令和1353日目
2023/01/12
この日のできごと(何の日)
【日加首脳会談】
カナダを訪問中の岸田文雄首相は12日(日本時間13日)、トルドー首相と会談し、経済安全保障分野での連携を確認した。海洋進出を強める中国を巡り、力による一方的な現状変更の試みに反対する方針でも一致。核軍縮・不拡散や気候変動などの課題に先進7カ国(G7)が結束して取り組むことが重要だとの認識を共有した。岸田氏は13日(同14日未明)に米ワシントンでバイデン大統領との首脳会談に臨む。
トルドー氏との会談で、岸田氏は昨年12月に改定した国家安全保障戦略など安保関連3文書で打ち出した防衛力の抜本強化や防衛費大幅増額を説明した。《共同通信》
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【千葉県警】駅のトイレで盗撮、共産党幹部逮捕
駅の女子トイレで盗撮したとして、千葉中央署は12日、建造物侵入と千葉県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで市川市、共産党県委員会書記長、大西航容疑者(42)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年10月23日午後8時5分ごろ、千葉市中央区春日2のJR西千葉駅構内の女子トイレに侵入し、個室内の女子高校生=県内=をスマートフォンで動画撮影した疑い。容疑者は個室のドアの上からスマホを差し入れた。
同署によると、同11月21日にJR千葉駅構内で「女性の後ろ姿を撮影した」と110番通報があり、同署員が容疑者のスマホを調べたところ今回の動画を発見。被害者を特定するなど捜査を続けていた。
共産党県委員会によると、容疑者は元木更津市職員で、2017年の衆院選で千葉12区から立候補し落選した。同委員会の小倉忠平委員長は「党幹部としてあるまじき行為。県民に深くおわびする」とコメントした。《千葉日報》
【大相撲】
大相撲初場所5日目(12日・両国国技館)大関貴景勝は玉鷲を押し出し、1敗をキープした。関脇豊昇龍は大栄翔に突き倒されて土がつき、三役以上での全勝が消えた。
他の3関脇は若隆景が阿炎に突き出され、黒星が先行した。先場所覇者の阿炎は5連勝。正代は小結明生の押しに屈し、大関復帰へ苦しい4敗目を喫した。高安は新小結琴ノ若に押し出されて4敗目。琴ノ若は初白星。
新小結若元春は御嶽海を寄り切って2勝目。5連勝は阿炎、碧山、琴勝峰の平幕3人となった。《共同通信》
【東京株式市場】
12日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は5営業日続伸した。終値は前日比3円82銭高の2万6449円82銭。日銀の大規模金融緩和策の修正観測から銀行株が上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への懸念が和らぎ、半導体などハイテク関連銘柄も買われる一方、直近の相場上昇を受けた利益確定の売りも目立った。
東証株価指数(TOPIX)は6.93ポイント高の1908.18。出来高は約12億3800万株。《共同通信》
【COVID-19】
国内で12日、新たに18万3211人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比べ約4万7千人減った。都道府県別では東京1万3427人、愛知1万2310人、大阪1万1466人など。
死者は大阪33人、東京32人など計483人の報告があった。厚生労働省によると、全国の重症者は697人で前日から32人増えた。《共同通信》
◇
中国外務省の汪文斌副報道局長は12日の記者会見で、日本の新型コロナウイルス感染症の水際対策に関し「中国人への差別的制限措置を速やかに変更するよう望む」と要求した。対抗措置として打ち出した日本人へのビザ(査証)発給手続きの停止を長引かせる恐れもある。
汪氏は、岸田文雄首相が中国の対応を「一方的」だと批判したことを受けて「科学的な態度と相互尊重の精神に基づき」水際措置を変更するよう求めた。日本に対し「中国と共に、正常な往来回復のために努力する」ことも呼びかけた。
中国は韓国にも対抗措置としてビザ停止を打ち出している。《共同通信》
【立憲民主党】今井氏除籍を上申
立憲民主党岐阜県連は12日、立民に離党届を送付し、自民党推薦で4月の岐阜県議選に立候補する意向を固めた今井瑠々氏(26)の除籍を求める上申書を党本部に提出した。次期衆院選に向けて配布してきた活動費の返還も要求した。上申書は「過去に類を見ない悪質な反党行為」と非難した。
上申書は離党届の扱いについて「受理せず、除籍処分とすることが相当」とした。返還を求めたのは2021年12月〜22年12月まで今井氏に配布してきた月額50万円計650万円の活動費。党本部は17日に同氏の処分を決める。 今井氏が立候補する意向を固めているのは県議選多治見市選挙区(定数2)。《共同通信》
【国連安全保障理事会】
国連安全保障理事会は12日、「法の支配」に基づく国際秩序の強化をテーマにした公開討論を開いた。今年から非常任理事国となり、今月の議長国を務める日本が主催。林芳正外相は演説で、ウクライナに侵攻したロシアに即時撤退を要求し、名指しを避けつつ中国の覇権主義的な行動を非難した。
安保理は、常任理事国のロシアや中国による拒否権行使で機能不全が指摘されている。
林氏は演説で、2022年3月の国際司法裁判所(ICJ)によるロシアへの侵攻停止命令が「直ちに実行されなければならない」と強調。「力や威圧によって国境を書き換えることは許さない」と訴えた。《共同通信》
【浜田靖一防衛相】米国防長官と会談
浜田靖一防衛相は12日(日本時間13日)、米ワシントン郊外の国防総省でオースティン国防長官と会談した。11日の外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で日本の反撃能力(敵基地攻撃能力)の運用に向けた協力に合意したことを踏まえ、連携の具体化を図る。南西諸島防衛を含め、自衛隊と米軍の役割や任務分担も協議する。
2プラス2では、反撃能力の保有決定を受け「効果的な運用へ協力を深化させる」と明記した。攻撃目標に関する情報や目標設定での協力が想定される。長射程ミサイルの一つとして、米国製巡航ミサイル「トマホーク」を取得する。《共同通信》