平成9131日目

2014/01/07

【この日の安倍総理】

トルコ・エルドアン首相と会談

安倍晋三首相は7日、トルコのエルドアン首相と都内の迎賓館で会談し、経済連携協定(EPA)の交渉開始で合意した。


https://www.kantei.go.jp/

イスタンブールの鉄道網整備計画に対する円借款430億円の追加供与を表明。日本の原子力発電所を輸出するための原子力協定の承認手続きを、両国の国会で急ぐことも確認した。両国はトルコに合同で科学技術大学を設立するため協力する覚書にも署名した。《日経新聞》

デフレ脱却へ決意

安倍晋三首相(自民党総裁)は7日、党本部の仕事始めの会合で、経済再生に関し「4月に多くの企業が賃上げを行うかが大きな勝負だ。長く続いたデフレから脱却するために、それぞれがベストを尽くすしか道はない」と強調した。4月に消費税率を5%から8%へ引き上げるのを踏まえ、消費が冷え込まないように企業に賃上げを促した形だ。

同時に「党が先頭に立ってデフレを脱却し、強い日本、誇りある日本を取り戻さないといけない」と指摘。スイスで22日から開かれるダボス会議で、日本の経済政策に各国の理解を求める意向を示した。《共同通信》




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【全国高校ラグビー】東海大仰星が3度目の優勝

第93回全国高校ラグビー大会最終日は7日、東大阪市の花園ラグビー場でAシード校同士の決勝が行われ、東海大仰星(大阪第1)が桐蔭学園(神奈川)を19―14で振り切り、7大会ぶり3度目の優勝を決めた。

東海大仰星は前半1分に西野がインターセプトし、先制のトライを挙げた。7―7で折り返した後半は8分に河野、11分には永井が立て続けにトライを奪って突き放し、粘り強い防御でリードを守り抜いた。

桐蔭学園は徹底した展開ラグビーで対抗したが及ばず、東福岡との両校優勝以来3大会ぶり2度目の優勝はならなかった。《共同通信》

【ボクシング・山中慎介選手】初の最優秀選手に

日本ボクシングコミッションは7日、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の山中慎介(帝拳)を2013年の男子プロ最優秀選手に初選出した。3度の防衛戦で全てKO勝ちしたことを評価した。山中は2度目のKO賞も得た。

ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストで、プロデビューから2連続KO勝利の村田諒太(三迫)は新鋭賞を受賞。世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級王者の内山高志(ワタナベ)は2年ぶり2度目の技能賞を獲得した。

4月に王座に就き、8月にメキシコで海外防衛に成功したWBCスーパーフェザー級王者の三浦隆司(帝拳)が初の殊勲賞に輝いた。《共同通信》

【結いの党】会派結成届を提出

昨年12月、みんなの党から分裂した「結いの党」(江田憲司代表)は7日、衆参両院事務局に衆院9人、参院6人の会派結成届を提出した。15人のうち、みんなの党が比例代表選出の13人の会派離脱を認めていないため、両事務局は受理しなかった。近く開かれる衆参両院の議院運営委員会理事会で取り扱いが協議される見通しだ。

江田氏は記者会見で「新党結成は憲法で認められた結社の自由だ。渡辺喜美みんなの党代表には会派離脱を認めていただきたい」と訴えた。《共同通信》

【国家安全保障局】発足

政府は7日、外交・安全保障政策の司令塔として発足した国家安全保障会議(NSC)の事務局となる「国家安全保障局」を同日付で設置した。安倍晋三首相は初代の局長に谷内正太郎内閣官房参与を充てる辞令を交付した。

国家安全保障局は、首相らで構成するNSCを補佐し、府省庁間の調整や企画立案、情報分析を担う。外交・安全保障政策の官邸主導が加速化しそうだ。

谷内氏は近く米ワシントンを訪れ、日本がモデルとした米NSCの関係者と情報共有や連携を確認する意向だ。《共同通信》

【政府】領海保全へ離島を国有化

政府は7日、日本の領海の範囲を決める基点となっている約400の離島のうち、所有者がいない約280の無人島を国有化する方針を固めた。沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島をめぐり中韓両国との対立が生じた経緯を踏まえ、離島が日本に帰属することを明確にして領海保全を強化するのが狙い。現在の領海の範囲に変更は生じないとしている。

山本一太海洋政策・領土問題担当相が7日の記者会見で明らかにした。会見で「離島を国有財産として登録し、管理を強める。そのメッセージを(対外的に)発信していく」と強調した。《共同通信》

【田母神俊雄氏】都知事選出馬を表明

2月9日投開票の東京都知事選で7日、舛添要一元厚生労働相(65)が出馬する意向を固め、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が出馬を正式表明、候補者がそろい始めた。田母神氏は都内で記者会見し、無所属で立候補すると正式に表明。首都直下地震など大規模災害時に自衛隊を積極的に活用するなどの政策を掲げ「安心安全な東京をつくるために精いっぱい頑張る」と話した。《日経新聞》

日本維新の会の石原慎太郎共同代表が、2月9日投開票の東京都知事選に無所属で立候補する元航空幕僚長田母神俊雄氏を個人的に支援することが分かった。共同代表の橋下徹大阪市長が7日、市役所で記者団に明らかにした。

橋下氏は、石原氏から6日に連絡を受けたとし「石原氏は田母神氏と一緒に勉強会をしてきた間柄で、個人として支援する。党として支援するのではない」と強調。「平沼赳夫国会議員団代表も推薦人に名前を連ねるのではないか」と語った。

日本維新として独自候補を擁立することは重ねて否定した。《共同通信》

【岸田文雄外相・スペイン・ガルシアマルガリョ外相】会談

スペイン訪問中の岸田文雄外相は7日夜(日本時間8日朝)、マドリードでガルシアマルガリョ外相と会談した。巨大市場として有望視される中南米諸国への日本とスペイン両国企業の進出を後押しするため、連携を深めることを確認した。

スペイン語圏である中南米はスペインとの歴史的結び付きが強い。両外相は会談で、欧州連合(EU)と経済連携協定の早期妥結を目指す方針も申し合わせた。

会談で岸田氏は、昨年12月に閣議決定した国家安全保障戦略など安倍政権の安全保障政策を説明し「安保政策を進める上で、欧州やスペインとの関係が大事だ」と述べた。《共同通信》

【シリア】化学物質を国外搬出

化学兵器禁止機関(OPCW)と国連によるシリア化学兵器査察団のカーグ特別調整官は7日、声明を発表し、シリア国外で処理する最初の化学物質が同国北西部ラタキアの港から船で国外に搬出されたと明らかにした。

危険性の高い化学物質は、米国船などで処理するために昨年末までに国外に運び出す予定だったが、治安状況や悪天候などのため遅れ、期限を守れなかった。OPCWは6月末までに同国の化学兵器を全廃する目標は維持している。

OPCWのウズンジュ事務局長は「国外での廃棄実行に向けた重要な一歩だ」とコメントした。《共同通信》



1月7日 その日のできごと(何の日)