平成7815日目

2010/06/01

【この日の鳩山総理】

宮崎県・東国原知事と会談

平成22年6月1日、鳩山総理は家畜伝染病の口蹄疫が発生している宮崎県を訪れ、東国原知事と会談しました。

会談で鳩山総理は、「畜産農家の方々が大変な御苦労をされていることをうかがいながら、大変遅ればせではございましたけども、何としても一度お目にかからせていただいて、そして御苦労に対しまして感謝を申し上げながら、政府として万全の措置をとらせていただきたい。」と述べました。

その後、政府が宮崎県庁に設けている現地対策本部を視察し、「見えないウイルス口蹄疫との闘い、大変熾烈なものがあるが、国民の安全・安心のために頑張ってほしい。」と本部員を激励しました。《首相官邸》

鳩山由紀夫首相は1日、家畜伝染病・口蹄疫の被害が続く宮崎県を訪問した。県庁で東国原英夫知事と会談、現地対策本部を激励した。口蹄疫発生後、首相の現地入りは初めて。政府の初動の遅れが指摘される中、対策に全力を挙げる姿勢を強調する狙いだ。

鳩山首相は東国原知事との会談で「発生農家や関係の皆様の苦労に感謝を申し上げながら、政府として万全の措置をとるという思いを伝えに来た」とあいさつ。知事は「国、地方自治体、発生農家が手を携えて、終息に向けて努力していきたい」と応じた。《朝日新聞》

退陣要求に応じず

鳩山由紀夫首相(民主党代表)は党内の退陣要求の高まりを受けて1日夕、小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長と国会内で会談した、党関係者によると、党側は7月に想定される参院選の厳しい情勢をあらためて伝え辞任を要請したが、首相は応じなかった。3氏は協議を継続することで一致した。改選を目指す議員を抱えた参院執行部は首相への反発を強めている。《共同通信》

小沢、輿石氏と協議

鳩山由紀夫首相は1日夕、国会内で民主党の小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長と前日に続いて会談した。首相の進退を含め、今後の政権運営について意見交換したが結論は出ず、2日にも改めて協議することになった。民主党内には内閣の支持率下落を踏まえ、参院を中心に首相退陣論が強まっているが、首相は続投意思を変えておらず、協議は難航していると見られる。今国会の会期末が16日に迫る中、野党側は内閣不信任決議案や首相の問責決議案の提出を検討しており、首相の政権運営も厳しさを増している。

首相と小沢氏らとの会談は1日夕、約30分間行われた。途中からは平野博文官房長官も加わった。

会談後、小沢氏は「今日は3人で国会情勢を中心に意見交換した。明日以降、継続して協議するということで今日は別れた。協議の結果を受け、必ず記者会見という形で皆さんにご説明する」とのコメントを出した。平野氏も記者団に「昨日、短時間で3者で状況分析をしたが、今日改めて意見交換をした。引き続き話し合う」と語った。

会談に先立ち、小沢氏は国会内で国民新党代表の亀井静香金融相と会談した。席上、亀井氏は「国民新党としては全力を挙げて鳩山政権を支え続ける。参院選についても全力を挙げてやる」と語り、首相の続投支持を表明した。

ただ、参院民主党の首相退陣論は収まっていない。この日、輿石氏や高嶋良充参院幹事長、平田健二参院国会対策委員長らは国会内で参院常任役員会を開催。桜井充参院政審会長が「現場で戦っている候補者たちの声をきちんと総理に届ける場所をつくってもらいたい」と主張。会合では首相批判が続いたという。

高嶋氏は会合後の記者会見で「選挙戦が展開できるような局面打開をここで図っていくべきではないか。そういうことを進言している」と指摘。そのうえで「表紙を代えれば支持率は上がる可能性が高い」と語り、首相交代に言及した。

これに対し、首相を擁護する声もある。岡田克也外相は同日の記者会見で「トップを代えれば済むと考えるのは私は違うと思う。特に選挙が近くなるとそんな声が出がちだが、国民は見ている」と批判。参院選の改選組の一人も「自分の選挙で都合が悪いからこれまで支えてきた鳩山さんを降ろそうという動きは卑怯(ひきょう)だ」と語った。《朝日新聞》




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【子ども手当】一部自治体で支給開始

鳩山政権の目玉政策である子ども手当の支給が1日、一部の町村で始まった。

今年度の支給額は子ども1人当たり月額1万3千円。原則は銀行口座などへの振り込みだが、富山県朝日町では、地元での買い物に積極的に使ってもらおうと、対象の793世帯に役場の職員が直接、2カ月分の2万6千円を手渡し。初日から大勢の町民が役場を訪れ、現金の入った封筒を受け取った。


https://www.youtube.com/

厚生労働省によると、1日に支給を始めた町村はほかに北海道の5町と新潟県の1村。今月内に全国で順次実施される。支給は年3回で、6月(4、5月分)、10月(6~9月分)、来年2月(10~来年1月分)。支給日は自治体によって異なる。

受け取るには、自治体への申請が必要だ。手続きは郵送でも可能で、9月まで受け付ける。これまで児童手当を受け取っていた人は、手続きは不要。満額は月2万6千円だが、来年度以降は財源の一部を現金給付ではなく保育サービスに回す案が検討されている。《朝日新聞》

【千葉県警】反則キップ560枚盗まれる

千葉県警千葉東署は1日、県警交通部執行課の女性職員(37)が車上荒らしに遭い、交通違反者の個人情報が記された反則切符など交通違反取り締まり原票約560枚(延べ560人分)を入れたショルダーバッグを盗まれたと発表した。同署は窃盗事件として捜査している。

同署によると、女性職員は勤務を終えて娘を迎えるため保育園へ行き、1日午後6時55分ごろから約10分間、千葉市若葉区の路上に駐車して車を離れ、戻ると助手席の窓ガラスが割られ、バッグが無くなっていたという。《毎日新聞》

【自民党・山本一太氏】「平野カメレオン長官だ」

米軍普天間飛行場の移設問題を議論した1日の参院外交防衛委員会で、移設案の取りまとめにあたった平野博文官房長官に対し、野党から辞職要求や批判が相次いだ。岡田克也外相や北沢俊美防衛相も出席していたが、首相側近の平野氏が集中砲火を浴びた。

自民党の山本一太氏は「官房長官の発言はカメレオンみたいにころころ変わる。平野カメレオン長官だ」と批判。「沖縄県民を愚弄(ぐろう)し日米同盟を揺るがした、今までで最低の官房長官」とも述べ、辞職を求めた。これに対し、平野氏は「ずいぶん失礼な発言。首相に進退を預けており、職務を全うする立場だ」と反論した。

同党の佐藤正久氏も「地元調整で一番やってはいけないのはうそをつくこと。沖縄の人はうそをつかれたと怒っている」と強調。連立離脱を決めた社民党の山内徳信氏は「官房長官、外務、防衛大臣は政治の信頼を取り戻すために、責任ある辞任を」と迫った。《朝日新聞》

【亀井静香金融相】「公務は背広」

1日は、軽装で働こうというクールビズの初日。鳩山由紀夫首相ら民主党の閣僚が沖縄の正装「かりゆし」姿で閣議に臨んだが、国民新党の亀井静香金融相はスーツにネクタイ。「公務の時は背広。これを変えることはない。着せ替え人形じゃあるまいし」《朝日新聞》



6月1日 その日のできごと(何の日)