令和1913日目
2024/07/25
この日のできごと(何の日)
【山形県、秋田県】記録的大雨
梅雨前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で、山形県や秋田県では24日から25日にかけて記録的な大雨となり、河川の氾濫や土砂崩れの被害が出た。山形県では線状降水帯が発生。気象庁は25日午後1時5分に酒田市と遊佐町に大雨特別警報を発表、午後8時10分に警報に切り替えたが深夜にも線状降水帯が発生し、6市町村に大雨特別警報を発表した。
山形県では3市町が計2万世帯超に警戒レベルが最も高い緊急安全確保を発令した。秋田県由利本荘市では石沢川や子吉川が氾濫し住宅が浸水。同県湯沢市では土砂災害に巻き込まれ1人が行方不明になった。東北は26日も大気の状態が非常に不安定になるとして、気象庁は河川の増水・氾濫、土砂災害や低い土地の浸水に最大級の警戒が必要だとしている。
気象庁は記者会見で、切り替え後も自治体の避難情報に従い、安全を確保するよう求めた。東北の日本海側では30日ごろまで雨が降りやすい状況が続く。いったん雨が収まっても再び強まって災害の危険度が高まる恐れがある。《共同通信》
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25日午後11時45分ごろ、山形県新庄市本合海の橋付近で、住民の救助要請に対応していた新庄署の警察官から、乗っているパトカーが流されたと110番があった。パトカーには通報した警察官を含め2人が乗っていたがいずれも連絡が取れておらず、県警が捜索している。
県警によると、2人は20代男性で巡査部長と巡査長。現場は当時、広範囲で冠水していたといい、県警は状況を調べている。《共同通信》
【伊豆大島】一時漂流のジェット船到着
千葉県の房総半島の南海上で東海汽船(東京)のジェット船「セブンアイランド愛」(約280トン)が自力航行ができなくなった事故で、船は25日午前5時45分ごろ、えい航されて伊豆大島の岡田港に到着した。第3管区海上保安本部(横浜)によると、乗客116人と乗員5人は全員無事だった。船酔いや疲れを訴える人はいたが、病院に搬送する必要がある人はいないという。
保安本部によると、船は24日午前7時45分ごろ、東京都の竹芝浅橋を出発。伊豆諸島の式根島に向かう途中の午前10時ごろ、船から「油が漏れて、かじが利かなくなった」と通報があった。機関が故障したとみられ、船は一時漂流した。
巡視船と東海汽船が手配したタグボートがえい航したが、風や波の影響で難航していた。保安本部のヘリコプターなどが水や食料を届けた。《共同通信》
【野球】
中日OBによる紅白戦が25日、バンテリンドームナゴヤで行われた。山崎武司氏や福留孝介氏ら往年の名選手59人が参加し、はつらつとしたプレーでスタンドのファンを沸かせた。権藤博氏が「昇竜チーム」、谷沢健一氏が「強竜チーム」の監督としてそれぞれ指揮し、法元英明氏が総監督を務めた。
強竜チームが5―3で勝利。最優秀選手には外野守備で好プレーを見せ、長打を放った英智氏が輝いた。「憧れていた方と一緒に、世代を超えて(プレーでき)うれしかった。本当にいい思い出になった」と感慨深く語った。1回1/3を無安打に抑えた山本昌氏は敢闘賞に輝き「張り切って楽しく野球ができた」と笑顔を浮かべた。《共同通信》
【大相撲】
大相撲名古屋場所12日目(25日・ドルフィンズアリーナ)単独首位の横綱照ノ富士は関脇阿炎を寄り切って11勝1敗とした。13日目に照ノ富士が大関貴景勝に勝ち、3敗で追う大関豊昇龍と隆の勝、美ノ海の平幕2人がいずれも敗れると、3場所ぶり10度目の優勝が決まる。
大関同士の一番は豊昇龍が琴桜を首投げで制した。琴桜は4敗目。かど番の大関貴景勝は新関脇大の里の上手投げに屈し、7敗目で後がなくなった。大の里は7勝5敗。関脇霧島は熱海富士を寄り切り7勝目。新小結平戸海は勝ち越した。
十両は白熊、獅司、島津海の3人が3敗でトップ。《共同通信》
【東京株式市場】
25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落した。前日比1285円34銭安の3万7869円51銭で取引を終えた。東京外国為替市場で円相場が一時1ドル=152円台に急伸したのを受け、輸出関連を中心に幅広い銘柄に売り注文が出た。下げ幅は2016年6月24日以来約8年1カ月ぶりの大きさ。今年4月下旬以来約3カ月ぶりに節目の3万8000円を割り込んだ。
平均株価の下落は7営業日連続で、21年9〜10月にあった8日続落以来の長さとなった。史上最高値の4万2200円台を付けた今月11日以降、下げ幅は計4300円を超え、投資家心理の悪化が止まらない。
急落のきっかけは24日の米国株の大幅安。自動車大手テスラなどハイテク企業の業績の先行きに懸念が生じ、主要な株価指数がそろって下げた。東京市場の半導体関連株にも米国株の下落が波及し、東京エレクトロンなどの主力銘柄が軒並み下げた。《共同通信》
【パリ五輪】
パリ五輪は26日午後7時30分(日本時間27日午前2時30分)から市中心部のセーヌ川を舞台に開会式が行われ、17日間の熱戦が幕を開ける。パリで100年ぶり3度目の祭典。新型コロナウイルスによる制限がなくなり、競技会場や選手村は活気にあふれる。市内はテロ対策で厳重な警備態勢が敷かれる一方、観光客でにぎわい、祝祭ムードが高まってきた。
25日はサッカー女子で1次リーグC組の日本代表「なでしこジャパン」がフランス西部ナントでスペインと対戦し、1―2で逆転負けして黒星発進となった。
聖火リレーはフィナーレが近づき、26日は聖火台に点火される。開会式では各国の選手団が船上パレードする。日本は93番目に登場する見通し。
