平成6400日目
2006/07/17
【この日の小泉総理】
主要国首脳会議(第3日)
平成18年7月17日午前(日本時間同日午後)、小泉総理は中国やインド、ブラジルなどの招待国5カ国首脳及びラミー世界貿易機関(WTO)事務局長ら国際機関の長との会合に出席しました。同会合ではWTO新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)に関して、8月半ばまでの大枠合意に向けて先進国、途上国の双方が努力すべきだとの考えで一致しました。引き続き開催されたワーキング・ランチの後、集合写真の撮影が行われました。
午後(同日夜)には議長を務めたロシアのプーチン大統領が記者会見し、エネルギー安全保障、感染症、北朝鮮問題、中東問題などを盛り込んだ議長総括を発表し、サミットを締めくくりました。
その後、インドのシン首相との首脳会談を行った小泉総理は、内外記者会見に臨み、「様々な諸課題について、各国首脳と会談できて、ますます外交と内政は直結しているなと、今後とも主要な国の一員として、国際社会の発展のためにも、日本として精一杯の努力をしていかなければならないということを痛感した、今回のG8サミットでした。」と述べました。《首相官邸》中国首脳との会談は見送り
小泉純一郎首相は17日、中東訪問と主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)の外交日程を終えた。北朝鮮のミサイル発射、核、拉致問題が中心となった今回のサミットは、声明や議長総括で北朝鮮への「圧力」を示し、首相は一定の成果を挙げた。
ただ、サミット期間中、北朝鮮に影響力を持つ中国の胡錦濤国家主席はブッシュ米大統領らと会談したものの、靖国神社参拝による日中関係の冷却化で小泉首相との会談は見送られた。北朝鮮問題は中国を抜きには考えられず「小泉外交」の手詰まりを印象付けることになった。《共同通信》
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【イラク】陸上自衛隊の撤退完了
イラク南部サマワからの陸上自衛隊の最終撤退部隊約220人が17日、航空自衛隊のC130輸送機で相次いで隣国、クウェートに到着、総勢約600人の撤収は6陣に分かれて11日間で完了した。
イラク復興支援特別措置法に基づき、約2年半で計5500人に上った陸自初の「戦地」派遣は、テロなどによる犠牲者を出すこと無く終結。今後は自衛隊の迅速な海外派遣を可能にする「恒久法」の議論が加速するとみられるが、憲法との関係で「歯止め」を求める声も強まりそうだ。《共同通信》
【ソフトバンク・王貞治監督】胃摘出手術
ソフトバンクの王貞治監督(66)は17日、東京都新宿区の慶応大病院で腫瘍(しゅよう)が見つかった胃をすべて摘出する腹腔鏡手術を受け、無事終了した。球団広報部が発表した。
手術の詳細や今後の治療方針、見通しについては18日午前11時から慶大医学部外科の北島政樹教授および消化器外科チームが記者会見する予定。王監督は5日に福岡市のヤフードームで行われた西武戦後、自ら記者会見して手術を受けることを公表。6日に上京して入院していた。《デイリースポーツ》