令和484日目
2020/08/26
この日のできごと(何の日)
【国民民主党】「玉木新党」へ分党協議
国民民主党の玉木雄一郎代表は26日の記者会見で、立憲民主党との合流新党に参加しない議員による新「国民民主党」の設立に向け、分党協議会を立ち上げて手続きを進める考えを明らかにした。玉木氏を含む6人以上が参加する見通し。玉木氏は「友好的かつ円満に進むよう、平野博文幹事長とすり合わせして前に進めたい」と述べた。
合流不参加の古川元久代表代行らが26日までに協議会設置を玉木氏らに申し入れていた。古川氏によると、申し入れには衆参の党所属議員5人以上が名を連ね、玉木氏は要請を受ける立場のため加わっていない。5人が参加すれば新党は政党助成法上の政党要件を満たす。
古川氏は26日、記者団に「今までの国民民主党の流れをしっかり引き継ぐ新党を作りたい」と述べ、現行の綱領をそのまま継承する考えを明らかにした。
一方、両党の支持組織の連合は26日、都内で幹部会を開き、合流新党を「総体として支援する」方針を確認した。次期衆院選や2年後の参院選に「一枚岩で対処していく」とした。
ただ、国民を支持してきた6つの産業別労働組合(産別)は、合流新党の綱領に「原発ゼロ社会を一日も早く実現」などと明記されたことに反発を強めている。国民の産別出身議員の1人は26日、「この綱領で合流新党に参加するのは非常に厳しい。6産別で足並みをきっちりそろえて対応する」と語り、不参加を示唆した。
連合執行部は対応に苦慮している。神津里季生会長は幹部会の後、記者団に「綱領は公表されており、変えることはできない。もう少し丁寧なワーク(作業)を政治の世界でしてほしかったという思いが痛切にある」と語り、策定プロセスに苦言を呈した。《産経新聞》
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「同様の認識になったことを前向きに評価する」。玉木雄一郎代表は26日、党本部で定例会見をおこなった。新型コロナウイルスを感染症法の「2類相当」としていることについて、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が見直しを検討することを評価。早急に対応するため臨時国会の早期開会をあらためて求めた。《国民民主党》
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【COVID-19】国内新規感染902人
新型コロナウイルスの国内新規感染者は26日、37都道府県と空港検疫で計902人が確認された。1日当たりの感染者数が1000人を下回るのは5日連続。死者は東京、大阪などの計13人で、川崎市では30歳代の男性の死亡が確認された。
東京都では236人の感染が確認された。1日当たりの感染者が200人を上回るのは今月23日の212人以来、3日ぶり。直近1週間の平均陽性率は4・9%で、重症患者は前日から3人減の31人となった。
大阪府では119人、福岡県では60人の感染が確認された。山口県では接待を伴う飲食店で県内初のクラスター(感染集団)が発生し、過去最多となる15人の感染が確認され、岩手県でも過去最多の6人の感染が明らかになった。
一方、国立感染症研究所は、同研究所戸山庁舎(東京都新宿区)の男性職員が感染したと発表した。新型コロナに関する業務は担当していなかったという。《読売新聞》
【東京株式市場】
26日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日ぶりに反落し、前日比5円91銭安の2万3290円86銭で取引を終えた。平均株価は前日に約半年ぶりの高値を付けていたため相場の過熱感から利益を確定する売りが出た。ただ、円安ドル高進行を好感した買いも入った。
東証株価指数(TOPIX)終値は0.75ポイント安の1624.48。出来高は約8億5900万株。
25日の東京市場では、新型コロナウイルス感染症の治療法や経済活動の本格再開への期待から平均株価が300円余り上昇。取引時間中には一時、新型コロナ感染拡大で暴落する前の2月21日の終値を上回った。《共同通信》