前回の東京大会はコロナ禍で2021年に1年ずれ込み、原則無観客での開催だった。パリ大会は組織委員会によると、五輪史上最多の880万枚以上のチケットが既に販売された。コンコルド広場や世界遺産のベルサイユ宮殿など観光名所も会場となり、27日から競技が本格的に始まる。
池田太・五輪サッカー女子日本代表監督の話 初戦ではいろいろな結果があると思っていた。最後まで規律を持って戦ってくれた。2戦目、3戦目で取り返せる。次に向けてしっかり準備したい。
藤野あおばの話 (直接FKで先制し)蹴りたい意思もあったし、思い切って蹴ったシュートが決まって良かった。(ブラジル戦へ)切り替えて、コミュニケーションを密に取ってやっていきたい。《共同通信》
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25日に1次リーグが始まり、C組の日本は昨年のワールドカップ(W杯)覇者のスペインに1―2で逆転負けした。藤野(日テレ東京V)の直接FKで先制したが、守勢に回り2点を失った。同組でブラジルはナイジェリアを1―0で下した。
A組は東京大会金メダルのカナダがニュージーランドに2―1で、開催国フランスはコロンビアに3―2で勝って白星発進。B組で2大会ぶりの頂点を目指すドイツはオーストラリアに、3大会ぶりの覇権奪回を期す米国はザンビアに、いずれも3―0で快勝した。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
イスラエル軍、攻撃正当化
イスラエル軍は25日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの地下20メートルにあるトンネルで人質を拘束していたと主張した。トンネルは軍が指定した「人道地区」内にあり、24日にこのトンネルで住民と兵士計5人の遺体を収容したという。軍は「ハマスは人道地区を悪用している」と非難し、同地区への攻撃を正当化した。
軍は22日以降、ハマスがロケット弾などを発射しているとして「人道地区」を含むハンユニスへの攻撃を強化。ガザ当局は24日までに129人が死亡したと発表した。中東メディアによると25日の死者は約30人。4日間で計150人以上が犠牲になったとみられる。ハマス系列メディアによると北部ガザ市や中部ヌセイラトにも攻撃があった。
一方、ハマスに連帯を示すイエメンの親イラン武装組織フーシ派の指導者はテレビ演説で「反撃は近い」と述べ、イスラエルを警告した。イスラエルは19日に商都テルアビブで1人が死亡した無人機攻撃の報復として、20日にフーシ派支配地域の港周辺を空爆した。《共同通信》
米イスラエル首脳会談
バイデン米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は25日、ホワイトハウスで会談し、パレスチナ自治区ガザでの停戦に向けて協議した。昨年10月7日のガザ戦闘開始後、両氏の直接会談は2回目で、バイデン氏が大統領選撤退を表明後、顔を合わせたのは初めて。
会談冒頭、バイデン氏は「話し合うことが多くある」と述べ、停戦交渉の進展に圧力をかけた。ネタニヤフ氏はバイデン氏のイスラエル支援に感謝を表明した。
ネタニヤフ氏は24日の米議会演説でイスラム組織ハマス打倒の必要性を強調した一方、ハマスは停戦努力を妨害しているのはネタニヤフ氏だと反発している。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは25日、各地で行われ、ドジャースの大谷はロサンゼルスでのジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、4試合ぶりの31号ソロを放ってプロ野球日本ハム時代の48本と合わせて日米通算250本塁打を記録した。トップに立つナ・リーグ本塁打王の争いで2位とは3本差。4打数2安打1打点で、6-4の勝利に貢献した。
鈴木のカブスと吉田のレッドソックスは試合がなかった。
パドレスのシースがナショナルズ戦で、今季2人目の無安打無得点試合を達成した。チームは3-0で勝ち5連勝。《共同通信》
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米大リーグ、パドレスのディラン・シース投手(28)が25日、ワシントンで行われたナショナルズ戦で無安打無得点試合を達成した。メジャーでは今季2度目の快挙。114球で9回を投げ切り、9三振3四球だった。試合は3―0だった。《共同通信》
右腕シースは2019年にホワイトソックスでメジャーデビュー。22年に14勝8敗、防御率2.20をマークしてサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の投票で2位に入った。今季パドレスに加入し、22試合で10勝8敗、防御率3.50。メジャー通算では53勝43敗。《共同通信》
【ブラジル政府】日本人迫害を謝罪
ブラジル政府は25日、第2次大戦中に日本人移民を「敵性外国人」とみなして居住地から強制退去させた「サントス事件」と、戦後の動乱に伴うアンシエッタ島での収監について公式に謝罪した。日本人移民迫害を巡るブラジル政府の謝罪は初めて。人権・市民権省の恩赦委員会が審議していた。
ブラジル沖縄県人会が謝罪を求めていた。恩赦委は政府の諮問機関。戦後の軍事政権下で起きた政治的迫害を主な審議対象にしているため、戦中の事件について謝罪するのは異例だ。第2次大戦では米国やカナダでも日系人が強制立ち退きを迫られ、両政府が謝罪している。《共同通信》