令和1177日目

2022/07/20

この日のできごと(何の日)

【米上院】安倍氏たたえる決議採択

米上院は20日、銃撃されて死去した安倍晋三元首相をたたえる決議案を全会一致で採択した。安倍氏を「一流の政治家で民主主義の価値の擁護者」と評価し、「日本の政治、経済、社会、そして世界の繁栄と安全保障に消し去ることのできない足跡を残した」とした。

決議は前駐日大使のハガティ上院議員ら70人近い議員が13日に共同提出。安倍氏が「自由で開かれたインド太平洋」の考え方を広めたことに触れた上で、現在の日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の基礎となる構想を推進したと強調した。米大統領とともに日米同盟を強化し、北朝鮮の非核化や日本人拉致問題の解決にも精力的に取り組んだと指摘した。

「米国は偉大な友人を失った」としながらも「そのリーダーシップにより、日米が世界中で自由、繁栄、安全を促進し、専制主義や独裁政治に対抗するため今後数十年にわたって協力する基盤が築かれた」と締めくくった。《共同通信》

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【静岡県警】立民の小田原市議を逮捕

静岡県警三島署は20日、電車内で下半身を露出したとして、公然わいせつの疑いで神奈川県小田原市議、俵鋼太郎容疑者(61)=同市南町=を逮捕した。

逮捕容疑は、20日午後1時ごろ、静岡県三島市内を走行する電車の中で下半身を露出したとしている。署によると、乗客から110番通報があった。

俵容疑者は立憲民主党所属で、同党神奈川県連のホームページなどによると、平成19年に初当選し、現在4期目。《産経新聞》

【大相撲】

大相撲名古屋場所11日目(20日・ドルフィンズアリーナ)横綱照ノ富士が小結豊昇龍を寄り切り、2敗を守った。平幕逸ノ城も小結阿炎を送り出して2敗を堅持。2人が首位で並んだ。

大関陣は貴景勝が翔猿をはたき込み、8勝3敗で勝ち越した。かど番の正代は遠藤を寄り切り、6連勝で7勝目を挙げた。両関脇は大栄翔が琴ノ若の休場による不戦勝。碧山に敗れた若隆景とともに6勝5敗。

首位の2人を1差で貴景勝、平幕の翔猿、錦木、錦富士の4人が追う。十両は竜電が2敗で単独トップ。《共同通信》

【プロ野球・20日】

ソ3―17楽

楽天が今季最多17得点で大勝した。一回に辰己の先頭打者本塁打、浅村の2ランなどで6点を先行。三回にも浅村が3ランを放つなど 打3失点にまとめて6勝目。西武は先発のエンスが六回途中6失点と踏ん張れなかった。

オ2―0日

オリックスの新人椋木が九回2死まで安打を許さない快投で2勝目を挙げた。ストライク先行の小気味よい投球で11三振を奪い、8回2/3を1安打無失点。三回に吉田正が先制の10号2ランを放った。日本ハムは4連敗。

ヤ8―2巨

ヤクルトが3日以来の2連勝。0―2の四回に村上の適時打などで追い付いて六回にサンタナの適時打などで2点を勝ち越し、七回に村上の32号3ランで差を広げた。2番手の木沢が5勝目。巨人は4カード連続で3連戦に負け越した。

中4―6D

DeNAが一発攻勢で勝ち、勝率を5割に戻した。四回に嶺井の2ランで先制すると、五回は佐野の2ラン、七回は蝦名のソロでリードを広げた。大貫は七回途中まで2失点で7勝目。中日は2本塁打などで追い上げたが届かず50敗目。

広5―3神

広島が逆転勝ちした。2点を追う七回に外野の2失策にも乗じて追い付き、なおも2死一、三塁から野間、菊池涼の連続適時打で2点を勝ち越した。薮田が2年ぶりの勝ち星。阪神は継投策が裏目で、七回だけで5安打を許した。

【サッカー】

サッカーのフランス1部リーグの強豪パリ・サンジェルマンが20日、親善試合でJ1川崎に2―1で勝った。前半32分にアルゼンチン代表のメッシのゴールで先制し、後半にも加点した。ブラジル代表のネイマール、フランス代表のエムバペも先発出場。川崎は後半39分に山村が1点返した。

VIPルームでの食事などが付いた100万円の特別券も含め、チケットは完売。会場の東京・国立競技場には改築後最多となる6万4922人の観衆が詰めかけた。

新シーズンに向けた準備の一環で来日中のパリSGは、23日に埼玉スタジアムで浦和、25日にパナソニックスタジアム吹田でG大阪と対戦する。《共同通信》

【サッカー・南野拓実選手】仏1部モナコ加入記者会見

サッカーのフランス1部リーグのモナコに加入した南野拓実が20日、モナコ近郊のフランスのラテュルビにある練習場で記者会見し「この素晴らしいチームで新しいキャリアを築こうと思った」と語った。

6月にイングランド・プレミアリーグのリバプールからの移籍が発表され、既にチームに合流。今月16日にはインテル・ミラノ(イタリア)との親善試合に出場した。

11月開幕のW杯カタール大会での活躍が期待される27歳の南野は「W杯に向けてどれだけいい状況で行けるかは考えているが、モナコでできる限りのものを出して貢献したい」と抱負を述べた。《共同通信》

【第167回芥川賞、直木賞】選考会

第167回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が20日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は高瀬隼子さん(34)の「おいしいごはんが食べられますように」(「群像」1月号)に、直木賞は窪美澄さん(56)の「夜に星を放つ」(文芸春秋)に決まった。芥川賞は1935年の賞創設以来初めて候補者が全員女性で注目されていた。

