令和843日目
2021/08/20
この日のできごと(何の日)
【みずほFG】システム障害
みずほフィナンシャルグループ(FG)は20日、システム障害が発生し、傘下のみずほ銀行とみずほ信託銀行で、全国の店舗窓口での入出金や振り込みといった取引が一時できなくなったと発表した。インターネットバンキングやATMには影響はなく、みずほFGは振り込みなどの際、これらの利用を呼び掛けた。
同日午前に復旧し、みずほ銀行、みずほ信託銀行とも店舗窓口での取引を再開したが、外国為替業務の一部などはできない状態が続いた。同日中にも記者会見を開き詳細を説明するとしている。みずほ銀行では2〜3月にもシステム障害によるトラブルが発生したばかり。
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みずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長は20日、今年5回目となるシステム障害が発生したことを受け、東京都内で記者会見し「再発防止に取り組んでいる中でこのような事態を起こし、極めて重く受け止めている」と謝罪した。原因は特定できておらず、解明を急ぐ。金融庁は2〜3月の4回の障害を踏まえて検査を進めている最中で、新たな問題が起きたことで厳しい処分は避けられない見通しだ。
坂井氏は経営責任について聞かれ「さらに強固な再発防止策にする必要があり、しっかり進めるのが責任の在り方だ」と述べ、現時点で経営陣の引責辞任を否定した。《共同通信》
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【全国高校野球選手権大会】第7日
全国高校野球選手権大会第7日は20日、甲子園球場で2回戦3試合と1回戦1試合が行われ、二松学舎大付(東東京)、三重、敦賀気比(福井)が3回戦に進んだ。近江(滋賀)は2回戦進出。
二松学舎大付は西日本短大付(福岡)に2−0で勝った。秋山が9奪三振で4安打完封した。
三重は樟南(鹿児島)を2−0で下した。上山が7安打完封。
敦賀気比は16安打を放ち、日本文理(新潟)との乱打戦を8−6で制した。
近江は日大東北(福島)に8−2で快勝。島滝が二回に2点本塁打を放つなど4打点の活躍。《共同通信》
【プロ野球・20日】
オ2−1西
オリックスがサヨナラ勝ち。1−1の九回一死満塁から吉田正が中堅へ犠飛を放った。山本は10三振を奪って3安打1失点で完投し、自身初の10勝目を挙げた。西武は四回以降走者を出せず、松本の好投を生かせなかった。
日3−3楽
楽天が土壇場で追い付き引き分けた。2−3の九回に3四死球で2死満塁とし、浅村の押し出し四球で追い付き、その裏を松井が抑えた。日本ハムは八回に野村の2本塁打目となるソロで勝ち越したが、杉浦が乱調で逃げ切れなかった。
ソ3−5ロ
ロッテが3位に浮上した。2−2の九回、エチェバリアの4号3ランで勝ち越し。4番手の佐々木千が5勝目、益田が25セーブ目を挙げた。ソフトバンクはマルティネスが8回2失点と好投したが、抑えの岩崎が誤算だった。
広5−4ヤ
広島が逆転勝ち。4点を追う六回、菊池涼の8号ソロなどで2点を返した後、小園と鈴木誠の連続適時打で同点。さらに代打松山の犠飛で勝ち越した。2番手の塹江が3勝目、新人の栗林は20セーブ目を挙げた。ヤクルトは2連敗。
中6−0神
中日の柳が今季2度目の完封勝利。力のある速球と鋭い変化球で7三振を奪い、4安打に封じた。打線は二回に守備の乱れに付け込み、木下拓の適時打や大島の2点二塁打などで一挙5点。阪神の西勇は5回5失点で8敗目を喫した。
巨1−6D
DeNAは0−1の五回に森の適時三塁打、オースティンの適時打、宮崎の犠飛で3点を奪い逆転し、八回にオースティンのソロ、九回に佐野の2点適時打で加点した。京山は5回1失点で今季初勝利。巨人は打線がつながりを欠いた。《共同通信》
中田翔内野手、巨人へ
プロ野球巨人は20日、チームメートへの暴力行為で出場停止処分を受けた日本ハムの中田翔内野手(32)を無償トレードで獲得したと発表した。背番号は10。同日午後にチームに合流させ、出場選手登録するかを判断する。中田は東京・大手町の巨人の球団事務所で記者会見し「本当に皆さんに迷惑を掛けてしまったことを反省している。一から見つめなおしてやっていきたい」と語った。
中田は4日に行われたDeNAとのエキシビションマッチの試合前にベンチ裏でチームメート1人に暴行し、球団から1、2軍の全試合の出場停止処分を科された。20日に日本ハムから処分解除の届け出があったという。
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プロ野球巨人に日本ハムから無償トレードで加入した中田翔内野手(32)が20日、東京ドームでのDeNA戦前の全体練習でチームに合流した。昨季同じく日本ハムから巨人に移籍した田中豊樹投手の背番号59の練習着で始動し、途中で自らの新たな背番号10に着替えてフリー打撃を行い、一塁でノックを受けた。
出場選手登録は21日以降になる。原辰徳監督は16日に日本ハムの栗山英樹監督から、チームメートへの暴力で出場停止処分を科された中田の相談を電話で受けたと明らかにし「しっかり考えて、全てのことを共有して進んでいこうと」と獲得を決断した経緯を説明した。《共同通信》
【東京株式市場】
