令和485日目
2020/08/27
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】米宇宙軍高官と会談
安倍晋三首相は27日、来日中の米宇宙軍制服組トップのレイモンド作戦部長と官邸で会談した。新型コロナウイルスの影響で、首相が来日した海外要人と官邸で会うのは中国外交担当トップの楊潔チ共産党政治局員の表敬訪問を受けた2月28日以来。外務省によると、昨年12月に発足した宇宙軍幹部の来日は初めて。
これに先立ち、鈴木馨祐外務副大臣も東京都内でレイモンド氏と会談し、宇宙分野での日米協力強化を確認。鈴木氏は「宇宙空間における日米同盟の重要性は増している」と指摘。レイモンド氏も「日米の将来的な連携を楽しみにしている」と応じた。《共同通信》
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【東京株式市場】
27日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落し、前日比82円00銭安の2万3208円86銭で取引を終えた。米国が金融緩和策を強化するとの観測から円高ドル安が進み、製造業などの業績を懸念した売り注文が優勢となった。
東証株価指数(TOPIX)は8.59ポイント安の1615.89。出来高は約9億2300万株。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控え、緩和強化を示唆するとの予想が広がり円高ドル安が進んだ。輸出関連企業の収益が目減りすると懸念され、朝方から自動車や化学などの銘柄が値下がりした。《共同通信》
【COVID-19】国内新規感染866人
国内では27日、新型コロナウイルスの感染者が37都道府県と空港検疫で新たに866人確認された。死者は石川県、愛知県、大阪府などで計11人だった。
東京都では250人の感染が確認された。2日連続で200人を上回り、都内の累計感染者は2万人を超えた。27日時点の入院患者は1474人で、今月7日以来、20日ぶりに1500人を下回った。重症患者は前日と同じ31人だった。直近1週間(21~27日)の平均陽性率は4・7%で、前週(14~20日)から0・7ポイント減少した。
大阪府では94人の感染が確認された。新規感染者が100人を下回ったのは24日以来、3日ぶり。
福井県では1日当たり最多の13人の感染が判明。このうち8人は福井市内で昼間に営業しているカラオケ喫茶の利用者だった。同店関連の感染者は、既に感染が確認された経営者親子2人を含めて計10人となった。《読売新聞》
【プロ野球・27日】
西8―7日
西武が逆転サヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。6―7の九回に1死満塁で山川の2点適時打で試合を決めた。5番手の森脇が今季初勝利。日本ハムは序盤に4点を先行するなど2度リードしながら逃げ切れず連勝が4で止まった。
楽15―0ロ
楽天が大勝して連敗を4で止めた。三回にロメロの3ランと足立の適時三塁打で4点を先制。その後も茂木の2ランや浅村の満塁本塁打などで着実に加点した。松井は7回1安打無失点で今季初勝利。ロッテは投打とも精彩を欠いた。
ソ4―2オ
ソフトバンクが5連勝で今季オリックス戦の勝ち越しを決めた。笠谷が5回1失点で先発初勝利、森が15セーブ目を挙げた。二回に上林の犠飛と甲斐の2ランで3点を先取し、七回は上林のソロで加点。オリックスは3連敗となった。
ヤ2―5巨
巨人が3連勝とした。三回に炭谷のソロで先制し、四回に吉川尚の適時打で1点、五回に丸の2ランなどで3点を加えた。戸郷は5四球を与えたがピンチで粘り、5回4安打無失点で7勝目を挙げた。ヤクルトは巨人戦6連敗となった。
神6―3中
阪神は3連勝で勝率を5割とした。サンズが2本塁打4打点。0―2の四回に逆転3ランを、六回もソロを放った。青柳は二回から立ち直り、7回2失点で6勝目。スアレスは10セーブ目。中日は柳が崩れて3連敗となった。
D3―2広
DeNAは井納が6安打を許しながらも六回途中2失点と粘り、チームトップに並ぶ5勝目を挙げた。打っても1―2の四回1死一、二塁で逆転の2点二塁打。広島はK・ジョンソンがリードを守れず、6回3失点で開幕から6連敗。
【立憲民主党、国民民主党、連合】理念発表 「低炭素なエネルギー確立」
立憲民主党の福山哲郎、国民民主党の平野博文両幹事長と連合の相原康伸事務局長は27日、都内で共同記者会見し、新型コロナ禍を踏まえた新たな社会像について、3者が共有する「理念」として発表した。原発政策などに関しては「低炭素なエネルギーシステムを確立する」とした。
原発政策を巡っては、連合傘下の民間労組が新党の綱領案に明記された「原発ゼロ」に反発し、国民所属の組織内議員ら約10人の参加が決まっていない。
新理念では「熟議を尽くす中道の精神を重んじる」とも表明。コロナ禍を踏まえ「一人一人の命と暮らしを守る」とし、医療や介護、公衆衛生体制を抜本的に強化するとした。《共同通信》
【台湾・蔡英文総統】中国は「大国としての責任を」
台湾の蔡英文総統は27日、オーストラリアのシンクタンクとのテレビ会議での演説で、「北京(中国政府)が自制力を保ち、(地域安定を維持する)大国としての責任を果たすことを期待する」と述べ、前日に南シナ海に向けて複数の中距離弾道ミサイルを発射した中国を暗に批判した。
台湾の国防部(防衛省に相当)も同日、中国軍によるミサイル発射について「私たちは台湾海峡周辺の情勢、空中と海上の動きを十分把握している」との声明を発表した。
今月中旬にアザー米厚生長官が台湾を訪問して以降、中国軍は渤海、東シナ海、南シナ海などで複数の軍事演習をほぼ同時に展開した。米台接近に強く反発し、軍事演習を通じて台湾への圧力を強化している形だ。中国軍東部戦区の張春暉報道官は13日、一連の軍事演習について「現在の台湾海峡情勢をめぐり、主権を擁護するための必要な行動だ」と強調した。
これに対し、台湾の蔡英文政権は、断固防衛の姿勢を示している。蔡氏は23日、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所のクリステンセン所長(大使に相当)と中国大陸に近い金門島に赴き、戦没軍人の慰霊祭に参加したほか、前線を守る台湾軍の兵士らを励ました。国防部も同日、ミサイル発射や戦闘機の飛行シーンをまとめた軍の宣伝動画を公開し「最後の一兵卒まで敢然と戦う」との字幕を添え、軍の士気を高めた。
蔡政権の強い対中姿勢に対し、最大野党、中国国民党は「中国を刺激すべきではない」と主張。馬英九前総統は22日に台北で開かれたシンポジウムで「(一つの中国原則を盛り込んだ)『92年コンセンサス』を受け入れ、両岸対話による対立解消を」と訴えた。《産経新聞》