平成9176日目
2014/02/21
【ヤンキース・イチロー外野手】キャンプイン
米大リーグで14年目のシーズンに臨むヤンキースのイチロー外野手が20日、フロリダ州タンパでキャンプインした。今キャンプでは、OBの松井秀喜氏が臨時コーチを務める。
イチローは昨年、日米通算4千安打を達成したが打率2割6分2厘、136安打はともにメジャーで最低の成績だった。オフに俊足巧打のエルズベリー、強打のベルトランと外野手を補強したチームで巻き返しを狙い、あと258本となったメジャー通算3千安打にどこまで迫れるか。
松井氏は今月、宮崎市での巨人のキャンプでも臨時コーチを務めた。田中将大投手は既にキャンプインしている。《共同通信》
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【アンネの日記】被害は288冊
東京都内の公立図書館が所蔵する「アンネの日記」が破られているのが相次いで見つかった問題で、被害は杉並区や練馬区、東久留米市など少なくとも5区2市の計36館、計288冊に上ることが21日、各自治体や図書館への取材で分かった。
菅義偉官房長官は同日の記者会見で「わが国として受け入れられるものではない。極めて遺憾であり、恥ずべきことだ」と非難。問題の背景について「全く予測しかねる。警察当局もしっかり捜査するだろう」と述べた。《共同通信》
【大阪府】ニセ教師が失職
大阪府教委は21日、東大阪市立の中学校で社会科を担当していた男性教諭(45)が教員免許を持たないまま15年間にわたり、市立中計4校で授業を行っていたと発表した。男性は採用時、教員免許を偽造して提出していた。府教委は今月20日、男性を失職扱いとし、給与の返還請求などを検討している。
文部科学省は「15年間にわたり無免許で教えた例は聞いたことがない」としている。府教委は、男性の行為が有印公文書偽造や教育職員免許法違反などの罪にあたる可能性もあるとみて大阪府警に相談している。《産経新聞》
【バリ島ダイビング事故】小型船の船長を逮捕
インドネシア・バリ島沖のスキューバダイビング事故で、地元警察は21日、業務上の過失によりダイバーを死亡させた疑いがあるとして、日本人女性7人をボートで現場海域に案内したインドネシア人船長、アグスティヌス容疑者(30)を逮捕した。
警察によると、複数の生存者が「ダイビングを終えて海面に浮上した際、ボートが見つからなかった」と証言。警察は、アグスティヌス容疑者が現場海域を離れ、ダイバーの安全確保を怠った疑いがあると判断した。同容疑者は20日、警察署で拘束された後、共同通信の取材に「なぜ自分が拘束されたのか分からない」と話した。《共同通信》
【沖縄県・仲井眞弘多知事】辺野古「承認しかない」
沖縄県議会の調査特別委員会(百条委)は21日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設に向けた名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認した経緯を審査するため、仲井真弘多知事を証人喚問した。知事は、県が求めている5年以内の普天間運用停止に関し、政府から担保を取っているか質問され「委員会の目的と関係ないと理解するので控えたい」と答弁を避けた。
埋め立て承認については「公有水面埋立法上、ノーと言う理由はない。承認の答えしかない」と述べ、政治的判断ではなかったと強調。辺野古より県外移設の方が早いという自説は「変わっていない」と述べた。《共同通信》
【社民党】若手副党首起用を断念
社民党の吉田忠智党首は21日、地方の意見を党運営に反映させるため検討していた若手地方議員の副党首起用を断念した。地方側が「適任者がいない」として難色を示した。吉田氏の党改革の目玉が頓挫した格好で、指導力を問われそうだ。
吉田氏は、高齢化が指摘される党の若返りをアピールする狙いもあり、昨年末から、福島瑞穂副党首に次ぐ2人目の副党首に若手地方議員を充てる方向で調整。又市征治幹事長ら国会議員からは了解を取り付けた。
候補として、昨年10月の党首選で争った東京都豊島区議の石川大我氏(39)や沖縄県議らが取り沙汰された。《共同通信》
【菅義偉官房長官】閣僚に「緊張して臨んで」
菅官房長官は21日の閣議後の閣僚懇談会で、衛藤首相補佐官による対米批判発言を念頭に「2014年度予算案の審議は正念場に差し掛かっている。閣僚をはじめ、緊張して臨んでもらいたい」と注意を促した。谷垣法相が閣議後の記者会見で明らかにした。
衛藤氏は動画サイトで、首相の靖国神社参拝への失望声明を発表した米国に対し「むしろわれわれが失望だ」と批判。その後、発言を撤回し、動画も削除した。
古屋拉致問題担当相は会見で「日米関係が一番重要な同盟関係であることは論をまたない。衛藤氏の発言はあくまで個人の発言と認識している」と指摘した。《共同通信》
【菅義偉官房長官】元慰安婦証言の検証表明
菅義偉官房長官は21日の記者会見で、従軍慰安婦問題をめぐり旧日本軍の関与を認めた河野洋平官房長官談話の根拠となった元慰安婦による証言内容を検証する意向を示した。「機密保持を前提に、聞き取り(内容の検証)を検討していきたい」と述べた。
河野談話を発表した1993年当時、首相官邸の事務方トップとして関与した石原信雄元官房副長官が20日の衆院予算委員会に参考人として出席し、元慰安婦の証言に基づき作成したが、裏付け調査はしなかったと明らかにしていた。
菅氏は検証方針について「日本政府として当然のことだ」と強調した。《共同通信》
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韓国外務省当局者は21日、菅義偉官房長官が、従軍慰安婦問題をめぐり旧日本軍の関与と強制性を認めた「河野談話」の根拠となった元慰安婦の証言を検証する可能性に言及したとして、「強制性に疑問を提起することは受け入れられない」と反発した。
同当局者は、証言を検証するのは「河野談話を否定する試み」で、「韓日関係の基礎となってきた正しい歴史認識の根幹を崩すことにほかならない」と批判。元慰安婦が「羞恥心に耐えて証言に臨んだ」とし、「被害者を再び傷つける分別のない行動をしてはならない」と要請した。《共同通信》
