令和120日目

2019/08/28

この日のできごと(何の日)

【政府】韓国をホワイト国から除外

安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「ホワイト国(優遇対象国)」から韓国を除外する政令が28日午前0時、施行された。

日本政府は2日、韓国を優遇対象国から外す政令改正を閣議決定した。貿易相手国を輸出規制レベルに応じグループAからDの4段階に分類し、韓国は優遇対象国に当たるグループAからグループBとなった。《産経新聞》

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【韓国】「安倍首相が敵国扱い」

韓国政府は28日、日本政府が同日に安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「ホワイト国」から韓国を除外する政令を施行したことを受け、外務省報道官名義の声明を発表、政令施行はいわゆる徴用工判決への「明白な貿易報復であり、韓日の友好協力関係の根幹を揺るがす重大な挑戦だ」と批判し、措置の撤回を改めて要求した。

李洛淵首相は28日、日本の措置への対策を協議する関係閣僚会議を開き、「日本の不当な経済報復を正すため、世界貿易機関(WTO)への提訴を滞りなく進める」と表明した。「日本が事態を悪化させず、対話に誠実に臨むよう重ねて求める」とも述べた。

素材や設備の日本依存から脱却し、国産化を進めるための研究開発に来年から3年間で5兆ウォン(約4360億円)以上の予算を投じる方針も打ち出した。韓国外務省は、長嶺安政駐韓大使を呼び出し、抗議した。

聯合ニュースによると、WTO提訴の準備はほぼ終えているというが、紛争処理機関に持ち込まれれば、最終的判断まで少なくとも1年以上かかるとされる。韓国が輸出管理の優遇対象国からの日本除外という同様の対抗措置を決めた上、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄という極端な決定に出たことで、国際社会の支持を得られる見込みも薄い。

韓国大統領府の金鉉宗国家安保室第2次長は、記者会見で「安倍晋三首相はわれわれを信頼できない国だと2回も言及し、敵対国扱いしている」と批判した。

文在寅大統領は28日、南東部、蔚山でエコカー部品工場の起工式に出席。「政治目的の貿易報復が起こる中で、韓国経済はわれわれが自ら守るしかない」と強調し、日本の措置に対抗した国内産業の競争力向上を促した。《産経新聞》

【韓国】駐韓日本大使に抗議

韓国外交省は28日午前、日本政府がこの日、韓国を輸出手続き簡略化の優遇措置を受けられる対象国「グループA(ホワイト国)」から除外する政令を施行したことを受け、長嶺安政・駐韓大使を外交省に呼んで抗議した。長嶺大使は、日本側の立場を説明した。

これに先立ち、韓国の李洛淵首相は28日、除外に対応するための拡大関係閣僚会議を開催し、「日本が不当な措置を続けることを非常に残念に思う。日本が事態をさらに悪化させず韓日関係の修復に向けた対話に誠意をもって臨むことを重ねて求める」と述べた。

また、大統領府と政府機関、与党・共に民主党の幹部は28日、ソウルの国会議員会館で対策会議を開き、「適切な時期」に世界貿易機関(WTO)への提訴の手続きを開始することで意見が一致した。《読売新聞》

【韓国】米大使に「失望」繰り返すなと自制要求

韓国外務省の趙世暎第1次官は28日、米国のハリス駐韓大使との面談で、韓国による日本とのGSOMIA破棄決定に対し、米国が繰り返し失望や懸念を表明することを自制するよう強く要求した。主要韓国紙が29日に報じた。

趙氏はハリス氏に、協定の破棄決定は「日本が先に原因をつくったもので、韓米同盟に否定的な影響を与えようとするものではない」と強調。「公の場で繰り返し失望を示すのは、米韓同盟強化の助けにならない」と訴えたという。

韓国が協定破棄を決めた22日、大統領府高官が「米国と緊密に協議し、米国は決定を理解している」と説明。米政府が「事実ではない」と即座に抗議したため、韓国内からも、文在寅政権は都合よく説明するために嘘をついたか、ごまかしたのではないかという批判が上がっていた。

【立憲民主党・枝野幸男代表】河野外相を批判

立憲民主党の枝野幸男代表は28日のラジオ日本番組で、韓国側が破棄を決めた日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)をめぐる河野太郎外相の対応を批判した。「少し妥協の余地があったにも関わらず、いわゆる『上から目線』、特に河野氏の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。外相を代えるしかない」と述べた。

同時に「あまりにも顔に泥を塗るようなことばかりをやり過ぎだ。相手のプライドを傷つけるようなやり方でやるのは、明らかに外相の外交の失敗だ」とも指摘した。《産経新聞》

