平成11065日目

2019/04/25

この日のできごと(何の日)

【カルロス・ゴーン被告】保釈

3月6日の保釈時は作業員姿に変装して世間を驚かせたカルロス・ゴーン被告。今回の保釈は黒いスーツ姿で、硬い表情のままだった。

25日、東京拘置所(東京都葛飾区)前には国内外のメディア関係者ら200人以上が詰めかけた。

午後10時20分ごろ、玄関に現れたゴーン被告は上下黒のスーツに白いワイシャツ、ノーネクタイという「普段着」姿。頬が少しこけたように見えるが、鋭いまなざしは変わらない。

カメラのフラッシュを浴びながら、報道陣を一瞥するとワンボックスカーに乗り込み、悠然と拘置所を後に。車は東京都内の制限住居のマンションには直接向かわず、都心の高級ホテルへ入った。

ゴーン被告の弁護人、弘中惇一郎弁護士は25日、報道陣に対し、「検察側がかなり激しく抵抗する書面を出していたので一抹の不安があった。そういう意味では安心した」と話した。《産経新聞》

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【プロ野球・25日】

日6-5楽

日本ハムがサヨナラ勝ちした。4-5の八回に大田の2打席連続本塁打となるソロで追い付き、延長十二回2死満塁で杉谷が左越え適時打を放ち、試合を決めた。8番手の堀が今季初勝利。楽天は3度のリードを守れなかった。

ロ8-9西

西武が競り勝った。延長十回2死一塁で4年目の愛斗がプロ初安打となる適時二塁打を放って勝ち越した。増田が今季初勝利を挙げ、小川がプロ10年目で初セーブ。ロッテは4度追い付く粘りを見せたが力尽き、3連敗を喫した。

ソ3-0オ

ソフトバンクは延長十回に明石の今季初安打となるサヨナラ3ランで勝負を決めた。抑えの森が今季初勝利を挙げた。オリックスは先発の山本が8回1安打無失点と好投したが、打線が好機を生かせず援護できなかった。

ヤ11-2巨

ヤクルトが連敗を3で止めた。三回に青木、山田哲、バレンティンの3者連続本塁打と村上の適時打で5点を先制し、その後も着実に加点。スアレスは6回無失点で来日初勝利。巨人は菅野が四回途中7失点と崩れ連勝が5で止まった。

D3-5神

阪神が今季初の3連勝。2-3の九回2死から近本がこの日3安打目となる逆転の4号3点本塁打を放った。八回をゼロで抑えたジョンソンが来日初勝利。DeNAは七回に伊藤光の一発で勝ち越したが、抑えの山崎が誤算で8連敗。

広2-0中

広島が7連勝とした。大瀬良は7安打されながらも3併殺でしのぎ、完封で2勝目。会沢が八回2死一、二塁から決勝の2点二塁打を放った。中日は2戦連続零敗の3連敗で貯金が消えた。好投ロメロを継投したロドリゲスが打たれた。《共同通信》

【北朝鮮】米に2億円要求

米紙ワシントン・ポスト(電子版)は25日、北朝鮮が拘束していた米国人大学生オットー・ワームビア氏を2017年6月に解放する際、昏睡(こんすい)状態だったワームビア氏の医療費として、米政府に200万ドル(約2億2000万円)を請求したと報じた。

ワシントン・ポストによると、トランプ米大統領はティラーソン米国務長官(当時)から報告を受け、米代表団に対し、支払いに応じる書類に署名するように命じた。請求書は米財務省に送られたが、実際に支払ったかどうかは不明だという。米CNNテレビは支払いは行われておらず、北朝鮮側はその後の米朝協議でも医療費問題を取り上げていないと伝えた。

トランプ氏は、北朝鮮との解放交渉で金銭のやり取りを否定してきた。ワームビア氏は16年1月に北朝鮮に拘束され、17年6月の帰国後に死亡した。《読売新聞》

【JR福知山線脱線事故】発生から14年

乗客106人と運転士が死亡し、562人が重軽傷を負った尼崎JR脱線事故は25日、発生から14年となった。JR西日本が兵庫県尼崎市の現場で初めて追悼慰霊式を営み、遺族や負傷者ら約500人が参列した。式典で来島達夫社長は「社員一人一人が安全で安心な鉄道をつくり上げていく決意を新たにしている」と述べ、事故の再発防止を誓った。

来島社長は、社員約2万7千人のうち「半数近くが事故後に入社した」とし「事故を風化させることなく、反省と教訓を肝に銘じ、将来にわたり安全な鉄道であり続けることが極めて重要な使命だ」と強調した。《共同通信》

【広島・原爆資料館本館】再オープン

老朽化に伴う耐震補強工事と展示物のリニューアルのため2017年4月から休館していた広島市の原爆資料館本館が25日、再オープンした。テーマに掲げる「被爆の実相」をよりリアルに感じてもらおうと、被爆者の人生に焦点を当てて展示方法を一新した。

再開を記念して開かれた式典であいさつした広島市の松井一実市長は「被爆の実相を伝える拠点となる。被爆者や家族の苦しみ悲しみを国内外の多くの人に理解していただきたい」と述べた。

