平成7050日目
2008/04/27
【衆院山口2区補選】民主・平岡秀夫氏当選
福田政権発足後初の国政選挙となった衆院山口2区補欠選挙は27日投開票が行われ、民主党の前衆院議員で社民党推薦の平岡秀夫氏(54)が、2万1000票余りの大差をつけ自民党新人で公明党推薦の元内閣審議官山本繁太郎氏(59)を破り、4回目の当選を決めた。
民主党との一騎打ちに敗れた福田康夫首相(自民党総裁)は、次期衆院選に向け求心力の低下は必至。与党内からも政権運営への批判が噴出しかねず、難しいかじ取りを迫られそうだ。《共同通信》
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【民主党・鳩山由紀夫幹事長】「福田首相は反省すべき」
野党は27日、衆院山口2区補選での民主党候補勝利を受け、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)廃止などの主張に理解が得られたと自信を深めた。「自民党政権の終わりの始まりだ」(民主党の山岡賢次国対委員長)として、終盤国会で福田政権への対決姿勢を一層強める構えだ。
与党は揮発油税の暫定税率維持を盛り込んだ税制改正法案を衆院で再議決する方針だが、民主党の鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「国民は暫定税率廃止を支持した」と撤回を要求。高齢者医療制度などに触れ「福田康夫首相は大いに反省すべきだ。反省しないのであれば、一日も早く衆院解散・総選挙か退陣すべきだ」と強調した。《共同通信》
【民主党・小沢一郎代表】自公政権は有権者から問責、不信任を受けた
小沢一郎代表は28日夕、党本部で記者会見し、衆院山口2区での補欠選挙の結果について、感謝の言葉を述べ、「国民生活を無視する自公政権に対する主権者からの不信任、問責の意思表示を福田総理が受けたということ」と述べ、すでに国民は福田内閣、自公政権を見限っているとの認識を示した。
また、本日(28日)自公の党首が会談し、30日に衆議院でガソリンなどの暫定税率を復活させるために再議決する方針を確認したことについて、「諸物価高騰の折、ガソリンの暫定税率の復活に国民の民さんは反対している。自公党首の合意に失望し、批判をいただくことになる。我々としては再値上げが起きないよう、再議決を翻意するよう主張し働きかけていく」と、あくまで有権者の意思に従って、暫定税率の復活阻止を目指す考えを改めて示した。
さらに、こうした国民の生活を無視し、参議院選挙や衆院山口2区での有権者の意思を無視し、「(山口2区の選挙結果を)300分の1に過ぎないというのなら、解散・総選挙を行うのが筋」と自公政権を批判した。
首相問責決議などについては道路整備財源特例法改正案の再議決が可能となる12日以降もあり、状況を見極めるとの考えを示した。《民主党ニュース》