平成7321日目
2009/01/23
【故・遠藤実さん】国民栄誉賞受賞
平成21年1月23日、麻生総理は総理大臣官邸で、昨年12月6日に死去された作曲家、遠藤実氏への国民栄誉賞の表彰式を行い、遠藤氏の長女の由美子さんに表彰状と盾を授与しました。
これは、同氏が世代を超えて長く愛唱される名曲を数多く作曲し、国民に夢と希望と潤いを与えた功によるものです。
国民栄誉賞は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者に対して、その栄誉を讃えることを目的として昭和52年8月に創設されました。《首相官邸》
「北国の春」「高校三年生」などのヒット曲で知られる作曲家の故遠藤実さんに対する国民栄誉賞授与式が23日、首相官邸で行われた。
麻生太郎首相は「情感に満ちあふれた名曲を数多く世に送り出した。わが国歌謡界の発展に著しく貢献し、国民に夢と希望、潤いを与えた」と功績をたたえ、遠藤さんの長女由美子さんに表彰状と盾、記念品の腕時計を贈呈した。
由美子さんはお返しに遠藤さんの自伝やCDを首相に贈り、終了後、記者団に「今日は四十九日。本人も喜んでいると思う」と語った。「弟子代表」として同席した俳優の杉良太郎さんは「先生がお元気な時にいただけたら、どれほどうれしかったかと思う」と述べた。遠藤さんは16人目の受賞者で、作曲家としては4人目。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【スノーボード世界選手権男子ハーフパイプ】青野令選手が初優勝
スノーボード世界選手権第6日は韓国の江原で23日、男女ハーフパイプ(HP)決勝が行われた。男子のエース・青野令=りょう=(18=スノーフレンズク)が47・3点で初優勝。日本のスノーボード選手で五輪、世界選手権を通じて初の世界一に輝いた。
もう金メダルは確定していた。それでも、青野は果敢に攻めた。首位に立った1回目にマークした45・5点を2回目でも誰も上回れず、最終滑走の前に優勝が決まっていた。その2回目で連続の横3回転を決めて、47・3点のハイスコア。日本人初の世界一に「練習でやってきた成果を出せて良かった」と喜んだ。《スポニチ》
【デンデルモンデ保育所襲撃事件】
ベルギー北部デンデルモンデで23日、刃物を持った男が託児所に押し入り、 0歳~3歳の乳幼児を次々と刺した。 乳幼児2人と、制止しようとした女性職員1人が死亡、10人以上が重軽傷を負った。 男は自転車で逃走したが、間もなく警察に逮捕された。
地元からの報道などによると、逮捕されたのは近くに住む28歳の男で、顔に白と黒の塗料を塗り、 複数の刃物を持っていた。 職員の1人は「見たことのない人物だった」と話した。
デンデルモンデは首都ブリュッセルの北西約30キロで、人口約4万人。一帯にある中世のベギン会修道院群が世界遺産に指定されている。《共同通信》
【民主党・小沢一郎代表】「4月以降の解散あり得る」
民主党の小沢一郎代表は23日夜「2009年度予算が成立すれば、衆院解散を求める世論が大きくなる。4月以降の解散があり得る」と述べ、麻生太郎首相が予算成立直後にも衆院解散・総選挙に追い込まれるとの見方を示した。《共同通信》
【この日の民主党】
面子にこだわり、国民をごまかす麻生政権のみならず自民党の発想自体が時代遅れ 幹事長
鳩山由紀夫幹事長は23日午後、党本部で記者会見を行い、消費税引き上げを巡る自民党内の迷走、第2次補正予算案と本予算案の並行審議を政府・与党が強行する構えを示していることなどについて、記者団に語った。
はじめに鳩山幹事長は、自民党が消費税引き上げを巡って紛糾、税制改正関連法案の附則部分に消費税の引き上げ時期を「11年度までに必要な法制上の措置を講ずる」と明記しながら、具体的な施行期日は別法案で定める「2段階方式」という、増税反対派との折衷案をもって了承したことに言及。「税制の議論は文言でごまかすという類のものではない。増税を行う場合は施行期日が大事であり、課税対象や税率を書き込まなければ何の意味もなさない」と指摘。
また、「麻生首相の面子にこだわり、国民をごまかそうとするのか訳がわからない。そのような発想自体が、麻生政権のみならず自民党の体質が、時代遅れだ」と厳しく批判した。
さらに鳩山幹事長は、「特に消費税の議論は、選挙に勝つか負けるかということで変えるものではなく、国民と対話して結論を出すべきもの」と選挙を通じてマニフェストで、国民に対して訴えられるかが全てであるとの見解を示した。
次に鳩山幹事長は、政府・与党が、衆参両院で平成20年度第2次補正予算案と平成21年度本予算の並行審議を強行する構えをみせていることに対して、「まさに国会議員による国会の冒涜、軽視であり、断固阻止しなければならない」と強く非難した。
同時に、憲法83条、85条を引用し、「国の財政を処理する権限に対して衆院の優越性はない」との認識を示した上で、「数の力で審議を軽視することは国会がやってはいけない最たるもの」と批判。他の野党と連携をとり、並行審議を阻止するよう衆参の議長に働き掛けていく考えを明らかにした。
また、鳩山幹事長は、自民党が唐突に選挙制度改革を持ち出したことに対して、「選挙制度改革を平時において議論することは決して悪いことではないが、選挙に勝つための方便として言っていることが噴飯ものである」と一蹴。
最後に鳩山幹事長は、「自民党は、その場しのぎの様々な政策を出して選挙に勝つという執念は見えるので、我々は油断することなく、国会での論戦に挑み、自民党より民主党が良いと思われるように闘っていきたい」と意気込みを語った。《民主党ニュース》