平成5950日目

2005/04/23

【この日の小泉総理】

中国・胡錦濤国家主席と会談

インドネシア訪問中の小泉純一郎首相は23日夜、中国の胡錦濤国家主席とジャカルタ市内のホテルで会談し、関係改善に向け対話による問題解決と交流の拡大で一致した。


https://www.kantei.go.jp/

胡主席は会談後、歴史認識で反省を促し「反省を行動で示してほしい」と求めた。首相に対し、間接的な表現で靖国神社への参拝を中止するよう求めた発言だ。

首相は会談後の記者会見で、胡主席が靖国参拝問題を議論する考えはないと発言し、首相も言及しなかったと述べた。今後の靖国参拝については「適切に判断することに変わりはない」と明言を避けた。また、反日デモに関し「適切な対応をとってほしい」と中国当局の努力を求めたと説明した。《共同通信》

アジア・アフリカ首脳会議等出席(第2日)

平成17年4月23日、小泉総理はアジア・アフリカ首脳会議等出席のため訪問中のインドネシアで、昨年12月に発生したスマトラ島沖大地震とインド洋津波で大きな被害を受けたアチェ州で、国連の世界食料計画(WFP)による食料配布や非政府組織(NGO)の生活物資の配給、巡回医療活動の状況を視察しスタッフを激励しました。また、建物の倒壊した小学校を訪れ、歌や踊りで歓迎を受けました。


https://www.kantei.go.jp/

視察を終えた小泉総理は「大変な恐怖だったと思う。子供の明るい笑顔に勇気づけられる。被害の回復には時間がかかるが、支援を続けていかなければならない。」と述べました。

午後には中国の胡錦濤国家主席、インドネシアのユドヨノ大統領とそれぞれ会談を行いました。

日・中首脳会談で小泉総理は、「日中友好が両国のみならずアジア、世界にとって極めて重要だと確認し友好協力関係を発展させたい。」と述べ、胡錦濤国家主席は「当面困難があるが、中国として友好関係を強化させる方針に変わりない。中国の発展は脅威でなくチャンスだという首相の考えを積極的に評価する。」と応じました。

日本・インドネシア首脳会談では、ユドヨノ大統領に近い将来の訪日を求めました。

その後行われた内外記者会見で小泉総理は、「アジア・アフリカ首脳会議という歴史的な会議に出席し、また今日はスマトラ沖大地震・津波の被災地バンダ・アチェを実際に視察できたことは大変有意義だったと思う。」と述べました。《首相官邸》




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【ドン・キホーテ3人焼死事件】放火容疑で47歳女を再逮捕

さいたま市緑区中尾、ディスカウント店「ドン・キホーテ浦和花月店」が昨年12月に全焼し、3人が死亡するなどした連続放火事件で、埼玉県警捜査1課などは23日、別の放火未遂事件で公判中の同市中央区、無職A子被告(47)を現住建造物等放火容疑と同未遂容疑で逮捕した。 同課などは、A子被告の殺意を立証できる証拠が得られていないとして、この時点での殺人容疑の適用は見送った。

調べによると、A子被告は昨年12月13日午後8時15分ごろ、浦和花月店の寝具売り場で布団に火を付け、店舗約2300平方メートルを全焼させた疑い。この火災で焼け跡から社員のBさん(当時39歳)、契約社員のC子さん(同20歳)、アルバイトのD子さん(同19歳)が遺体で見つかった。

同課などは、A子被告が「浦和花月店に火を付けた」と認めており、出火直前にA子被告と酷似する不審者が寝具売り場周辺を行き来してる姿や、この人物が商品のラジカセを持って店を飛び出た後に、寝具売り場から出火したのを複数の客が目撃していることから、逮捕に踏み切った。《読売新聞》

【この日の民主党】

福岡各地で平田候補とともに、岡田・川端・鳩山・田中議員らが訴え

衆議院統一補欠選挙の選挙戦最終日となった23日、岡田克也代表・川端達夫幹事長・鳩山由紀夫元代表(『次の内閣』ネクスト外務大臣)らは、平田まさのり候補とともに福岡市内各地で街頭演説を行い、各地で集まった多くの聴衆を前に力強い訴えを展開した。

まず23日昼、前日に引き続いて応援に駆けつけた俳優の菅原文太さんは、平田まさのり候補らと福岡市内の繁華街を練り歩いた。菅原さんらは道行く人々に気さくに声をかけ、写真撮影などにも気軽に応じ、その周りにはあっという間に人垣ができた。

