平成6623日目
2007/02/25
【この日の安倍総理】
新潟県下視察・帰国拉致被害者と面談
平成19年2月25日、安倍総理は新潟県を訪れました。
まず総理は長岡市を訪れ、平成16年に発生した中越地震によって、現在も一部で避難指示が継続している旧山古志村被災者の仮設住宅を訪問し、被災者と懇談しました。その後小千谷市で、戊辰戦争時代、敵軍である西軍の戦死した若者を、小千谷の方々が哀れみ、 「死ねばみな仏」の精神で葬った西軍墓地を訪れました。
続いて燕市で、金属洋食器などで多くのデザイン賞を受賞している中小企業を視察し、地域で共同受注グループを設立した金属研磨企業や商工会議所の方々と意見交換しました。
新潟市に移動した総理は、携帯動画プレイヤー背面の研磨などを手がける中小企業を視察、工場で研磨作業を体験しました。
市内のホテルで、蓮池薫さんら5名の帰国拉致被害者と面談しました。安倍総理は、「帰国をされた、曽我さん、蓮池さん、地村さんには、真相究明、捜査のためにご協力、ご努力を頂いていること、大変助けになっております。安否が定かでない拉致被害者の方々の日本への帰国実現に向けて、全力をあげていきたいと思います。」と述べました。
小浜市の地村保志さん、富貴恵さん夫妻ら帰国した北朝鮮拉致被害者5人は25日、安倍晋三首相と新潟市内のホテルで懇談し、曽我ひとみさんの母ミヨシさんら安否不明になっている拉致被害者が1日も早く帰国できるよう要望した。安倍首相が就任後、帰国者5人と合うのは初めて。《福井新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【三遊亭円楽さん】第一線からの引退を表明
人気落語家の三遊亭円楽さん(74)が25日、東京・国立演芸場で開かれた落語会「国立名人会」の終了後、「きょうで噺家(はなしか)として引退したい」と、落語界の第一線から退くことを明らかにした。円楽さんは05年10月に脳梗塞(こうそく)で入院。その後、復帰したが、06年5月には83年から務めてきた人気テレビ番組「笑点」の司会を勇退した。
1日おきに人工透析を続け、語りに影響する歯の具合もよくないなど体調の不安を抱えている。この日はトリで得意ネタの「芝浜」を約45分間演じ、満員の観客から大きな拍手を受けた。しかし直後の記者会見では硬い表情で、「もうちょっとはっきりしゃべれると思ったら、だめですねえ。こんな噺をお客様の前でやるのは情けない」と発言。「今後よくなるということはないですから。こんな調子ではどうあがいても無理ですね」と引退を表明した。 《毎日新聞》
【中村紀洋内野手】育成枠で中日に入団
かつて年俸5億円を稼ぎ、通算319本塁打を放っている男が400万円から再出発する。
前オリックスの中村紀洋内野手(33)が25日、中日と育成選手契約を結んだ。年俸は昨季2億円の1/50となる400万円で、背番号は「205」。中村紀は「野球小僧として頑張りたい」と決意を語った。
中日の支配下選手は69人で、残り枠は1つ。中村紀は登録期限の6月末までに1軍昇格を目指す。お金も住む部屋も公式戦出場資格もないまま、中日の2軍で猛アピールを続ける覚悟だ。中村紀が、ないないづくしの再出発を切る。15日から10日間受けていた中日の入団テストに合格し、育成選手として入団が決定。
「やっとユニホームを着られるだけでうれしい。野球小僧として頑張りたい」と意気込んだ。野球を続けることができるという晴れやかな顔の裏側には、これまでに経験してこなかった苦難が待ち受けている。《日刊スポーツ》