2025 令和7年2月8日(土) 米、南アフリカ援助の停止表明

令和2111日目

2025/02/08

この日のできごと(何の日)

【米国】南アフリカ援助の停止表明

米国務省のブルース報道官は8日、トランプ大統領が南アフリカへの資金援助を凍結する大統領令に署名したことを受け、人道支援を除く同国への援助を全面的に停止すると表明した。トランプ氏や実業家マスク氏は対外援助を担う国際開発局(USAID)の解体を目指して人員削減を進めており、海外の支援事業に混乱が広がっている。

トランプ氏は、南アが白人の土地を収奪していると主張して批判を強めている。ブルース氏はX(旧ツイッター)への投稿で、人種により被害を受けている人々の米国定住を「歓迎する」とも述べた。

米メディアによると、USAIDの人員削減でパレスチナ自治区ガザに暮らす数十万人への支援物資の提供が遅れたり、停止されたりする可能性がある。米国の援助を受けるウクライナやロシアの独立系メディアも存続の危機に直面している。

政権は米国外で支援に従事するUSAIDの2千人以上の職員に休暇に入るよう指示。モザンビークに駐在する米国大使はルビオ国務長官への公電で、人員縮小がアフリカで「深刻な脆弱性」を引き起こすと警告した。《共同通信》


【日本列島】大雪続く

今季一番の強い寒気により、日本列島は8日も日本海側を中心に広い範囲で大雪が続いた。東海や近畿の普段は雪が少ない地域でも降り、山口県の国道では車数十台の立ち往生が起きるなど、各地で交通への影響が出た。9日にかけて強い冬型の気圧配置が続くとして、気象庁は太平洋側の平地も含め大雪への警戒を求めている。

10日ごろから冬型は次第に緩む見通しだが、日本海側を中心に雪が続く可能性がある。各地の大雪は4日ごろから始まり、記録的な降雪や積雪が相次いだ。

国土交通省山口河川国道事務所によると、山陽小野田市の国道2号で立ち往生が発生。冬用タイヤを装着していなかったトラックが動けなくなった。作業員が誘導に当たり、午前中に解消した。

東海道新幹線は滋賀県米原市周辺の雪の影響で、始発から一部区間の上下線で通常より速度を落として運転し、遅れや運休が出た。JR東日本によると、上越新幹線などの一部区間で一時運転を見合わせた他、山形新幹線は除雪用車両が脱輪し復旧作業が難航したため、終電まで運転を見合わせた。《共同通信》

【Jリーグ】

Jリーグのシーズン開幕を目前に控え、恒例の富士フイルム・スーパーカップが8日、東京・国立競技場で行われ、広島が神戸を2―0で破り、9年ぶり5度目の優勝を果たした。入場者数は大会最多の5万3343人を記録した。

昨季J1で2位の広島は前半にアルスランが先制点を挙げ、後半は荒木が加点。J1を2連覇して天皇杯全日本選手権との2冠を達成した神戸は主力の大迫、武藤らを後半途中に投入したが、追い上げられなかった。

賞金は広島が3千万円、神戸が2千万円。前座試合はU―18(18歳以下)Jリーグ選抜が日本高校選抜に4―1で勝った。

Jリーグは14日のG大阪―C大阪で開幕する。《共同通信》

【吉田義男さん】葬儀

プロ野球阪神の元遊撃手で、監督として1985年に球団初の日本一に導き、3日に91歳で死去した吉田義男さんの葬儀・告別式が8日、兵庫県西宮市内で営まれ、85年に打線の中軸を務めた掛布雅之OB会長や秦雅夫球団オーナー、粟井一夫球団社長ら約200人が弔問した。

斎場ロビーでは吉田さんの生涯を振り返る映像が流れ、出棺時には生前に歌った球団歌「六甲おろし」が響いた。掛布会長は、故人の監督時代に三塁のレギュラーに抜てきされた経緯を振り返り「本当に感謝しかない。全ての基礎をつくってくれた方」と思い出に浸った。

抑え投手として日本一に貢献した中西清起さんは「私を導いてくれた大恩人」と感謝の意を述べた。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

イスラム組織ハマスは8日、パレスチナ自治区ガザで拘束していた人質のイスラエル人男性3人を解放した。イスラエル首相府が発表した。ガザ停戦合意に基づく人質解放の第5弾。中東メディアによると、イスラエルは身柄交換で拘束下のパレスチナ人の釈放を始めた。釈放対象は183人。

トランプ米大統領が4日に示した「ガザ所有」構想にハマスは強く反発する。ただ合意通りに人質を解放した。

イスラエルメディアによると、解放された人質男性3人は30〜50代。1月の停戦発効後に解放された人質はタイ人5人を含む計21人となった。イスラエルは第4弾の身柄交換まででパレスチナ人583人を釈放した。

ガザ当局は7日、停戦合意に基づく人道物資の搬入について、必要とされるトラック1万2千台分のうち、運ばれたのは8500台分にとどまると表明。イスラエルが妨害していると非難した。

