平成6359日目
2006/06/06
【民主党・渡部恒三国対委員長】5年間の小泉政治が何をもたらしたか、追及を
6日朝、民主党国会対策委員会の役員会が国会内で開かれ、冒頭の挨拶に立った渡部恒三国対委員長は、村上ファンドの事件などを例に挙げ、小泉政権5年間がもたらした結果について、国会の場で徹底的に追及していく意向を、改めて明らかにした。
渡部国対委員長はまず、秋田での幼児殺人事件に関し、「胸が痛み、憤りを感じる」と述べるとともに、村上ファンドの事件に関しても、村上代表の「胸を張って、金儲けをして何が悪いんだという開き直り」を見て、「国会答弁で、市場経済で強い者が勝って弱い者が負けるのが、何が悪いんだと開き直る」小泉首相を思い出したと指摘。「ライブドアの事件といい、今度の村上ファンドの事件といい、まさに小泉政治の雰囲気の中に生まれたことだ」とした。
その上で渡部国対委員長は、商売をする者が金儲けをめざすのは当然だが、法を犯して金儲けをするのは論外であり、「法を犯さない場合でも、世の中に迷惑をかけたり、社会の雰囲気を悪くしたり、働く人たちにつまらない思いをさせたり、汗を流して働くのが馬鹿馬鹿しいという雰囲気をつくったら、これは日本は滅びてしまう」と語り、もう一度自らも学ばなければならないと、渋沢栄一の商業道徳論に言及。「5年間の小泉政治は全く正反対のことを進めている」と厳しく批判した。
そして出席議員に対して、各委員会の場で、「5年間の小泉政治がこの国に何をもたらしたか、真剣に追及していただきたい」と強く要請。自民党を絶対支持すると言っている人たちからも、今度は民主党に投票すると声をかけられていると述べ、「次の政権を獲るという自信をもって、(残り会期の)この10日間をがんばって欲しい」と呼びかけた。《民主党ニュース》
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【警視庁】駐車監視員に暴行、25歳アルバイト逮捕
今月1日の改正道路交通法施行で駐車違反の取り締まりを行うようになった民間の駐車監視員に暴行を加えたとして、警視庁麻布署は6日、東京都目黒区、店員A容疑者(25)を公務執行妨害容疑で逮捕した。駐車監視員への妨害行為が摘発されたのは全国で初めて。
調べによると、A容疑者は5日午後4時30分ごろ、港区六本木5の駐車禁止区域の路上にバイクを駐車しようとした際、駐車監視員の男性(36)から「駐車できません」と注意されたことに腹を立て、男性の右足をけり、公務を妨害した疑い。《読売新聞》
【日本ハム・新庄剛志外野手】ドーム天井からゴンドラで登場
日本ハム新庄剛志外野手(34=SHINJO)が試合前に、予告通りの仰天パフォーマンスを披露した。試合開始直前に札幌ドームの天井からつるされた、ミラーボール付きのゴンドラに乗車。中堅上部の地上50メートルから降下し、そのまま守備位置に就いた。
新庄は時折、おびえた表情を見せていたが、ほぼ満員の観衆は大拍手。「まあ死をかけて危険なことをすると思う」と話していたが、無事に終え、1回表から元気に外野を走り回っていた。《日刊スポーツ》
【民主党】小泉内閣不信任案提出は困難
民主党は6日の役員会で、国会会期末での小泉内閣に対する不信任案提出について、現状では困難との認識で一致した。提出しても衆院で3分の2以上の議席を占める与党の圧倒的な多数で否決されるのは確実で、小沢一郎代表の「年中行事のように出しても意味がない」との持論も反映した形だ。
小沢代表は6日午前、国会内で菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長に慎重な対応を指示した。《共同通信》
【この日の民主党】
党ジャワ島地震救援対策本部、帰国した現地調査団の報告受ける
民主党ジャワ島地震救援対策本部会議が6日午後、国会内で開催され、この日帰国したばかりの現地調査団(団長:末松義規同対策本部事務局長/国際局長)からの報告を受けるとともに、今後の活動について協議を行った。
冒頭、鳩山由紀夫幹事長が挨拶し、地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げる、と改めて述べるとともに、末松団長をはじめとする現地調査団の労をねぎらった。そして、「民主党として何をなすべきか、政府に対して何を申し入れるべきか」について、「やはり百聞は一見にしかず」だとして、「短時間だが良い視察ができたと聞いている」と語った。また、対策本部として、募金活動を全国で展開するなど活動を強め、現地で活動するNGOへの支援など、民主党らしい支援のあり方を検討し、政府に対しても働きかけを行っていくとの考えを示した。
続いて、赤松広隆同対策本部長(副代表)の挨拶の後、末松団長から、今回の視察について詳細な報告が行われたほか、調査団の黒岩宇洋参議院議員、藤田幸久国際局副局長からも、それぞれ報告が行われた。この中では、わが国による災害救援・支援のあり方、インドネシア政府の災害対応状況、現地NGOの活動状況、脆弱な耐震構造の問題などについて言及があり、今後の対応等も含めて活発な協議が行われた。
また、この日の会議では、同対策本部副本部長である浅尾慶一郎『次の内閣』ネクスト外務大臣と細野豪志役員室長、事務局長代理の田嶋要役員室次長のほか、江田五月参議院議員会長、西村智奈美衆議院議員も出席した。
「日本一の実現男」神奈川16区補選の後藤氏を鳩山幹事長が紹介
民主党・無所属クラブの代議士会が6日午後、国会内で開かれ、今秋に行われる衆議院神奈川県第16区補欠選挙の後藤祐一公認候補予定者が決意を述べた。
冒頭、中川正春議院運営委員会筆頭理事が報告に立ち、「小泉首相はだいぶ戦意を失っているようだが、われわれは最後までがんばる」と決意を披露した上で、今後の国会日程等について報告を行った。
荒井聰国会対策委員長代理からは、共謀罪に関する自民党の「丸飲み偽装」問題について、改めて報告がなされ、自民党国対から説明と謝罪があったことを明らかにした。また昨日、村上ファンドの村上代表が逮捕されたことに関しても、改革の名の下に多発するこうした事件について、国会の場でもしっかりした審議を行っていくとした。
続いて鳩山由紀夫幹事長が、常任幹事会において神奈川16区での公認を決定した後藤祐一さんを紹介。「日本一の実現男」だとし、「政権交代を『実現』する男として名を馳せていくことは間違いない」などと述べた。そして、補選までの4ヶ月はあっと言う間だとして、各議員の協力を要請し、「神奈川16区の勝利が日本を制する」として、一層の奮闘を呼びかけた。
後藤祐一候補予定者も挨拶に立ち、「身を粉にして一軒一軒回る」などと力強く決意を述べ、出席議員から激励の声と大きな拍手を受けた。また、浅尾慶一郎参議院議員(党神奈川県連代表)からも、改めて協力の要請が行われた。《民主党ニュース》