平成4316日目

2000/11/01

【アマゾン】日本上陸

書籍を中心にインターネット小売りで米最大手のアマゾン・コムのジェフ・ベゾス創業者兼最高経営責任者(CEO)は1日、都内で記者会見し、日本語ホームページによる書籍販売を同日から始めたと発表した。

取り扱うのは和書110万点、洋書60万点の計170万点。ネットを通じ注文し、洋書は価格を最大30%引き。年内の国内配送料は無料とする。将来は音楽ビデオなども販売する方針。

国内のネット販売は今年になって新規参入が相次いでおり、国際展開するアマゾンの登場で市場拡大にはずみがつきそうだ。《共同通信》




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【サッカー日本代表】凱旋

レバノンで行われていたサッカーのアジアカップで優勝した日本代表チームが1日、成田空港に凱旋、2大会ぶり2度目のアジア王者に日本を導いたトルシエ監督は、「出発前に約束した通り、カップを持ち帰ることができた」と、胸を張った。

空港の到着ロビーでファンから花束を贈られるなどの祝福を受けたトルシエ監督。その後の記者会見は1時間以上に及び、「優勝候補として勝って当たり前の雰囲気だった」と、予想以上の重圧だったことを明らかにした。その上で「(自分が就任してからの)2年間、この大会を目標にしてきた。優勝はその成果。選手たちは人間として大きく成長した」など、自身の強化策の正しさをアピールした。《読売新聞》

【コナミスーパーベースボール2000】

プロ野球の出身地別東西対抗戦「コナミスーパーベースボール2000」は1日、東京ドームに4万5000人の観衆を集めて行われ、九回に中村(近鉄)がサヨナラ本塁打を放ち、西軍が7−6で東軍を下した。最優秀選手(MVP)にはサヨナラを含む2本塁打を放った中村が選ばれた。

西軍は1点を追う三回に田口(オリックス)の本塁打で追いつき、四回は中村が勝ち越し本塁打、六回には田口と金城(横浜)が本塁打して優位に立った。しかし、東軍も粘りを見せ、4点を追う七回に5安打を集めて1点差。九回二死二塁から仁志(巨人)の右前打で争点としたが、その裏に五十嵐(ヤクルト)が中村に一発を喫した。《共同通信》

【北陸新幹線】金沢まで部分開業も

JR西日本の南谷昌二郎社長は1日、総理府で開かれた政府・与党整備新幹線検討委員会の作業部会で、北陸新幹線上越−南越(武生市)間のフル規格整備が担保されれば、暫定的に金沢までフル規格で部分開業する可能性を示唆した。JR西日本は従来、収支採算の観点から南越までのフル規格での同時開業を主張していたが、大蔵省が財政負担増から同時開業に否定的な姿勢を取っている。

席上、南谷氏は与党議員の「金沢、富山までのフル規格開業はできないのか」との意見に対して、「先の保証がなければ(部分開業は)難しい」との表現で、南越までのフル規格整備を前提とした部分開業に初めて言及した。

またJR西日本側は糸魚川−魚津、石動−金沢間を従来通りスーパー特急方式で開業した場合、「フル規格に切り替える際に二度手間となり(工事のために)運休も必要となる」と否定し、あらためて現段階で南越までフル規格に切り替える必要があるとの認識を示した。《北國新聞》

【イラン・ハタミ大統領】国会演説

イランの大統領として初めて日本を公式訪問したハタミ大統領は1日、衆院本会議場で演説。「イランと日本との協力関係がますます発展するようご協力をお願いする」と述べ、両国の友好推進への期待を表明した。

外国要人の国会演説は、1998(平成10)年10月の金大中韓国大統領以来。

ハタミ大統領は明治以降の日本の近代化について「西洋の諸モデルとは違う独自の発展の見本を提示した」と評価。自らの文化固有の価値観を守りながら、民主主義を取り入れる必要性を指摘した。

イスラム革命後のイランの政治について、ことしの国会選挙で改革派勢力が躍進するなどした一連の変革を「深く、根本的で、逆戻りを許さない動きだ」と強調した。《共同通信》

【森喜朗首相】イラン・ハタミ大統領と会談

森喜朗首相とハタミ・イラン大統領による日・イラン首脳会談は1日夕、首相官邸で行われ、二国間の対話促進や経済協力拡大などで合意した。会談後、両首脳は合意事項をまとめた共同声明に署名。その後の共同記者会見で、首相は「大統領訪日は両国関係の記念すべき新たな出発点」と指摘、大統領も「両国の協力関係の拡大の展望は非常に明るい」と、関係発展への期待を強調した。

会談で首相は、大統領が推進している改革・民主化路線に支持を表明する一方、国際社会が懸念するイランのテロ支援問題で「テロは形態、理由のいかんによらず脅威だ」と暗に改善を求めた。これに対し、大統領は「イランもテロの犠牲者だ。日本と協力する用意がある」と述べるにとどめ、同様の懸念である大量破壊兵器開発については「防衛目的のためにミサイルを有している」と説明した。

