平成9545日目

2015/02/25

この日のできごと(何の日)

【大塚家具】大塚勝久会長が長女を非難

大塚家具創業者の大塚勝久会長は25日、都内で記者会見し、経営方針をめぐって対立していた長女の大塚久美子社長の解任などを求めた自身の株主提案について説明、自らが社長に復帰する正当性を主張した。また久美子氏が大塚家具の大株主である資産管理会社の株式を違法に支配としたとして、同日、株式の返還を求める民事訴訟を東京地裁へ起こしたことも明らかにした。父娘の対立は法廷闘争に発展した。

勝久氏が公の場に姿を現すのは、1月下旬に久美子氏が半年ぶりに社長へ復帰して以降、初めて。勝久氏は、株主提案は執行役員や本社の管理職の多くが賛同しており、「社員の総意と信じている」と強調。社長在任中に会社の業績を悪化させている久美子氏は、経営トップとして不適格だと批判した。

また、「久美子氏はコンプライアンスに重大な問題がある」と指摘。資産管理会社の株式を支配するため虚偽の名義移転を行ったなどとして、久美子氏に株式の返還を求めて提訴したことを明らかにした。《産経新聞》

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【維新の党・江田憲司代表】野党結集呼び掛け

維新の党の江田憲司代表は25日、東京都内で講演し、野党勢力の結集に向けて民主党の岡田克也代表に協力を呼び掛けた。「(民主党が)独自路線で政権を取れるなどという甘い考えは捨ててほしい。岡田氏の英断を求めたい」と述べた。

同時に、大阪都構想の可否を問う5月の住民投票が終わるまでは、野党再編をにらんだ動きを封印する考えを重ねて示した。

江田氏は、昨年の衆院選前に浮上した民主党との合併構想に関し、民主党の前原誠司元代表から、維新の橋下徹最高顧問(大阪市長)ら「関西勢」の切り離しを求められたと明らかにした。即座に断ったと説明した。《共同通信》

【TBS・石原俊爾社長】不祥事相次ぎ謝罪

BSの石原俊爾社長は25日の定例会見で、1月に放送したバラエティー番組などで不適切な演出が相次いだことについて、「誤解を与える内容を放送し、視聴者、関係者に改めておわび申し上げたい。現場に厳重注意するとともに、再発防止作を徹底するよう指示した」と述べ、謝罪した。

問題となったのは、いずれも1月28日放送の「水トク!激闘大家族スペシャル」と「水曜日のダウンタウン」の2番組。「大家族-」では、妊娠中の女性が出掛ける場面として放送された映像が、実際には出産後の女性の服の下にタオルを入れて撮影されたものだった。津村昭夫編成局長は「番組は実録バラエティー。視聴者に『再現である』という認識を得られる形で放送すべきだった」と述べ、最低限、テロップを表示すべきだったとの認識を示した。《産経新聞》

【衆院予算委員会】

献金問題を巡る西川公也前農相の辞任で空転していた衆院予算委員会は25日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して審議を再開した。首相は西川氏の辞任に関し「私が任命した閣僚が交代する結果を招いたことについて、国民に大変申し訳ない」と改めて陳謝した。

2月25日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】農相辞任を陳謝
https://www.kantei.go.jp/

西川氏の献金問題については「法的な意味においてはしっかりと説明責任を果たしている」と述べ、違法性はないとの認識を示した。《毎日新聞》

【故・坂東三津五郎さん】告別式

21日に59歳で死去した歌舞伎俳優、坂東三津五郎さんの葬儀・告別式が25日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。歌舞伎・舞踊関係者のほか、映画監督の山田洋次さんら芸能関係者やファンら約5千人が弔問に訪れ、名優との別れを惜しんだ。

歌舞伎俳優、尾上菊五郎さんは弔辞で「夏から舞台に復帰したいと前向きな言葉をもらって喜んでいた。残念だ」と言葉を詰まらせた。さらに「若手をかわいがって育ててくれた。君のまいた種が花咲き、実をつけて歌舞伎界を背負って立つと思うと楽しみです」と功績をたたえた。《共同通信》

【仏週刊紙・シャルリエブド】最新号発売

1月のフランス連続テロで本社が銃撃を受けた風刺週刊紙シャルリエブドの最新号が25日、約1カ月半ぶりに発売された。リス編集長は「元の生活が始まる」と完全復活を強調するが、テロの再発を懸念する声も強く「本当の困難はこれから」との指摘も出ている。

1面は赤色の背景に「再開だ!」との見出しで、極右政党の国民戦線のマリーヌ・ルペン党首、ローマ法王、サルコジ前大統領、イスラム過激派戦闘員らの顔をした犬が、シャルリエブド紙をくわえた犬を追いかける風刺画を掲げた。

リス氏はフランスのメディアに「今もテロリストがとどめを刺しにくる悪夢を見る」と打ち明けた。《共同通信》

【比・アキノ大統領】両親を回顧

フィリピンで1986年にマルコス独裁政権を打倒した「ピープルパワー(民衆の力)」政変から29年を迎えた25日、首都マニラではアキノ大統領が出席し、記念式典やミサが開かれた。

アキノ氏はミサで、マルコス氏の政敵、父ベニグノ・アキノ元上院議員が83年に暗殺された直後は復讐心の固まりだったと演説。だがマニラの幹線道路を埋め尽くした群衆がマルコス氏を退陣に追い込み、母コラソン・アキノ氏(故人)を大統領に押し上げたことは「父が訴えていた平和的な変化は実現可能だと示してくれた」と述べ、政変が自身にも大きな影響を与えたと回顧した。《共同通信》

【ロシア】ウクライナに天然ガス供給で圧力

ロシアのプーチン大統領は25日、ウクライナへの天然ガス供給について、前払いを受けている代金で供給できるのはあと3、4日しかないと指摘、追加の支払いがなければ供給を止め、ウクライナ経由で供給を受ける欧州にも影響が及ぶ可能性があるとの考えを示した。ロシア通信が伝えた。

ガス供給を材料にウクライナや欧州に圧力をかけた発言とみられる。

プーチン氏は、ウクライナが18日に東部の親ロシア派支配地域へのガス供給を、パイプライン損傷を理由に一時停止したことに言及。「虐殺のにおいがする」と述べ、地域住民全体を苦しめる行為だと批判した。《共同通信》

【EU】エネルギー同盟戦略を始動

欧州連合(EU)欧州委員会は25日、ロシアへのエネルギー依存を減らし、域内の送電網を拡充するなど「エネルギー同盟」の実現に向けた戦略を始動させる政策文書を発表、加盟国と欧州議会に承認を求めた。

EUの「エネルギー同盟」構想は、ウクライナ危機をめぐるロシアとの対立をきっかけに浮上。EUは域内のエネルギー需要の53%を輸入に頼っており、約4千億ユーロ(約54兆円)に上る年間コストの削減も課題だ。

欧州委によると、ブルガリアやスロバキアなど域内6カ国がガスの輸入をロシアのみに依存している。《共同通信》



2月25日 その日のできごと(何の日)