同日午後、市内の団地で行われた街頭演説では、平田まさのり候補・岡田代表らに加えて、急遽予定を変更して駆けつけた田中眞紀子衆議院議員も参加。

この中で岡田代表は、まず今回の補欠選挙について、「しがらみのある古い政治を続けるのか、新しい若い政治を切り開いていくのか、全国が注目している」と指摘。「偽物の『改革』はもう十分だ」として、「私たち民主党に、本物の改革をやらせて欲しい」と力強く訴えた。岡田代表は更に、国民の立場に立った年金制度の抜本改革の必要性を強調するとともに、アジア軽視の外交を行ってきた小泉首相を厳しく批判。「何もないところから立ち上がり、大きな相手に立ち向かっている」と平田まさのり候補を紹介し、「必ず日本の政治は変わる」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた。

続いて平田まさのり候補も、「明日の選挙は日本が変わるかもしれない大きな選挙だ」とした上で、「私には地盤も看板もカバンもない」が、「私の車いすを押し上げていただきたい」と呼びかけると、大きな拍手と激励の声がわき起こった。

田中議員もマイクを握り、まず「政治には強さと優しさ、両方が必要だ」と指摘。「人の心の痛みにしっかり手をさしのべられるような政治が求められている」のに、年金、医療、介護や子供たちの問題で、苦しんだり痛みを覚えている人たちが、なぜなかなか立ち直ることができないのか、それは「自民党が50年も単独支配を続けてきたから」だと断じ、「政治を交代させて流れを変えなければならない」と強調した。そして田中議員は、平田候補の肩を握りながら、「ここに素晴らしい候補者がいるではないか」などと呼びかけ、大きな拍手と歓声を浴びていた。

更に場所を移して行われた街頭演説では、岡田代表・川端幹事長・鳩山元代表が勢揃いし、詰めかけた多くの聴衆を前に演説。川端幹事長はまず、「明日の結果は全国の人が見ている」として、「全国300小選挙区で投票に行けるのはたった2つ、1票が150票分ある」と強調。「ここから日本が変わる、ここから日本の選択が動き出す」と力一杯の訴えを行い、「みんなで世の中を変えましょう」と呼びかけた。

鳩山元代表も、「あなた方のために、平田まさのりという男を通じて、未来をつかんでいただきたい」と呼びかけるとともに、「国民の皆さんが主役となる政治を実現する」決意を改めて強調。「口では改革と言うが、全くやる気のない」小泉首相を厳しく批判するとともに、平田まさのり候補の持つ「正義感、公正さを求めるその思い」を実現させて欲しいとして、「時計の針を元に戻さないでいただきたい」などと訴えた。

「日本を立て直したい。声が届く政治の実現を」門間候補、最後の訴え

統一補選最終日となった23日、宮城2区の門間ゆきこ候補の応援のため、藤井裕久代表代行、菅直人前代表(『次の内閣』ネクスト国土交通大臣)、小宮山洋子ネクスト男女共同参画担当大臣は、揃って仙台市を訪問。連日熱のこもった選挙戦を繰り広げている岡崎トミ子副代表、宮城県連代表の安住淳衆議院議員、櫻井充参議院議員らとともに、市内各所で宮城2区の門間ゆきこ候補の応援活動を行った。

同日夜、一同は門間事務所前に結集。選挙戦最終打ち上げを一緒に迎えようと詰めかけた地域の皆さん、支持者の方々を前に、最後の最後までの支援を呼びかけた。

マイクを握った菅前代表はまず、「日本の行き詰まりを突破していくためにも、何としても勝たせていただきたい」と力説。閉塞感に包まれた日本の現状にあって、「それを変えられるのが自民党政治か、民主党政治か。この選挙区で象徴的に争われている」と指摘。戦後60年積み重ねてきたしがらみを背負った自民党には政治の流れを変えることはできないとした上で、「政権交代へ向け、この宮城から大きなうねりを起こして欲しい」と訴え、日本変革の第一歩となる勝利を民主党にもたらして欲しいと要請した。

藤井代表代行は「皆さん、有り難うございました」との言葉とともに登壇。ゼロからのスタートだった門間候補者をここまで盛り立ててくれたことに感謝の意を示した。党内部からの改革を訴える自民党候補については「できっこない。私も自民党にいたから分かる」と指摘。一年以内に自民党という渦に巻き込まれ、有権者を裏切る結果に終わるとした上で、国民の声を聞き続けていく門間候補への支援を改めて訴えた。

続いて登壇した岡崎副代表は、輝く瞳を持ち、一人ひとりの声を大事にしたいと訴え続けてきた門間候補について、「政治のリーダーになり得る素質を持った人と確信した」と力説。地域社会のなかで育まれた門間候補の資質こそ政治の世界に欠かせない視点であるとの考えを示した岡崎副代表は、この統一補選を「日本の政治を変える第一歩としたい」と述べ、そのためにも門間候補を国会へ送って欲しいと熱弁をふるった。