イラン大統領の来日は1979年のイラン革命以降初めてで、同国元首級の来日は58年のパーレビ国王(当時)以来42年ぶり。《共同通信》

【森喜朗首相】党首討論

衆参両院の国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)が1日開かれ、民主党の鳩山由紀夫代表らが辞任した中川秀直前官房長官を任命した森喜朗首相の責任などを追及した。

首相は「閣僚人事については任命責任者の私に責任があるが、本件についてはあらかじめ予測できなかった」と責任論をかわした。

鳩山氏が、中川氏の警察情報漏えい疑惑について調査を求めたのに対し、首相は「中川氏は議員としても名誉にかけて調査、報告されると思う。首相の立場で具体的に捜査を指示することは(捜査への介入に当たり)やってはならないことだと思う」と反論した。

共産党の不破哲三委員長は中川氏と右翼団体幹部との関係をただしたが、首相は中川氏が同幹部に「脅迫された」との認識を示し、交際は重ねて否定した。

また首相が団長を務めた1997(平成9)年の与党訪朝団がコメ支援の約束をしたとされる問題について、首相は「密約はまったくない。ただ(全体会議ではなく)3党の個々の議論で出ていることは十分にある。野中広務幹事長が拉致問題を中心となって議論している中で、そうした希望が相手から出たということだ」と述べた。

社民党の土井たか子党首は、「ケーエスデー中小企業福祉事業団(KSD)の背任事件に絡む自民党への党費立て替え問題で「政治的、道義的責任問題は免れない。献金分を返すべきだ」と迫ったが、首相は「適正な処理をしている」と突っぱねた。

自由党の小沢一郎党首は海外出張のため欠席した。《共同通信》

【民主党】鳩山代表に不満の声

民主党の鳩山代表は1日の党首討論で、中川秀直・前官房長官をめぐる女性問題や右翼団体幹部との交友疑惑を取り上げ、森首相の任命責任を追求した。だが、質問は森首相にかわされるばかり。このため、民主党内には「突っ込み不足」との不満の声が広がった。

鳩山氏は、前回(10月25日)の党首討論では北朝鮮による日本人拉致問題に関する首相発言を取り上げたが、党内からは「さまざまなことを聞きすぎる」(幹部)、「相手を追い込むことが下手」(若手)との批判が出た。このため、鳩山氏は今回質問を(1)中川氏の国会答弁はうそだったのではないか(2)首相に真偽を調査する意思はあるか−―の2点に絞った。鳩山氏は「国民が一番知りたがっているのは官邸疑惑だ」「官邸を国民が信頼しなくなっている」などと語気を強めた。

だが、首相は「すべて週刊誌やそういうものの推測。民主党が調査したと言うのなら、どういう調査をしたのかお教え頂きたい」などと切り返した。首相からは中川氏自身による事情解明への期待感が繰り返し表明されるだけだった。

終了後、鳩山氏は記者会見で「首相の無責任ぶりが極めて明らかになった」と満足げだったが、民主党内からは「同じ角度から同じ解答を得るだけ。見ている方が欲求不満になった」(新党さきがけ出身議員)、「鳩山氏はスキャンダル追求には向いていない」(日本新党出身議員)といった声が聞かれた。《読売新聞》

【民主党】2政策集団誕生

民主党の岩國哲人副代表ら東京都選出の同党国会議員を中心とした「東京新政策研究会」が1日午前、都内で設立総会を開いた。鉢呂吉雄氏ら旧社会党系議員らも昼前に「21世紀の民主党を考える会」を旗揚げし、民主党内に党執行部と一線を画する二つの政策集団が誕生した。

岩國氏の研究会は「鳩山代表−菅幹事長体制を支える集団ではない」と明言。政策集団の相次ぐ発足の背景には、党執行部の党運営への不満もあるとみられる。執行部は「参院選後の政界再編をにらんだ動きではないか」(幹部)と警戒しており、鳩山氏は今後、難しい党運営を迫られることになりそうだ。《共同通信》

【イスラエル・ペレス地域協力相】アラファト議長と会談

イスラエルのペレス地域協力相は1日夜、パレスチナ自治区ガザでアラファト・パレスチナ自治政府議長と会談した。これを受け、イスラエル首相府は2日早朝、自治区で続く衝突停止に向けた一連の措置で合意したとの声明を発表した。

これに先立つ1日、自治区ヨルダン川西岸ベツレヘムやエリコ近郊で、衝突発生以来、最大規模の戦闘があり、イスラエル軍兵士ら3人が死亡。事態を重視したイスラエル政府は同日夜、緊急の治安担当閣僚会議で軍の報復作戦をいったん承認。しかし合意を受け、作戦を凍結した。

米国や国連の仲介で再三合意された停戦はいずれも履行されていないが、双方の直接会談による合意の意味は大きく、約160人の死者を出した戦闘が終息に向かう可能性がある。《共同通信》