【福岡、佐賀、長崎県】大雨特別警報

西日本では九州北部を中心に局地的に雷を伴った猛烈な雨となった。気象庁は28日、福岡、佐賀、長崎に大雨特別警報を発表した。土砂災害や洪水の危険度が高まっている所があるとして厳重な警戒を呼び掛けた。

気象庁によると、日本海にある前線を伴った低気圧が発達しながら北東に進行。低気圧に暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から北日本の広範囲で大気の状態が非常に不安定となる見込み。

29日6時までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で、九州北部200ミリ、関東甲信、東海180ミリ、北陸150ミリ。その後の24時間は北陸、中国、九州北部が50~100ミリ。《共同通信》

【気象庁】佐賀、福岡、長崎の大雨特別警報を解除

九州北部の大雨で、気象庁は28日午後2時55分、佐賀、福岡、長崎の3県に発表していた大雨特別警報を解除した。28日夜から29日未明にかけて、九州北部を中心に再び大雨の恐れがあり、気象庁は引き続き土砂災害や河川の氾濫に警戒するよう呼びかけている。《読売新聞》

【自民党】岸田、石破、石原、中谷氏が会食

自民党の岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長、石原伸晃元幹事長、中谷元・元防衛相は28日夜、東京・月島のもんじゃ焼き店で会食した。

出席者によると、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた韓国など、アジア情勢について意見交換した。

石破氏は自身のブログで、日本が「戦争責任と向きあわなかったことが問題の根底にある」と指摘し、党内などから批判が出ており、こうしたことも話題に上ったとみられる。

石原氏は会合後、記者団の取材に応じ、「韓国とは軋轢(あつれき)はあるが、隣国であるから外交的に友好関係を築くということはわれわれの世代は(考えが)一緒だ。外交により物事を解決するということを(党内の)若い人たちに話をしていく」と語った。

4人は昭和32年生まれで、誕生月に会合を開いている。今回は7月に岸田氏が62歳になったのに合わせて実施した。《産経新聞》

【トヨタ、スズキ】資本提携で合意

トヨタ自動車とスズキは28日、資本提携で合意したと発表した。トヨタがスズキ株の約4・9%を取得するなど、株式を相互に持ち合う。トヨタは「自動運転を含めた新たな分野で協力を進めていく」と説明している。トヨタは傘下にダイハツ工業と日野自動車を持つほか、マツダやSUBARU(スバル)にも出資。先進技術の発達で自動車のビジネスモデル変革が避けられないとみられ、勝ち残りに向けて他社との協力関係をさらに強化する。

トヨタは、スズキが実施する第三者割当による自己株式の処分により、スズキの普通株式2400万株を960億円で取得する予定。一方、スズキも市場での買い付けで480億円相当のトヨタ株を取得するという。持ち株比率は取得時の株価によって変わるが、28日終値で換算すると0・2%程度に相当する。

トヨタとスズキは平成28年10月に業務提携に向けた検討を開始。今年3月には、トヨタがハイブリッド車(HV)向けシステムをスズキに供給する一方、インドでスズキがトヨタに小型車をOEM(相手先ブランドによる生産)供給することなどで合意した。《産経新聞》

【プロ野球・28日】

楽4―5ロ

ロッテが3年ぶりに楽天戦に勝ち越した。一回に清田の適時打で先制し、二回に中村奨の二塁打などで3点、六回に平沢のスクイズで1点を加えた。小島は5回3失点で2勝目。益田が23セーブ目。楽天は則本昂が2回4失点と崩れた。

日8―10西

八回表無死日没コールドゲーム。西武は6―7の六回2死一、二塁で中村の内野安打の際の失策、栗山の適時二塁打で3点を挙げ逆転した。3番手の野田が2勝目、六回途中から抑えた平良がプロ初セーブ。日本ハムは投手陣が崩れた。

D7―6ヤ

DeNAが今季7度目のサヨナラ勝ちで3連勝し2年ぶりにヤクルト戦に勝ち越した。6―6の延長十二回2死満塁から代打山本の右前適時打で決めた。6番手の武藤が4年ぶりの勝利。ヤクルトは十二回2死満塁で村上が凡退した。

神0―1中

中日が六回に阿部のソロで挙げた1点を守り切り、このカード2年連続の勝ち越しを決めた。小笠原が丁寧な投球で6回2/3を3安打無失点、今季初勝利。七回途中から3投手の継投で封じた。阪神は好機を生かせず、今季12度目の零敗。

巨6―2広

巨人が逆転勝ちし、優勝マジックを19とした。0―2の五回に一挙4得点。亀井の適時打で1点を返し、坂本勇が33号2点本塁打、岡本は25号ソロを放った。六回は亀井が2ラン。菅野は7回2失点で11勝目。広島は野村がつかまった。



8月28日 その日のできごと(何の日)