「もんま!」「ゆきこ!」「もんま!」「ゆきこ!」の大合唱のもと、感激で目をうるませながら最後に登壇した門間候補は、「このまちを、日本を、何とか立て直したい。そのために多くの方の話を聞かせていただきたい。そんな思いでたくさんの皆さんと直接お話させていただいてきた」と自らの選挙戦での思いを報告。「一人ひとりの声からしか政治は変わっていかない。一人ひとりの声が届く政治を実現していきたいと強く思っている」と、熱く語った。「子どもたちに豊かな未来をつくれるのは一人ひとりの声、一票一票に託されている」として、子どもたちの未来のために有意義な選択を要請した。

最後には岡崎副代表のリードの下で「男も女も門間ゆきこ!」「子どももお年よりも門間ゆきこ!」「家族そろって門間ゆきこ!」…と一同声を揃えて必勝コール。「みんなでがんばろう」「明日は勝つぞ」と力を込めて十四夜の月に声を響かせ、拍手で締めくくった。

岡田代表・平田候補ら、大歓声の中、大橋駅前で最後の街頭演説行う

岡田克也代表・川端達夫幹事長・鳩山由紀夫元代表らは、平田まさのり候補が選挙戦最後の街頭演説の地として選んだ西鉄大橋駅西口に駆けつけ、駅前を埋め尽くした聴衆を前に、多くの国会議員とともに力強く支持を訴えた。

蓮舫参議院議員の司会の下、まず挨拶に立った松本龍衆議院議員(党福岡県連代表)は、「すべての皆さんに、ここまでこられたことに感謝する」と述べるとともに、「皆さんの力で平田さんの車いすを押して下さい」などと呼びかけた。

続いて鳩山由紀夫元代表もマイクを握り、「古い政治よ、さようなら、新しい政治よ、こんにちは、であり、汚い政治よ、さようなら、クリーンな政治よ、こんにちは、だ」と聴衆に呼びかけ、「抜け殻のような改革をしてきた小泉首相ではなく、本物の改革を。そのためには政治を変えるしかない」との力強い演説には、大きな拍手が起こった。

川端達夫幹事長は、「いよいよ明日という歴史的な日が目前に迫ってきた。主役は皆さんだ」と切り出し、「皆さんの力で、小泉・自民党政治にノーを」と呼びかけ、努力しても報われず希望の見えない社会を切り開くため、強い者だけが強くなる政治に対し「福岡から怒りの声を」などと訴えた。

歓声と拍手に迎えられた岡田克也代表は、「選挙戦スタートの時にもこの場に立たせていただいた」とし、「新しい、若い政治へ扉を開こう」と戦ってきた平田まさのり候補を、「不屈の男だ」と紹介し、その挑戦を讃えた。そして、「皆さん一人ひとりが本気になって、政治を変えようと行動した時に政治は変わる。それが明日だ」と力強く呼びかけ、「日本を大きく変えよう」と最後の演説には、大きな拍手が寄せられた。

大歓声の中、マイクを握った平田まさのり候補は、着るのは最初で最後という『チーム・フェア』のオレンジのジャンパーを着て演説。「本当に有権者の声を聞いて回ることが政治の原点。今の政治はその原点からかけ離れた、全くもって本末転倒の政治になっている。これを許すわけにはいかない」との熱い訴えには、何度も大きな歓声と拍手がわき上がった。

また、田中眞紀子衆院議員も駆けつけ、「人の心の痛みの分かる政治を実現する」ためにがんばっている、と平田候補を紹介。集まった聴衆に、日本の政治を変えようと訴えた。

最後に岡田代表らが再び壇上に上がり、歓声と拍手に応える中、街頭演説会は幕を閉じた。

新しい、若い政治の扉を開く 岡田代表が選挙戦終了後、記者団に

23日夜、街頭演説を終えた岡田克也代表は記者団の質問に答える形で、今回の選挙戦について、「皆さんが本当に献身的にがんばってくれて、今日を迎えられたことは、本当に有り難いことだ」と述べた上で、見通しについては、「明日の投票率にかかっている」との見方を示した。

また岡田代表は、「新しい、若い政治の扉を開くのかどうかも問われた選挙」だとし、何度も福岡に駆けつけたことに関しても、そうしなくてはならないと思わせる「平田さんの魅力もあると思う」などと語った。その上で、「無名の平田さんが、短期間で互角の勝負に持ち込んでいるのは素晴らしいこと」などとコメントした。《民主党ニュース》



4月23日 その日のできごと(何の日)