平成10285日目
2017/03/06
この日のできごと(何の日)
【北朝鮮】弾道ミサイル4発を発射
北朝鮮は日本時間の6日午前7時34分ごろ、北朝鮮北西部の東倉里付近から東方向に弾道ミサイル4発を発射した。防衛省によると、ミサイルは約千キロ飛行、秋田県男鹿半島から西に約300~350キロの日本海上に落下した。菅義偉官房長官は緊急記者会見し、うち3発が日本の排他的経済水域(EEZ)に落ちたと発表、北朝鮮に厳重抗議したことを明らかにした。新型ミサイルや大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術を試した可能性もあるとみて、分析を進めている。
安倍晋三首相は6日、国連安全保障理事会決議への明確な違反だと非難し「北朝鮮が新たな脅威となったと明確に示すものだ」と述べた。《共同通信》
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【森友学園】小学校の4月開校が延期に
大阪府の松井一郎知事は6日、学校法人「森友学園」(大阪市)の小学校の設置認可判断が先送りになるとの認識を表明した。学園が目指す4月開校は不可能となる。提出された申請関連資料の信ぴょう性が疑われるとし「全て見直さなければならない。相当の日数が必要で、(早期認可は)物理的に難しい」と述べた。
森友学園は愛知県蒲郡市の私立「海陽中等教育学校」と推薦入学枠の提供で合意したとする文書を府教育庁に提示。だが同校側は合意や交渉の事実を否定している。これらを踏まえ、松井氏は「(学園の)言い分をそのまま了解できる状況じゃない」と指摘した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
参院予算委員会
安倍晋三首相は6日の参院予算委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」への国有地払い下げ問題に関し、政府側から国民への説明が不十分だったとの認識を示した。民進党は、学園と首相や昭恵夫人との関係を追及した。
首相はこれまでの経緯について「事務方から『売却は法令等に基づき適正に処理された』と説明してきたが、必ずしも、すとんと、ふに落ちるような説明がされなかったのは事実だ」と述べた。
民進党の福山哲郎氏は、学園が開校を予定する小学校の名誉校長に昭恵夫人が就任し、首相が学園での講演を予定していたなどと指摘した。《共同通信》
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安倍晋三首相は6日の参院予算委員会で、原発再稼働に関して「国民的な支持が十分でないのは事実であろうと思う」と述べた。「国としては、エネルギーを安定的に低廉な価格で提供し続ける責任がある」とも指摘し、今後も原発が必要との認識を示した。民進党の蓮舫代表への答弁。《共同通信》
【マレーシア】北朝鮮大使が出国
金正男氏殺害事件に関連し、マレーシア政府から6日午後6時(日本時間同7時)を期限として国外追放を通告された北朝鮮の姜哲駐マレーシア大使が6日、マレーシアを出国、航空機で北京へ向かった。その後、北朝鮮へ向かうとみられる。
姜大使の国外追放は国交断絶に次ぐ強硬措置。一方、朝鮮中央通信は6日、北朝鮮外務省がモハマド・ニザン・モハマド駐北朝鮮大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」と認定し、国外追放を通告したと伝えた。対抗措置を取ったとみられ、両国の対立は決定的となった。対応次第では国交断絶にまで発展する可能性もある。《共同通信》