令和177日目

2019/10/24

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三首相】韓国・李洛淵首相と会談

安倍晋三首相は24日午前、「即位礼正殿の儀」に合わせて来日中の韓国の李洛淵首相と首相官邸で会談した。李氏は文在寅大統領の親書を安倍首相に手渡し、いわゆる徴用工問題などで悪化する日韓関係の改善につなげたい考えだが、韓国側が具体的な解決策を示さなければ局面の打開は困難な情勢だ。

韓国政府は安倍首相と文氏の首脳会談を早期に実現させたい意向で、李氏は来月初旬にタイ・バンコクで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に合わせた首脳会談を要請するとみられる。

韓国最高裁が昨年10月、新日鉄住金(現日本製鉄)に対し、元徴用工らへの損害賠償を命じる判決を確定させて以降、日韓首脳会談は行われていない。

日本側は来日した李氏を含め、韓国が徴用工問題の解決につながる前向きな案を提示しない限り、今後も、首脳間の直接対話には応じない構えだ。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【台風19号】死者85人9人不明

大規模な土砂災害や浸水被害を引き起こした台風19号の影響で、24日までの共同通信の集計で死者は13都県の85人(災害関連死を含む)、行方不明者は9人となった。24日現在、内閣府によると3864人が避難所で生活。厚生労働省の集計では、断水は前日より約1万3千戸減ったが、依然2万8868戸で続く。

総務省消防庁によると、住宅被害は全半壊が15都県2675棟、一部損壊が27都道府県3895棟。床上浸水は16都県3万1644棟、床下浸水は21都県3万3852棟となっている。

国土交通省によると、土砂災害は20都県で601件、堤防決壊は7県の71河川139カ所。《共同通信》

【京都府警】パワハラで2署長処分

部下の警察官に暴言を吐くなどのパワーハラスメント行為を繰り返したとして、京都府警監察官室が南署長の男性警視(59)を本部長訓戒、向日町署長の男性警視(58)を本部長注意の内部処分にしたことが24日、同室への取材で分かった。

関係者によると、南署長は昨年3月に着任後、署長室など署内で交通課所属の複数の男性警察官に対して、勤務中に「しばくぞ」「警察辞めるか」などの暴言を繰り返し浴びせた、という。南署長は他の署員に聞こえるほどの大声を出すこともあったという。署長はこれまで、府警で交通部の次長や理事官を務めてきた。また、向日町署長は昨年、当時田辺署長を務めていた際、部下に対して不適切な言動をしていたという。

府警監察官室は「署長自らがパワハラ行為をしており、職務履行の改善を図るために処分した。再発防止に向けて取り組んでいく」としている。《京都新聞》

【JR西日本】終電前倒しを検討

JR西日本は24日、近畿エリアの在来線で、午前0時以降を中心に深夜帯ダイヤを見直し、終電の時間を繰り上げる検討を始めたと発表した。線路のメンテナンスを行う作業員の労働環境を改善し、働き手を確保する狙い。2021年春以降のダイヤ改正での実現を目指す。同社は「午前0時はあくまで目安で、利用状況を基に検討を進めたい」としており、見直し内容は今後、接続する私鉄各社などと調整する。

JR西によると、近畿エリアでは現在、毎日100カ所以上で最終列車の運行後、計約1500人の社員や建設会社従業員が線路などの保守作業をしている。働き手減少で休みが取りにくいという。《共同通信》

【西武・源田壮亮内野手、衛藤美彩さん】ご結婚

プロ野球西武は24日、源田壮亮内野手(26)と元乃木坂46メンバーでタレントの衛藤美彩さん(26)が結婚したと発表した。2人は大分県出身で、源田内野手は「人間的にも大きく成長させてくれる彼女と今後の人生を共にしたいと思った」とコメントした。

源田内野手は野球の国際大会「プレミア12」に向け、宮崎市で日本代表の強化合宿に参加中。練習前に稲葉篤紀監督やチームメートに結婚を報告し祝福された。

衛藤さんは自身のインスタグラムで明らかにし「彼の活躍が私の幸せでもありますので、出来る限り彼の力となれるようサポートしていきたいです」と記した。今後も仕事は続けるという。《共同通信》

【東京株式市場】

24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日続伸し、終値は前日比125円22銭高の2万2750円60銭だった。年初来高値を4営業日連続で塗り替え、昨年10月以来、約1年ぶりの高水準に達した。米中対立や、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る混乱が沈静化に向かうことへの期待を背景に、買い注文が優勢だった。