20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落、終値は前日比267円92銭安の2万7013円25銭。1月6日に2万7055円94銭だった今年の最安値を更新。昨年12月28日以来、約8カ月ぶりの水準に落ち込んだ。国内外でのコロナ感染再拡大で、日本経済の先行きに対する懸念が高まった。節目の2万7000円を割り込む場面も。
日本では新規感染者数が高止まりしており、新たに7府県で緊急事態宣言期間が20日に始まった。まん延防止等重点措置の適用地域も拡大。
東証株価指数(TOPIX)は16.51ポイント安の1880.68。出来高は約12億3100万株。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染2万5876人
国内で20日、新たに2万5876人の新型コロナウイルス感染者が確認され、3日連続で過去最多を更新した。千葉や神奈川、大阪など15府県で過去最多で、全国的に感染拡大が続いている。
厚生労働省によると、重症者も51人増えて1816人となり、8日連続で最多となった。死者は東京7人、千葉と愛知で各6人など計36人が報告された。
感染者の主な内訳は東京5405人、神奈川2878人、大阪2586人など。国内の感染者は7月末に初めて1万人を超え、8月13日に2万人を超えた。
過去の感染者について、千葉で2人、埼玉、神奈川、新潟、静岡、熊本で各1人の取り下げがあった。《共同通信》
緊急事態宣言、13都府県に拡大
新型コロナウイルス緊急事態宣言が20日、13都府県に拡大した。まん延防止等重点措置も16道県に広がり、行動制限の強化は計29都道府県、全人口の約84%に及ぶ。19日の国内新規感染者は2万5156人となり、2日連続で過去最多を更新。患者の急増で医療体制は危機的な状況が続く。政府はワクチン接種の進展を見越し、宣言解除へ向け感染状況の指標を見直す検討に入った。
宣言の対象地域に追加されたのは、重点措置が適用されていた茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県。重点措置への追加は宮城、山梨、富山、岐阜、三重、岡山、広島、香川、愛媛、鹿児島の10県。《共同通信》
知事会、緊急提言
全国知事会は20日、新型コロナウイルス対策に関する国への緊急提言をまとめた。デルタ株による全国的な感染急拡大と医療体制逼迫への危機感から、政府対応に強い不満を表明。都道府県を越えた人の移動を抑えるため、緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置を全国に拡大すると同時に、時限的な措置としてロックダウン(都市封鎖)のような方策の検討も重ねて要求した。近く政府に提出する。
新型コロナ対策本部の会合をオンラインで開き、46人の知事が出席。ワクチンの供給不足で国に抗議する声や、夏休み明けの学校で子どもたちの感染が広がることを懸念する意見が相次いだ。《共同通信》
【フジロックフェスティバル】開幕
国内最大級の野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」が20日午前、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開幕した。新型コロナの感染が急拡大する中、観客数を大幅に減らし、飲酒禁止の対策を講じるなど厳戒態勢での開催。22日まで3日間、人気バンド「King Gnu」「RADWIMPS」などが出演する。
早朝からカップルや親子連れらが詰め掛け、一時は長蛇の列ができたが混乱はなく、検温済みを示すリストバンドを付けた人たちが場内へ入った。
コロナ禍で開催は2年ぶり。例年延べ10万人以上が訪れるが、今年は来場者数を半数以下に減らし、ステージ数も絞り終演時間も繰り上げる。《共同通信》
【北海道】亡命希望のロシア人が上陸
ロシア人の男性1人が北海道東部に上陸し、道警が事情を聴いていることが20日、政府関係者らへの取材で分かった。「亡命のために国後島から泳いできた」と話しているという。
国後島から北海道東部の沿岸部までは約20キロ。政府関係者らによると、札幌出入国在留管理局に男性の身柄を移し、実際に泳いできたのかも含めて入管当局が今後詳しい経緯を調べ、「一時庇護」により上陸を許可するか、本国へ送還するかを判断する見通し。《共同通信》
【アフガニスタン情勢】
ドイツ公共放送記者の家族射殺
ドイツの国外向け公共放送ドイチェ・ウェレは20日までに、アフガニスタンで同社の記者の家族1人がイスラム主義組織タリバンに射殺され、別の1人も重傷を負ったと報じた。記者自身はドイツ国内で勤務中。タリバンはこの記者を見つけ出そうと家々を捜索したという。
この家族の残りの人々は現場から逃げ出した。ドイチェ・ウェレはドイツ政府に適切な対応を取るよう求めている。《共同通信》
【独、ロシア】首脳会談
ドイツのメルケル首相は20日、モスクワを訪問し、ロシアのプーチン大統領と会談した。共同記者会見でプーチン氏は、イスラム主義組織タリバンがほぼ全土を掌握したアフガニスタン情勢について、テロリストや難民などの脅威が周辺諸国に拡大しないよう安定化に向けた各国の協力が必要だと述べた。
両者はロシアの反体制派ナワリヌイ氏の問題についても協議。メルケル氏は、昨年8月に機中で意識を失い移送先のベルリンで療養後、ロシアで拘束され服役中のナワリヌイ氏に対する刑事罰は受け入れられないと指摘。釈放を求めた。《共同通信》