平成10012日目
2016/06/06
この日のできごと(何の日)
【東京都・舛添要一知事】続投表明
東京都の舛添要一知事は6日、都庁で記者会見し、自身の政治資金流用疑惑に対する弁護士の調査報告書を公表した。弁護士は、宿泊費、飲食費の一部や美術品代計約440万円は私的な利用の疑いがあり不適切な支出だとした上で、政治資金規正法などに使途の制限がなく「違法性はない」と判断した。知事は「粉骨砕身、都政運営に努めたい」と述べ、続投する意向を表明した。
知事は報告書の内容を都議会に説明。各会派は7、8日の代表質問と一般質問に厳しい姿勢で臨む考え。9日の総務委員会理事会では、知事が出席する集中審議を開くかどうかを協議する。今後、知事が説明責任を果たせるかが焦点。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【天皇皇后両陛下】ニコルさんの森を散策
長野県を訪問していた天皇、皇后両陛下は6日、同県信濃町の「アファンの森」で、作家のC・W・ニコルさんらによる里山再生の取り組みを見て回られた。この後、長野駅から北陸新幹線で帰京された。
英国出身のニコルさんは昭和55年に現地に移住。61年からは荒れ果てた森林を買い取り、故郷の言葉で「谷」を意味する「アファン」と名付け、間伐などの手入れで生態系を取り戻す活動を続けている。
両陛下は平成23年に皇居・御所でニコルさんから森での活動を聞き、訪問を希望されていた。この日はニコルさんの案内で林道に入り、草木の種類を尋ねながら散策を楽しまれた。天皇陛下は「木くずが敷いてある道は気持ちいいですね」と笑顔を浮かべられた。ニコルさんによると、両陛下から「いい仕事をしていますね」とねぎらいのお言葉をかけられたという。《産経新聞》
【菅義偉官房長官】在職日数歴代2位に
菅義偉官房長官は6日の記者会見で、在職日数が6日で1259日となり、故保利茂氏を抜き歴代単独2位になったことについて「正直、就任当時はこんなに長く続くとは思っていなかった。今日まで全力で取り組んできた」と感想を述べた。
官房長官として取り組んだ成果に関して「安倍晋三首相が掲げたことに基づき、政府全体が前に進むことができる環境整備をするのが私の役割だ」と強調。「政権への評価は、どれだけ長く政権にいるかではなく、何をやったかで評価されるべきだ」とも語った。《共同通信》
【民進党・野田佳彦前首相】増税再延期を批判
進党の野田佳彦前首相は6日、社会保障制度の維持のために消費税を10%に引き上げるとした2012年の民主(当時)、自民、公明3党の合意は、安倍晋三首相による増税再延期判断で崩壊が決定的になったとの認識を示した。「消費税増税を先送りすると国が立ち行かない。不人気政策だが、国民に説明し続けないといけない」と強調した。共同通信のインタビューに答えた。
安倍首相は1日、17年4月に延期した10%への引き上げを19年10月に再延期すると正式表明した。
野田氏は首相在任中の12年、3党合意に基づく「社会保障と税の一体改革」を主導。関連法を成立させた。《共同通信》
【国民怒りの声・小林節代表】民進と共闘拒否
連合の神津里季生会長は6日、政治団体「国民怒りの声」代表を務める小林節慶応大名誉教授と都内のホテルで会談し、参院選比例代表での民進党との共闘を提案した。民進党の比例名簿に小林氏らを登載し、比例票の底上げを図る狙い。小林氏は「民進党とは目指すところが違う」として拒否した。複数の出席者が明らかにした。
出席者によると、神津氏は会談で「全野党が一つになって戦うべきだ。民進党の名前に結集してくれないか」と打診。これに対し小林氏はTPPや原発に対する民進党の姿勢を挙げて「政策をはっきりと打ち出せない民進党と一緒にやっても意味がない」と述べ、協議は決裂したという。《共同通信》
【この日の安倍総理】
「(梅干しは)地球儀外交の必需品」
安倍晋三首相は6日、和歌山県の紀州梅の会梅娘の志波美紀さん(25)、熊本莉香さん(22)と官邸で面会した。プレゼントされた梅を試食した首相は「酸っぱさもほどよく、ご飯を食べたくなる」と笑みをこぼした。
首相は梅がお気に入りの様子で「海外に行くときはいつも持っていく」と語り、自ら掲げる「地球儀を俯瞰する外交」には欠かせない“必需品”であることを紹介した。《産経新聞》
政府与党連絡会議
安倍晋三首相は6日の政府与党連絡会議で、沖縄県の米軍嘉手納基地(嘉手納町など)所属の海軍2等兵曹が酒酔い運転容疑で逮捕されたことについて「綱紀粛正を進める中、誠に遺憾であり、言語道断だ」と述べた。米軍属が逮捕された女性遺棄事件を受けた哀悼期間中だった点も強調した。在日米海軍は全兵士を対象に、基地内外での飲酒を即時禁止し、勤務時間外の行動に関しても、自宅と勤務先の往復などに制限すると発表した。
公明党の山口那津男代表は「沖縄で事件が重なっていることは誠に遺憾だ。米側に地位協定の議論も含めて効果のある対策を強く求める」と指摘した。《共同通信》