平成3483日目
1998/07/22
この日のできごと(何の日)
【ベルマーレ平塚・中田英寿選手】ペルージャ移籍
サッカー、Jリーグのベルマーレ平塚は22日、日本代表MFの中田英寿選手(21)が、イタリア一部リーグ(セリエA)に昇格するペルージャへ移籍すると、正式に発表した。世界最高峰ともいわれるセリエAでプレーする日本人選手は、ジェノアに在籍したヴェルディ川崎の三浦知良選手以来2人目。
中田と、平塚の重松良典社長は同日午前、成田市内のホテルで記者会見した。まず、重松社長が「交渉のあった複数のチームの中から検討し、本人の意思も含め、ペルージャと基本的な合意に至った。中田は23日に合流する。契約はペルージャで行う予定だ」と説明した。契約年数については「複数年」という。
希望していた欧州移籍が実現した中田は、「応援してくださったファンのみなさんには、直接あいさつができないのは申し訳ない。その分、結果でこたえられればと思う」と話した。
中田は会見後、ペルージャの合宿参加に向け、フランクフルト経由で、イタリアへ向かった。
山梨・韮崎高時代から注目された中田は、世界ユース、アトランタ五輪に出場。一昨年5月の日韓戦で初めて日本代表に選ばれると、優れた戦術眼とパスセンスですぐ中心選手になり、日本のワールドカップ(W杯)初出場に大きく貢献。同時に世界からも注目されるようになった。《共同通信》
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【プロ野球オールスター第1戦】全セ4−1全パ
1998年のプロ野球サンヨー・オールスターゲーム第1戦、全セントラルー全パシフィックは22日、ナゴヤドームで行われ、全セが4−1で勝ち、川上(中日)が1986年の清原(現巨人)以来のルーキーの最優秀選手に選ばれた。
全セは一回、松井(巨人)が右越えに先制本塁打を放ち、二回にも4安打を集中して2点、四回にも1点を加えた。投げては川上が3回を2安打無得点と好投し、3点差の九回は佐々木(横浜)が締めた。《共同通信》
【自民党総裁選】小渕氏、過半数の勢い
共同通信社は22日までに、橋本龍太郎首相の後継を決める自民党総裁選に立候補している梶山静六官房長官、小泉純一郎厚相、小渕恵三外相の3氏への支持動向について、衆参両院議員にアンケートを実施するとともに、都道府県連代表などの取材結果も加えて情勢を分析した。
その結果、これまでに小渕氏が190人を固め、76人の小泉氏、67人の梶山氏を大きくリード。過半数の207人をうかがう勢いであることが分かった。今後は小渕氏が、24日の両院議員総会の投票1回目で、過半数を獲得できるかが焦点となる。《共同通信》
【政界談話室】
○・・・橋本龍太郎首相は22日、日米首脳会談などで通訳を務めた外務省の松田弥生課長補佐から花束を贈られて上機嫌。執務室から姿を見せ、松田さんを前に記者団を指さして「みんな集まって来ただろ。あなたが来ると僕がどこかに電話すると思ってるんだぜ」と軽口も。クリントン米大統領との電話会談をひた隠しにしたこともあり、記者団が「花束は重要な電話会談をカムフラージュするためではないか」と突っ込むと、首相は「本当に違う」と完全否定。退任を間近に控え、電話会談の相手はもういない?
○・・・自民党の村上正邦参院幹事長はこの日、自民党総裁選に立候補した3人を毛利元就の故事に例えて「天が授けた3本の矢」と題する談話を記者団に発表した。参院選の大敗を「天の声」と総括。総裁選後は勝者も敗者もなく「3人が協力して強力な執行部と内閣を確立することが国家国民のために不可欠だ」と訴えた。そこで、記者団が「あるべき総裁像は」と質問したところ、村上氏は「本来なら旗を振って先頭に立ちたいが…」「参院選で負けたので発言は差し控えたい」と一転して貝に。《共同通信》