【J1】
明治安田J1(26日・ノエビアスタジアム神戸ほか)アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の関係で変則日程となった節の異なる3試合が行われ、第24節の神戸―川崎は2―2で引き分けた。首位川崎がルーキー旗手のJ1初ゴールで追い付き、連敗は免れた。
第29節は横浜Mが仲川の今季初得点などで札幌に4―1で快勝し、3連勝とした。第26節では鹿島がFC東京に2―1で逆転勝ちし、4試合ぶり勝利。《共同通信》
【プロ野球・26日】
楽0―2ロ
ロッテが逃げ切った。二回に藤岡の1号ソロと福田秀の3号ソロで2点を先制。小島が11三振を奪うなど7回無失点で4勝目。益田が17セーブ目を挙げた。楽天は涌井が今季初黒星で開幕からの連勝が8で止まり、チームは4連敗。
ソ4―3オ
ソフトバンクが今季3度目のサヨナラ勝ちで4連勝。2点を追う四回に高谷の1号2ラン、1点差の七回は松田宣の6号ソロで2度追いつき、九回は中村晃が適時三塁打を放った。オリックスは先発の田嶋がリードを守り切れなかった。
西5―8日
日本ハムが4連勝で3位に並んだ。二回にビヤヌエバの3ランで先制し、三回に大田と清水の2点適時打で一挙4点。九回には渡辺のソロで加点した。杉浦が六回途中3失点で5勝目。西武は序盤の失点が響き5連敗を喫した。
ヤ5―12巨
巨人が今季最多の20安打で12点を挙げ打ち勝った。4―5の六回にウィーラー、岡本の連続適時打などで逆転し、九回に5点を加えた。高梨が移籍後初勝利。ヤクルトは村上、坂口の一発などで奪ったリードを守れず最下位に転落した。
神11―3中
阪神は3本塁打で大勝し、3位に浮上した。ボーアが二回に先制のソロ。1―2の六回は陽川の3ランとボーアの2ランで5点を奪い、逆転。七回も4点を挙げた。中日は福谷と岡田が打たれ、6カードぶりに負け越して4位に後退。
D2―4広
広島が最下位脱出。四回に先制の2点打を放った松山が、追い付かれた直後の六回に勝ち越し打。九回は鈴木誠が一発で加点した。野村は制球良く8回を梶谷の2ランのみに抑え、3勝目を挙げた。DeNAの浜口は要所で粘れず3敗目。
【香港】襲われた民主派議員を逮捕
香港警察は26日、昨年7月21日に白シャツの集団が反政府抗議デモ参加者らを襲撃した事件に絡み、襲われて負傷した民主派最大政党、民主党の立法会(議会)議員林卓廷氏を「暴動に加わった疑い」などで逮捕した。香港メディアが報じた。
民主党の議員らは、警察が被害者を逮捕したと反発。「白を黒と言いくるめる政治的迫害だ」と批判した。
報道によると、香港警察は26日、16人を逮捕。うち13人は林氏と同様に暴動に加わった疑いがかけられている。昨年7月6日の抗議デモに関連して別の民主党議員らも逮捕された。《共同通信》
【中国】南シナ海へ弾道ミサイル
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)によると、中国軍は26日朝、内陸部の青海省と沿岸部の浙江省からそれぞれ中距離弾道ミサイルを1発ずつ、南シナ海に向けて発射した。中国軍に近い消息筋が明らかにしたという。
中国国防省は25日、人民解放軍の北部戦区が実弾演習のために設定した飛行禁止区域に米軍のU2偵察機が同日侵入したと非難する声明を発表していた。弾道ミサイル2発の発射は、こうした米軍の行動に警告を与える狙いがありそうだ。
同紙によると、青海省から発射されたのは射程約4千キロの「東風(DF)26」。DF26は米軍基地のあるグアムを射程に収めることから「グアム・キラー」と呼ばれる。空母などを標的とする対艦攻撃も可能とされる。
一方、浙江省から発射されたのは「空母キラー」と呼ばれる対艦弾道ミサイルDF21Dで、射程1500キロ超。いずれも海南島とパラセル(中国名・西沙)諸島の間に中国軍が設定した演習海域に着弾したという。
同紙によると、消息筋は今回のミサイル発射について「他国の軍が南シナ海に接近するのを拒否する中国側の能力を向上させるのが狙い」だと指摘。米側が南シナ海で艦艇や軍用機の活動を活発化させていることへの対応だとの見方を示した。《産経新聞》