが約1時間後に死亡した。同店の別の20歳代の女性従業員も、刃物で刺されて軽傷を負っているという。
同署で男の行方を追っていたところ、同駅前で犯人とみられる男の身柄を確保、殺人未遂容疑で緊急逮捕した。
男は「31歳の派遣社員」と話しているという。被害者とは面識がないといい、調べに対し、「仕事でムシャクシャしていたのでやった」などと話しているという。
警察庁によると、通り魔事件は昨年1年間で8件発生。今年に入ってからも、先月8日、東京・秋葉原で7人が刺されて死亡した無差別殺傷事件も含めてすでに5件発生している。《読売新聞》
【プロ野球・阪神】マジック「46」が点灯
プロ野球セ・リーグは22日、阪神に優勝へのマジックナンバー「46」が点灯した。阪神は巨人を直接対決で下し、阪神のほかでは唯一残っていた巨人の自力優勝の可能性を消滅させた。また、中日が巨人に勝ったため、阪神のマジック対象は中日。22日での点灯は2003年に阪神が7月8日に点灯させたのに次いで、セ・リーグで2番目に早い点灯となった。《共同通信》
【この日の民主党】
総選挙は国民の手に政治を取り戻す大政奉還 菅代表代行
民主党『次の内閣』は22日午後、国会内で閣議を開き、次期衆議院選挙に向けて重要な場となる臨時国会への対応をめぐり、活発な自由討議を行った。
はじめに挨拶に立った菅直人ネクスト副総理大臣(代表代行)は、与党の一部議員の中で官僚主導の政治を変えなければいけないとする民主党の主張に同調する声が上がっていると指摘。次期衆議院選挙は、官僚に牛耳られているこれまでの官僚内閣制を打破し、国民によって選ばれた国会議員中心の内閣に戻す「大政奉還」であるとして、与党との違いをさらに明確に示す大きな争点作りが必要との認識を述べた。
鳩山由紀夫ネクスト国務大臣(幹事長)は、全国各地を遊説する中で民主党への期待が大きいとの実感を得ていることを報告。民主党のマニフェストについて、財源問題をはじめさらに精査を重ね、政権をとった後にいかにして日本を運営していくかのメッセージを発信すべきとの考えを鮮明にした。また、臨時国会において重要課題となるテロ特措法についても、民主党の安全保障の方針を示し、国民に対して日本の未来を安心させる役割を果たしてくべきであるとした。
続いて直嶋正行ネクスト官房長官(政調会長)が、同日行われた永住外国人地方選挙権検討委員会について報告。これまで有識者ヒアリングを重ねてきたことを踏まえ、今後は議員間の議論を行う方針を説明し、参加を呼びかけた。
山田正彦ネクスト厚生労働大臣からは今月9日に長崎県五島市で開催された「マニフェスト公聴会in五島」について報告があり、農業、漁業関係者らから離島が抱える厳しい現状を聞くとともに活発な意見交換ができたと報告。地域の声を政策に反映させるために、今後も地域NCを全国で開催していくことを確認した。
次に、政調事務局より、成年年齢の引き下げに関する関係法令の検討(下記関連記事参照)について、論点整理の結果を報告。今後は、政調役員会で対応原案をまとめ、必要に応じて各部門会議、『次の内閣』に図っていくことを確認した。
臨時国会へ向けての自由討議では、今後のマニフェスト作成にあたっての確認、政策の見直し等をめぐり様々な問題提起がなされ、活発な意見交換が行われた。《民主党ニュース》