東証株価指数(TOPIX)は5.60ポイント高の1643.74。出来高は約11億9500万株。

英国が10月末に取り決めがないままEUを抜け、経済に打撃を及ぼす公算は小さいとの見方が広がった。《共同通信》

【韓国・ソウル中央地検】前法相の妻逮捕

韓国のソウル中央地検は24日未明、名門大への娘の不正入学やファンドの不正投資といった一連の疑惑で、チョ・グク前法相の妻で東洋大教授のチョン・ギョンシム被告を逮捕した。地検は、チョン容疑者を疑惑の核心人物とみており、夫のチョ氏に対しても事情聴取し、関与について追及する方針。

チョ氏は、数々の疑惑の浮上で世論の強い反発に遭って14日に法相を辞任したが、検察改革を託して任命を強行した文在寅大統領の任命責任を問う声が改めて高まりそうだ。文政権への打撃も避けられない。

地検は、業務妨害や業務上横領など10に上る容疑で逮捕状を請求。ソウル中央地裁が23日にチョン容疑者を出頭させて審査し、証拠隠滅の恐れがあるなどとして逮捕状の発付を認めた。

チョン容疑者は、健康問題を訴えている。容疑についても全面的に否認しているとされる。地裁に出頭時には、報道陣に「(審査に)誠実に臨みます」と述べた。娘の進学に有利になるよう大学の表彰状を偽造したとして私文書偽造罪で既に在宅起訴されており、18日には初の公判準備手続きが行われた。《産経新聞》

【米・ペンス副大統領】対中演説

ペンス米副大統領は24日、ワシントンの政策研究機関「ウィルソン・センター」で「米中関係の将来」について演説した。ペンス氏は「米国はもはや、経済的関与だけでは中国共産党の権威主義的体制を自由で開かれた社会に転換できるとは期待していない」と述べ、中国に対して不公正な貿易慣行や人権抑圧、宗教弾圧を正すよう引き続き包括的な圧力を加えていく姿勢を強調した。

ペンス氏は、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺に民兵が乗る漁船を多数派遣したり爆撃機を飛ばすなど、「同盟国である日本に対する挑発行為を繰り返している」と批判した。

ペンス氏は「中国は(トランプ)米大統領が交代するのを求めている」とし、中国がトランプ氏を敬遠するのは「米国の対中政策が効果を上げているからだ」と指摘。その上で「トランプ政権は決して(中国に)屈しない」と強調した。

ペンス氏は一方で、「中国との対決は求めていない」「中国の発展を封じ込めることは目指していない」と指摘し、「中国の指導部や人々と建設的な関係を望みたい」とした。

トランプ大統領と中国の習近平国家主席は11月にチリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場で会談し、貿易協議に関し部分合意を目指している。

ペンス氏が中国に対して厳しい姿勢を示す一方で中国との建設的関係にも言及したのは、貿易協議への影響に一定の配慮をした可能性がある。《産経新聞》

【バングラデシュ】女子学生殺害、16人に死刑判決

バングラデシュの裁判所は24日、イスラム神学校の女子学生(当時19歳)を殺害したとして、殺人罪などに問われた元校長や学生ら計16人に死刑判決を言い渡した。判決によると、女子学生は今年4月、元校長から受けたセクハラ被害の訴えを取り下げるよう神学校の学生らに求められたが拒否し、元校長の指示を受けた学生らに火を付けられ、殺害された。《読売新聞》

【八千草薫さん】死去

可憐な雰囲気で親しまれ、「岸辺のアルバム」などのテレビドラマをはじめ映画、舞台で幅広く活躍した女優の八千草薫さんが24日午前7時45分、膵臓がんのため死去した。88歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。今年2月にがんを公表し、治療に専念していた。

昭和22年、宝塚歌劇団に入団。26年に映画「宝塚夫人」で映画デビュー。清楚(せいそ)で愛らしい役が人気を呼び、三船敏郎主演「宮本武蔵」(稲垣浩監督、29年)のお通役や、30年の日伊合作「蝶々夫人」のヒロイン役に抜擢され注目された。「男はつらいよ 寅次郎夢枕」「田園に死す」など多数の映画に出演する。

活動の主軸だったテレビドラマでは、駐在所の巡査の妻を演じた「うちのホンカン」(50年、倉本聰脚本)など良妻賢母の役のイメージが強かったが、「岸辺のアルバム」(52年、山田太一脚本)で不倫に走る妻を演じ、自らの演技の幅を広げた。やることなすことピント外れの長女を演じた「ちょっとマイウェイ」(54年)や、「阿修羅のごとく」(同、向田邦子脚本)の二女役などで好評を得た。近年は平成29年のドラマ「やすらぎの郷」などに出演。舞台では「二十四の瞳」「早春スケッチブック」などで好演した。

昭和32年に映画監督の谷口千吉氏と結婚。平成9年に紫綬褒章、15年には旭日小綬章受章。他に菊田一夫演劇賞、山路ふみ子映画功労賞など。《産経新聞》



10月24日 その日のできごと(何の日)