平成9532日目
2015/02/12
この日のできごと(何の日)
【ナッツリターン事件】大韓航空前副社長に実刑判決
大韓航空機内で客室乗務員のナッツの出し方に怒って機体を引き返させたとして航空保安法違反などの罪に問われた同社前副社長、趙顕娥被告(40)に、ソウル西部地裁は12日、同法上の航空機航路変更の罪を認定し懲役1年(求刑懲役3年)の実刑判決を言い渡した。
裁判長は「航路とは空路(離陸後)のみを言う」として離陸前の引き返しは航路変更に当たらないとの被告側の主張を認めず、ドアが閉まってから着陸までが航路に当たると指摘した。
事件の隠蔽を企てたとして証拠隠滅などの罪に問われた同社常務(57)は懲役8月(同懲役2年)、常務に国交省の調査内容を漏らした罪に問われた同省調査官(54)には懲役6月、執行猶予1年(同懲役2年)がそれぞれ言い渡された。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大相撲】琴欧洲親方が「鳴戸」襲名
日本相撲協会は12日、昨年3月の春場所限りで現役を引退した琴欧洲親方(31)=ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋=が同日付で年寄「鳴戸」を取得し、襲名したと発表した。昨年1月に日本国籍を取得。日本人の大関経験者は引退後3年間、現役名のまま親方になれる規定により、ここまで後進を指導してきた。
相撲協会によると外国出身では高見山、小錦、武蔵丸に次ぐ4人目の年寄名跡取得者。「鳴戸」は2011年11月に急逝した先々代親方(元横綱隆の里)から継承した先代親方(元幕内隆の鶴)が、13年12月に年寄「田子ノ浦」を襲名。その後は空き名跡となっていた。《共同通信》
【東京都渋谷区】「同性パートナーシップ証明」条例案提出へ
東京都渋谷区は12日、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認め、証明書を発行する条例案を盛り込んだ2015年度予算案を発表した。条例案は3月上旬に開会予定の3月区議会に提出する。
区によると、自治体が同性同士をパートナーとして証明する制度は全国初。性的少数者(LGBT)の権利を保障する取り組みは、他の自治体にも影響を与えそうだ。
区議会で可決、成立すれば4月1日に施行する。証明書発行は、事務手続きなどを経て15年度内の開始を目指す。
条例案では、男女平等や多様性の尊重をうたった上で「パートナーシップ証明」を定めた条項を明記している。《共同通信》
【宮城県石巻市】被災住宅で連続不審火
12日夜から13日未明にかけ、宮城県石巻市沿岸部で、東日本大震災の津波で被災した家屋の不審火が5件相次いだ。木造2階建てと平屋の住宅計5棟が全焼したが、いずれも住人はいなかったという。
現場は半径約2キロの範囲に集中し、石巻署は連続放火の疑いもあるとみて調べている。
署によると、12日午後8時半ごろに中浦1丁目の住宅から出火。13日午前0時15分ごろにかけて大街道東3丁目、門脇浦屋敷、南浜町2丁目、湊町1丁目でも出火した。
けが人はいない。2階部分が激しく燃えた住宅もあったという。《共同通信》
【民主党】政権への対決姿勢を鮮明に
民主党執行部は12日、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」を批判し、格差是正への取り組みに重点を置いた2015年度活動方針案を両院議員懇談会に提示、大筋で了承された。3月1日の党大会で正式決定する。今国会で焦点となる安全保障法制の審議でも政府の考え方を徹底追及するとし、政権への対決姿勢を鮮明にした。
活動方針案は15年度を「自民党に代わる政権の選択肢として党を再生する重要な年」と位置付けた。生活者の立場で既得権や癒着構造と戦う「改革政党」としてアピールし、国民の信頼回復を目指す。《共同通信》
【安倍晋三首相】施政方針演説
安倍晋三首相は12日午後、国会で施政方針演説を行った。今国会を「改革断行国会」と位置づけ、成長戦略の柱である農協改革などの規制改革を推進していく姿勢を強調。安全保障をめぐる法整備を進め、憲法改正に向けた国民的な議論の深まりにも期待を示した。
演説の冒頭で、首相は過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件を取り上げ、「日本人がテロの犠牲となったことは痛恨の極み。非道かつ卑劣極まりないテロ行為を断固非難する」と批判し、「日本がテロに屈することは決してない」と訴えた。《朝日新聞》
【ベネズエラ】反政府デモで衝突
ベネズエラで昨年2月以降に広がった反政府デモで最初の死者が出てから1年がたった12日、首都カラカスなど各地で反政府派デモが発生、一部で治安部隊と衝突し、負傷者が出た。
ベネズエラは産油国だが、生活必需品などの不足や高インフレが深刻化。最近の油価の下落が追い打ちをかけており、国民の不満が高まっている。
報道によると、西部サンクリストバルではデモ隊が治安部隊に火炎瓶や石を投げ、治安部隊が催涙ガスで応戦。ロイター通信によると、8人が負傷し、学生4人が拘束された。
一方、政府支持派もカラカスでマドゥロ大統領支持を訴えてデモ行進した。《共同通信》