平成6295日目
2006/04/03
【マリナーズ・城島健司捕手】メジャーデビュー戦で本塁打
米大リーグに、日本人捕手として初めて挑戦しているマリナーズの城島健司捕手(29)が3日、シアトルで行われたエンゼルスとの開幕戦で五回、大リーグ初安打となる1号ソロ本塁打を右越えに放った。日本人選手が、大リーグのデビュー戦で本塁打したのは2004年の松井稼頭央内野手(メッツ)に続いて2人目。
城島は7番に入り、先発出場。0-3とリードされた第2打席の五回一死無走者で、昨季、ア・リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を獲得したバートロ・コローン投手から本塁打した。デビュー戦は3打数1安打1打点。マリナーズは4-5で敗れた。
捕手は投手との意思疎通など言葉の比重が大きく、日本からは城島が最初の挑戦者。日本で7年連続ゴールデングラブ賞を獲得した堅守と通算211本塁打の強打を武器に、大リーグに飛び込んだ。イチロー外野手は「1番・右翼」で出場し、5打数1安打だった。内容は空振り三振、三ゴロ、右前打、三ゴロ、空振り三振。マリナーズは4-5で敗れた。《共同通信》
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【NHK連続テレビ小説・純情きらり】放送開始
【小泉純一郎首相】「早期勧奨退職」廃止を
衆院行政改革特別委員会は3日、行政改革推進法案など関連5法案の総括質疑を行った。小泉純一郎首相は国家公務員の天下りを助長する要因と指摘される早期勧奨退職について「できれば定年まで働けるようにするのが、あるべき望ましい姿だ。与野党が胸襟を開いて今後議論していく課題だ」として廃止が望ましいとの考えを示した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】オペラ鑑賞
小泉純一郎首相は3日夜、東京・赤坂のサントリーホールで、ニコラ・ルイゾッティ指揮のイタリア歌劇「トゥーランドット」を鑑賞した。トリノ冬季五輪フィギュアスケートでこの歌劇の曲に乗り、金メダルを獲得した荒川静香選手も同席、プッチーニの傑作を堪能した。
首相は幕あいに、荒川選手とともに歌劇を楽しんだ感想を記者団に聞かれ、「幸運だね。まだ私には運がついている」と上機嫌で答えた。荒川選手も「昔から大好きな曲だったので、生で見られて最高です」と感激していた。
首相は幕あいに楽屋も訪れ、出演者に「マイフェイバリット(私のお気に入り)」などと笑顔で声を掛けていた。《共同通信》
【民主党】「小沢代表」へ調整加速
民主党の新代表選びは3日、小沢一郎前副代表が出馬を前向きに検討する考えを表明した。これを受けて羽田孜元首相、鳩山由紀夫幹事長、横路孝弘元副代表に近い各議員グループは相次ぎ支持を打ち出し、小沢氏を軸に話し合い決着を目指す動きが強まった。
対抗馬と目される菅直人元代表は記者団に挙党態勢の実現を優先させる考えを言明。小沢氏は3日夜の会談で菅氏と正式な形で協議したい意向を示した。《共同通信》
【この日の民主党】
党国土交通部門、日本航空の羽田の整備場を視察し意見交換行う
民主党『次の内閣』国土交通部門は3日午後、日本航空の相次ぐトラブルに関連し、羽田空港内の日本航空のハンガー(格納庫)を視察し、同社の関係者から説明を受けた。今回の視察には、長妻昭ネクスト国土交通大臣をはじめ、前田武志参議院副会長、鉢呂吉雄・小宮山泰子・三日月大造各衆議院議員らが参加し、航空機整備の現場を精力的に見て回った。
一行はまず、日本航空の整備本部長ら関係者から、「信頼の回復に努める」などの挨拶を受けた後、238機の航空機を約7500名の人員で整備していることなど、その整備体制について詳しく説明を受けた。そして実際にハンガーで航空機が整備されている現場を、エンジンや機内なども含め、関係者の説明を受けながら、詳しく視察して回り、関係者と更に率直に意見交換を行った。
視察を終えた長妻ネクスト国交相は、所感として、故障と整備不良の違いが単純に分けられるものなのか、様々な関連会社が関わる整備体制の中で連携がきちんとできているのかどうか、マニュアル等の順守が全社員に徹底されているか、などの問題意識について語った。
代表選挙の特例規則を承認 両院議員総会で
民主党の両院議員総会が3日夕方に本部で開かれ、前原誠司代表の辞任に伴う代表選挙の特例規則を承認した。立候補の受付は7日午前9時から10時までで、新代表選出の両院議員総会は7日午後3時から都内のホテルで開かれる。
総会ではまず、田名部匡省両院議員総会長が、「衆議院議員111人中72人、参議院議員81人中53人が出席で、総会は成立している」と総会の成立を宣言した。
次に鳩山由紀夫幹事長が、新代表選出のための代表選挙の特例規則案を提案した。この中で、鳩山幹事長は、「民主党らしく公明正大に代表選挙を行う。誰が代表になっても支えていこうではないか」と呼びかけ、大きな拍手を受けた。また、「新代表の就任は4月7日。任期は9月末日まで。11日に補欠選挙の告示が迫っている。新体制をつくり、反転攻勢に打って出なければならない。党規約の8条7項を適用し両院議員総会で代表を選出する」と提案した。さらに、「立候補には党所属の国会議員の20人以上25人以内の推薦人が必要」とした。
次に松本龍中央代表選挙管理委員会委員長が、代表選挙実施の公告案を提案。この中で松本委員長は、「4月7日午前9時から10時まで立候補を受け付ける。代表候補者が一人である場合は、両院議員総会での承認をもって選挙に代える。複数の候補が出た場合は15分ずつの政見表明を実施する。」と述べた。
総会では河村たかし衆議院議員が、立候補のための推薦人を10人に引き下げるべきなどの意見を表明。鳩山幹事長が改めて20人以上25人以内の推薦人の数について理解を求めた。代表選挙の特例規則案と公告案はともに承認された。《民主党ニュース》