高瀬さんは「小説家になるのが夢だったが、芥川賞を取るとは思っていなかった。びっくりしている。『頑張れ』ということだと思う」と喜びのコメント。窪さんは「賞の名前に恥じないような良質な作品を次々と書いていきたい」と抱負を語った。《共同通信》

【東京株式市場】

20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸し、前日比718円58銭高の2万7680円26銭で取引を終えた。6月10日以来約1カ月ぶりの高値で、上昇は5営業日連続となる。米国の景気が減速することへの懸念が和らぎ、買い注文が優勢となった。

東証株価指数(TOPIX)は43.65ポイント高の1946.44。出来高は約11億1400万株。

米国がインフレを抑えるため利上げを急速に進めることで、米国の景気は冷え込みかねないと警戒が広がっていたが、堅調な米企業決算などから悲観論が後退。前日の米株価が大幅高だった流れを受け、東京市場でも幅広く買われた。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染15万2536人

国内で20日に報告されたコロナの新規感染者が15万2536人となり、1日当たりの過去最多を更新した。オミクロン株の新たな派生型「BA・5」への置き換わりによる「第7波」の急拡大が止まらない状況だ。これまでの過去最多は16日の約11万660人だった。

大阪2万1976人、神奈川1万1443人、愛知1万3628人など30府県で過去最多に。大阪は過去の計上漏れ9200人を含み約2万600人が報告された2月8日を除き、同11日の1万5291人が最多だった。実質的な2万人超えは初めて。

東京は2万401人で、2万人を超すのは2月5日以来。病床使用率は43.5%。《共同通信》

【日・アイルランド首脳会談】

岸田文雄首相は20日午前、アイルランドのマーティン首相と官邸で会談した。両国首脳による会談は2013年以来。両氏はロシアが侵攻するウクライナに対し、結束して支援を続ける方針で一致。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携や、経済分野をはじめとした2国間協力も確認した。

岸田首相は会談冒頭、ロシアのウクライナ侵攻に関し「欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と強調。ロシアに加え、東・南シナ海で海洋進出を活発化させる中国を念頭に「力による一方的な現状変更の試みは世界のどこであれ認められない」と述べ、連携を呼びかけた。《共同通信》

【スリランカ】新大統領にウィクラマシンハ氏

経済危機の混乱が拡大するスリランカの議会は20日、新大統領にウィクラマシンハ首相を選出した。21日に正式に就任する見通し。国民生活の立て直しに向け、国際通貨基金(IMF)や主要債権国である中国や日本、インドとの金融支援交渉の陣頭指揮を執る。混乱収束に導くためには、安定した挙国一致内閣の成立が求められるが、曲折もありそうだ。

スリランカでは13日にラジャパクサ大統領(当時)が国外逃亡し政権が崩壊。ウィクラマシンハ氏はラジャパクサ一族が実権を握る与党スリランカ人民戦線(SLPP)の支持を得たことが最大の勝因となった。《共同通信》

【トルコ】イラク北部攻撃

イラク国営通信は北部のクルド人自治区ドホーク州で20日、トルコ軍による攻撃があり、9人が死亡、20人以上が負傷したと伝えた。全員がイラク中南部から訪れていた観光客だとしている。カディミ首相は死傷者に子どもが含まれていると指摘、「トルコがまた明白な主権侵害をした。イラクには報復する権利がある」と強く非難した。

トルコはイラク北部で、非合法武装組織クルド労働者党(PKK)に対する軍事作戦をたびたび実施。現場は国内の観光客が訪れるリゾート地に近く、巻き添えになった可能性がある。イラクメディアは、公園に対する激しい砲撃があったとも伝えている。《共同通信》

【英・ジョンソン首相】最後の下院質疑

ジョンソン英首相は20日、辞任前最後の下院質疑に臨んだ。新型コロナウイルス対策やロシアの侵攻を受けたウクライナへの支援など、約3年間の取り組みを挙げて「これで十分だ。任務はほぼ達成された」と強調。最後は議員らに感謝を伝え、映画「ターミネーター2」の名ぜりふ「また会おう、ベイビー」と締めくくった。

ジョンソン氏は次期首相への助言として「米国と緊密な関係を保ち、ウクライナ国民を守り、自由と民主主義を守る」を挙げた。「減税と規制緩和を進め、英国を居住や投資の最適の場所にすること」を促し、早期減税に慎重な次期首相候補のスナク前財務相をけん制した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ラブロフ氏、親ロ派地域以外の確保を明言

ロシアのラブロフ外相は20日、ウクライナへの欧米の軍事支援を批判し、軍事作戦の「地政学的な課題は変わった」と述べた。ロシア軍の支援を受ける親ロ派が一部を実効支配する東部ドンバス地域の2州だけでなく、周辺に位置する南部ザポロジエ州やヘルソン州の確保も視野に入れていることを明らかにした。ロシア通信と会見した。

将来のロシア編入を見据えた発言とみられる。軍事作戦の主目的をドンバス2州に住むロシア系住民の保護と説明してきたプーチン政権の高官が、この2州以外の最終的な支配を目標としていると明言したのは初めて。

G7など、ウクライナ債務返済を猶予

ロシアの侵攻が続くウクライナの財務省は20日、先進7カ国(G7)などの債権国がウクライナの対外債務の元本返済や利払いを一時猶予する意向を示したと発表した。ウクライナの国防費増による負担を軽減し、財政面で抗戦を支援する狙いがある。

ウクライナ財務省によると、返済の猶予期間は2022年8月から23年末まで。《共同通信》



7月20日 その日のできごと(何の日)