平成8508日目
2012/04/24
【藤村修官房長官】大阪市・橋下市長らと会談
停止中の関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題を巡り、大阪市の橋下徹市長と大阪府の松井一郎知事が24日、藤村修官房長官と首相官邸で会談した。市長らは、原発から100キロ圏内の都道府県と電力会社が安全協定を結ぶ仕組みを作ることや、使用済み核燃料の最終処理体制の確立などを盛り込んだ8提言を藤村長官に示した。
会談に先立ち、藤村長官は記者会見で「今後自治体に様々、こちらから説明する」と述べ、再稼働に向け、原発の周辺にある自治体への説明を重視する考えを明らかにした。《日経新聞》
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【日本列島】今年初の真夏日
日本列島は24日、東・西日本を中心に高気圧に覆われて気温がぐんぐん上昇。大分県日田市で最高気温30・5度、同県豊後大野市と高知県四万十市で30・0度と、全国で今年初めて最高気温30度以上の「真夏日」となった。
この日、盛岡市では平年より3日遅く桜(ソメイヨシノ)が開花。大型連休を前に、桜前線は東日本大震災の被災地の東北を北上している。
気象庁によると、最高気温が25度以上の「夏日」となった地点も多く、西日本は7月並みの陽気となった所もあった。西日本を中心に25日も気温が高くなりそう。向こう1週間も気温は平年並みか平年より高い日が多い予想となっている。《共同通信》
【京都大学】セクハラ講師を停職3カ月の懲戒処分
京都大は24日、農学研究科の30代の男性講師にセクハラ行為があったとして停職3カ月の懲戒処分とした。大学によると、講師は同じ研究室の女子学生に対し、複数回にわたり不適切な行為があったという。学生の訴えを受け大学で調査したところ、本人も大筋で認めたという。《毎日新聞》
【宮城県・村井嘉浩知事】がれき「最大限県内処理を」
宮城県は24日、東日本大震災で発生したがれきについて、県内の全市町村長らを集めた会議を仙台市内で開き、村井嘉浩知事が「他県にお願いする以上はまずは最大限、宮城県で汗をかかなければいけない」と述べ、がれき受け入れを市町村長に要請した。
県側は「東京電力福島第1原発事故の影響で、広域処理の調整が円滑に進んでいない」と指摘、市町村が管理する一般廃棄物処理場での受け入れや、民間処理施設を活用するための協力を求めた。《共同通信》
【神奈川県・黒岩祐治知事】「神奈川独立国」目指す
神奈川県の黒岩祐治知事は24日の定例記者会見で「県全体を特区として規制緩和を進め、一国二制度のようないわば『神奈川独立国』を目指す」と述べ、独自の地方分権改革案をまとめるプロジェクトチームを同日立ち上げたことを明らかにした。
県からの独立を掲げる林文子横浜市長らの新たな大都市制度構想に対抗する狙いとみられる。
黒岩知事は「国にはできないことを神奈川でやろうと言ってきた。大胆な規制緩和を実現したい」と表明。一例として「外国人の医師や看護師が働け、未承認薬も使える。全県でそういうことを実施できるようにしたい」とした。《共同通信》
【AIJ・浅川和彦社長】「犯意はなかった」
AIJ投資顧問の年金消失問題で、参院財政金融委員会は24日午後、AIJの浅川和彦社長の証人喚問を実施した。浅川社長はうその運用について「悪意のない水増しだ。運用で(損失を)取り戻そうと思っただけで、犯意はなかった」と、詐欺には当たらないとあらためて主張した。
その根拠として「リーマン・ショックの間は、もうけた時期もあった」と述べた。また「私的にお金をもらうとかはまったくない」と主張。個人的な流用はなかったと否定した。
AIJに対しては証券取引等監視委員会が強制調査を実施。捜査当局も詐欺容疑に問えるかどうかを慎重に検討しているとみられる。《共同通信》
【漫画家・土田世紀さん】死去
土田世紀氏(漫画家)24日午後、肝硬変のため滋賀県栗東市の自宅で死去した。43歳。秋田県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。
骨太のヒューマンドラマで知られ、代表作「同じ月を見ている」は99年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、映画化もされた。他の作品に、演歌歌手を目指す若者が主人公の「俺節」、マンガ雑誌の編集部を舞台に、テレビドラマにもなった「編集王」など。「週刊漫画ゴラク」に「かぞく」を連載中だった。《共同通信》