同館によると、本館の常設展示で公開する資料は538点。休館前は112点だった写真資料は173点に増やした。《共同通信》

【宮城県名取市】「かわまちてらす閖上」オープン

東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上地区で、商業施設「かわまちてらす閖上」が25日、名取川を望む堤防沿いにオープンした。町関係者や住民は、にぎわいづくりの拠点となるよう期待を寄せている。

施設は木造平屋の3棟などで構成され、延べ床面積は約1700平方メートル。夏には飲食店や水産加工販売店など地区で被災した事業者ら27店舗が入る予定。閖上を象徴する海と松並木をイメージした「海松藍色」と呼ばれる深緑色の外壁が特徴。

この日は記念式典があり、多くの利用客や関係者が見守る中、テープカットが行われた。《共同通信》

【大阪市】LGBT「当てはまる」2.7%

国立社会保障・人口問題研究所の研究チームは25日、調査への協力が得られた大阪市の市民を対象に性的指向や性自認などを尋ねる調査を行ったところ、有効回答のあった4285人中、ゲイ・レズビアン(同性愛)、バイセクシュアル(両性愛)、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない)のいずれかに当てはまる人は速報値で2・7%(計115人)だったと発表した。

内訳は同性愛が31人、両性愛が62人。トランスジェンダーは32人で、うち10人は同性愛か両性愛だった。

調査はLGBT(性的少数者)の生活実態を調べることが目的。今年1月、同市の18~59歳の男女1万5000人を無作為抽出し、アンケートを郵送して行われた。《読売新聞》

【東京株式市場】

25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、今年最高値を更新した。日銀が現行の大規模金融緩和策を継続する姿勢を明確化し、株式相場が今後も支えられるとの評価が広がった。終値は前日比107円58銭高の2万2307円58銭で、約5カ月ぶりの高値を付けた。

10連休前後の相場変動に備え、東京証券取引所は25日、担当者を倍増して売買監視を強化する運用を始めた。26日と連休明けの5月7、8日にも相場操縦や誤発注の有無を特別態勢で注視する。

25日の東証株価指数(TOPIX)終値は8.23ポイント高の1620.28。出来高は約12億2100万株だった。《共同通信》

【中国・習近平国家主席】首脳外交を本格化

中国の習近平国家主席は25日、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」の国際会議に出席するため訪中したフィリピンのドゥテルテ大統領やマレーシアのマハティール首相ら各国首脳と会談、首脳外交を本格化させた。

中国外務省やフィリピン大統領府によると、習氏はドゥテルテ氏との会談で「(両国関係は)新たな発展の段階に入った」と強調。領有権を争う南シナ海問題では「平和と安定を維持し、海上協力を強化しなければならない」と訴えた。

ドゥテルテ氏は「海上での問題を適切に処理し、両国関係の発展に影響しないようにしたい」と述べ、中国に配慮を示した。《共同通信》

【ロシア・プーチン大統領】北朝鮮・金正恩委員長と会談

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長とロシアのプーチン大統領は25日、ロシア極東ウラジオストクで初めて会談した。2月の米朝首脳会談決裂を踏まえ、核問題や朝鮮半島情勢を巡る連携強化で一致。金氏は「地域の安定を図り、共同で情勢を管理する」ことに意欲を表明した。プーチン氏は会談後に記者会見し、北朝鮮の体制保証に向けた国際的な取り組みが必要だと強調。2008年を最後に中断した6カ国協議の再活用も考えられると言及した。

金氏は北朝鮮最高指導者として約8年ぶりとなる訪ロで、中国に続きロシアの後ろ盾を得て米国に対抗する狙いだ。《共同通信》

【TOKIO・城島茂さん】政府「農福連携等推進会議」に出席

政府は25日、障害者が農業に関わる「農福連携」の拡大策を検討する「農福連携等推進会議」(議長・菅義偉官房長官)を開いた。テレビ番組で農業活動に取り組む「TOKIO」の城島茂さんも有識者として出席した。5月中に具体的な方向性を取りまとめる。

菅氏は会議で「農福連携で障害のある方が活躍できる場の拡大が図れると同時に農業分野の働き手確保につながり、共生社会実現にも貢献する」と述べた。城島さんは記者団に「農業活動の経験をもとに発言した。何か役に立てればと思った」と話した。《産経新聞》

【安倍晋三首相】東欧4カ国首脳と会談

安倍晋三首相は25日午前(日本時間同日午後)、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの東欧4カ国(V4)の首脳らとスロバキアのブラチスラバ城で会談した。経済支援をテコに東欧で影響力を増す中国の動きを踏まえ、国際法順守といった基本的価値の下で欧州が結束する重要性を確認し、日本が協力していく意向を伝えた。

日本の首相のスロバキア訪問は初めて。首相は会談で、北朝鮮と国交がある4カ国に対し、北朝鮮の非核化に向けた米朝協議や拉致問題の早期解決に向けた協力も求めた。首相は共同記者発表で「理解と賛同を得られた」と強調した。

また、首相は中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を念頭に、透明性や経済合理性を有する質の高いインフラで欧州とアジアが相互発展できるようV4の協力を要請した。V4各国の首脳らとも個別に会談した。《産経新聞》



4月25日 その日のできごと(何の日)