【この日の民主党】

またも強行採決!~審議不十分の健康保険法、医療法改正案

与党の強引な国会運営が続くこの国会で、またしても与党の一方的な採決強行が健康保険法改正案と医療法改正案を一括審議していた1日の衆院厚生委員会で行われた。

委員会では、野党の質問が終わった時点で、与党側が審議打ち切りを求める動議を提出。野党側は、「審議が不十分」として委員長席に詰め寄り抗議した。騒然として委員長の議事が全く聞き取れないまま、与党側は一方的に採決が終了したとして退席した。

衆院厚生委の野党理事はこの後国会内で記者会見。民主党の金田誠一議員は「修正や譲歩ができるかと話し合ったが歩み寄りできる状況でなかったのが残念だ」と強調した。

この改正案は、高齢者(70歳以上)の医療費負担を現行の定額制から定率制に変更することなどを柱とした内容。現行の通院一回530円、入院一日1200円の定額制を、一律1割負担の定率制に変えようというもの。その結果、高齢者の平均的なケースを見ると、通院の場合1537円から2340円に、入院の場合2万5200円から3万7200円に約1.5倍の負担増になる。

民主党は、改正案は(1)「改革なき負担増」である(2)薬剤費別途負担の高齢者のみの廃止には合理的根拠がない(3)高額療養費の上限額のあり方に矛盾がある-――などを理由に改正案に強く反対している。

[党首討論]中川前長官の捜査情報漏えい、調査せよ~鳩山代表が森首相に迫る

民主党の鳩山由紀夫代表は1日、先週に続いて行われた今国会2回目の党首討論で、中川前官房長官に対する首相の任命責任と、北朝鮮とのコメ支援密約問題に焦点を絞って森首相に論戦を挑んだ。

鳩山代表は「中川前長官は衆院内閣委員会で知人の女性に捜査情報について電話したことはないと答弁したが、その夜録音テープが公開されると突然辞任し、記者会見で事実を認めた。国会での虚偽答弁は犯罪行為だ」と述べ、捜査情報漏えい疑惑や右翼団体幹部との交際問題をめぐる中川前官房長官の国会答弁の矛盾点をあげて、森首相の認識をただした。

これに対し首相は、「結果として、答弁も正確さを欠いていたことは否めない」と遠回しな表現で中川氏の非は認めたものの、あとは「うそか真実か、本人が調べて名誉回復することをのぞむ」「私自身はテープを聴いていないので、断定したことを申し上げることは適当でない」との逃げ口上に終始した。

鳩山代表が「中川前長官が首相補佐を務めていた当時に、知人に警察が覚醒剤の捜査で動いているから気を付けろと電話している。これは事実として認めている。警察情報を収集して漏らしている。官邸にいたからこそ知り得たこととしか思えない」とさらに追及すると、森首相は「私はそう聴いていない。中川議員が調査して釈明すると思う」などと繰り返すばかり。

「総理の任命責任は重い。総理自らの手で真相解明をすべきだ」と鳩山代表が攻め立てると、森首相はいらつきを隠せず「どうして断定できるのか。政治家にも人権がある」などと述べ、さらに、「警察に操作を指示することは首相として絶対できない」などと論点を取り違えたような、筋違いの強弁をした。

また、鳩山代表は97年の与党訪朝団が北朝鮮との間にコメ50万トン支援の密約を交わしたとの話に触れ、「総理の個人プレーが結果としていかに国益を損なっているか、あなたは全然おわかりになっていない」として、「密約があった」と認めている自民党の野中幹事長(訪朝団のメンバー)との発言の違いをただした。

森首相はこれについて「密約は全くない。3党の人たちからそれぞれ歴史認識、コメ、拉致疑惑などいろいろな議論をされたので、ここの議論の中でコメの問題が出たことは充分にある。野中さんも拉致問題を中心になって話していた中で、そのような希望が相手側から出たと言うことだ」と弁明。

鳩山代表はこれに対し、「コメ支援の話が今回の日朝国交正常化交渉で国益を損じた。交渉の中で何ら見返りがとれなかった。ブレア首相への軽はずみな発言、親書を送ったという話など、あなたの稚拙な外交で国益を損なったことを改めて指摘する」と述べて、討論を終えた。

「森首相の無責任ぶり明らか」~党首討論後に鳩山代表が会見

民主党の鳩山代表は1日、党首討論を終えた後、国会内で記者会見し、「森首相の無責任ぶりが明らかになった。官邸疑惑が深まった。官房長官が辞任したのに原因となったテープも聴いていない、詳しく事情も調べていない。本当なら無責任きわまりない」と討論を振り返り、改めて首相の対応を批判した。また、森首相が討論の中で、「総理として警察に捜査指示はできない」などと反論したことについては、「警察の不祥事を官邸として調べることは十分可能な話。総理は何か誤解をされているのではないか」と首を傾げた。《民主党ニュース》



11月1日 その日のできごと(何の日)