イスラエルメディアによると、同国の実務者レベルの交渉団は8日、停戦の第2段階を協議するため仲介国カタールに向かう見通し。《共同通信》

【バルト3国】ロシアと電力網遮断

バルト3国は8日、ソ連時代から続いてきたロシアとの電力網の遮断を完了させた。ロイター通信などが報じた。ソ連末期に独立後、ロシアに依存しない国づくりを進めてきたバルト3国は欧州連合(EU)の電力網と9日に接続され、フォンデアライエン欧州委員長が参加して式典が行われる。

エストニア、ラトビア、リトアニアの3国は2004年に北大西洋条約機構(NATO)とEUに加盟。3国はソ連に併合された歴史があり、ロシアによるウクライナ侵攻を巡っては批判の急先鋒。14年のロシアのクリミア併合を機にロシアからの電力網遮断の議論が活発化し、準備が進められた。22年のウクライナ侵攻開始後、ロシアからの電力購入を停止したが、停電を避けるため電力網は維持されていた。

エストニア前首相でEUの外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は7日「ロシアはもはやエネルギーを脅しの道具として使えない。自由と欧州の団結の勝利だ」とX(旧ツイッター)に投稿した。《共同通信》

【米国】南アフリカ援助の停止表明

米国務省のブルース報道官は8日、トランプ大統領が南アフリカへの資金援助を凍結する大統領令に署名したことを受け、人道支援を除く同国への援助を全面的に停止すると表明した。トランプ氏や実業家マスク氏は対外援助を担う国際開発局(USAID)の解体を目指して人員削減を進めており、海外の支援事業に混乱が広がっている。

トランプ氏は、南アが白人の土地を収奪していると主張して批判を強めている。ブルース氏はX(旧ツイッター)への投稿で、人種により被害を受けている人々の米国定住を「歓迎する」とも述べた。

米メディアによると、USAIDの人員削減でパレスチナ自治区ガザに暮らす数十万人への支援物資の提供が遅れたり、停止されたりする可能性がある。米国の援助を受けるウクライナやロシアの独立系メディアも存続の危機に直面している。

政権は米国外で支援に従事するUSAIDの2千人以上の職員に休暇に入るよう指示。モザンビークに駐在する米国大使はルビオ国務長官への公電で、人員縮小がアフリカで「深刻な脆弱性」を引き起こすと警告した。《共同通信》

【北朝鮮情勢】

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は朝鮮人民軍創建77年の記念日となった8日、国防省を訪れて軍将校らを前に演説した。金氏は米国主導の2国間、多国間の「核戦争模擬演習」が朝鮮半島情勢の緊張を高めていると主張。核を含む全ての抑止力を加速度的に強化する新たな計画に言及した。朝鮮中央通信が9日報じた。

計画の中身には触れていない。米国は例年春ごろに韓国との大規模軍事演習を実施しており、金氏は今年も同じ規模かどうか警戒しているとみられる。日米韓の連携強化がアジア版NATOの構築につながるとの懸念も示した。

朝鮮中央通信は9日、米韓の軍事訓練を批判する論評も配信した。韓国の尹錫悦大統領の「非常戒厳」宣言による混乱が外交に影響を広げる中でも、米韓両政府が核戦略を定期的に話し合う核協議グループを開いたことに反発した。

金氏は演説で、友好関係にあったアサド政権が崩壊したシリアを含む中東と、ロシアが侵攻を続けるウクライナでは今年も緊張が続くと指摘。ロシアの侵攻に関し「変わらずに支持する」と述べた。《共同通信》

【レバノン情勢】

レバノンで8日、国際司法裁判所(ICJ)のナワフ・サラーム前所長を首相とする新内閣が発足した。アウン大統領は組閣を承認した。サラーム氏は、イスラエル軍の攻撃で破壊された地域の再建に向けて国際社会から支援を得たい考え。国内の親イラン民兵組織ヒズボラと距離を置き、政権運営を進めるとみられる。

ヒズボラは、イスラエル軍の空爆で指導者ら多くの幹部を殺害され、影響力低下が鮮明になっている。サラーム氏は記者会見で、イスラエルとヒズボラを巡る停戦合意の履行を続けるとし、経済不況からの脱却にも取り組む考えを示した。《共同通信》

【ウクライナ情勢】

ウクライナ軍は8日、東部ドネツク州トレツク方面で、ロシア軍のスホイ25攻撃機を撃墜したと明らかにした。ウクライナメディアが伝えた。ウクライナ軍参謀本部は、ロシアによる2022年のウクライナ侵攻開始以降、ロシア軍機369機を破壊したと主張している。

ロシア国防省は7日、トレツクを制圧したと発表していた。国防省はトレツク制圧はクラマトルスクなどドネツク州の主要都市に北進する足掛かりになると主張。ウクライナ側はトレツクで戦闘が続いているとして、制圧情報を否定している。《共同通信》

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