平成10978日目
2019/01/28
この日のできごと(何の日)
【テニス・大坂なおみ選手】世界ランキング1位に
女子テニスツアーを統括するWTAは28日付世界ランキングを発表し、シングルスで全豪オープンを初制覇し、昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝を達成した大坂なおみ(21)=日清食品=が前回の自己最高4位からアジア勢初の1位となった。1年間の成績をコンピューターで換算する現行制度が1975年に始まった女子では通算26人目の1位。
アジア勢の過去最高は女子で四大大会2勝の李娜(中国)が2014年2月にマークした2位だった。
日本テニス協会によると、シングルスの世界ランクで日本勢の過去最高は33年に男子の佐藤次郎が記録した3位。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【宮内庁】小室さん文書に「特段対応せず」
秋篠宮家の長女眞子さま(27)との婚約が延期になっている小室圭さん(27)が、母の元婚約者との金銭トラブルは「解決済み」と訴える文書を公表したことを受け、宮内庁の西村泰彦次長は28日の定例会見で「小室家の問題なので宮内庁としてはコメントする立場にない。特段の対応も考えていない」と述べた。
秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で、トラブルを念頭に「2人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、相応の対応をするべきだ」と小室さんに要求されていた。西村次長は、今回の文書公表が「相応の対応」に該当するかどうか見解を問われたが、宮内庁は判断する立場にないと強調した。《共同通信》
【スバル】国内生産を再開
SUBARU(スバル)は28日、国内唯一の完成車工場である群馬製作所(群馬県太田市)の操業を再開した。調達している部品の一部に不具合が見つかり、今月16日から停止していた。部品の製造工程で異物が混入したことが主な原因と説明。業績への影響は「精査中」としている。
スバルではこれまで新車の無資格検査などの不正が相次ぎ発覚。大規模なリコール(無料の回収・修理)も届け出た。品質優先の方針を表明し、ユーザーからの信頼回復が急務の課題であるにもかかわらず、つまずいた形となった。
不具合が見つかったのは、電動パワーステアリング装置。《共同通信》
【第198通常国会】召集
第198通常国会が28日召集され、参院本会議場に天皇陛下を迎えて開会式が行われた。大島理森衆院議長、伊達忠一参院議長、安倍晋三首相と閣僚、衆参両院議員が出席した。4月末に退位される陛下の開会式出席は、衆院解散がない限り最後で、会期は6月26日までの150日間。
首相の施政方針演説は、開会式後の衆参両院本会議で実施。演説に対する代表質問は30日~2月1日に両院で行われる。
陛下は開会式で国会について「国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します」と述べた。《共同通信》
【河野太郎外相】中ロと関係強化を推進
河野太郎外相は28日の外交演説で、中国、ロシアを含む近隣諸国との関係強化を政策の柱として推進する方針を打ち出した。2国間関係では、元徴用工訴訟判決など一連の問題で日本との関係が悪化する韓国に対し「日韓請求権協定、慰安婦問題に関する日韓合意など国際的な約束事をしっかりと守ることを強く求めていく」と訴えた。
対ロ外交では、北方領土問題を含む平和条約締結交渉に関し「交渉責任者として粘り強く取り組む」と強調した。中国とは安定的な関係構築を目指し、首脳間を含めたハイレベルの往来を通じ、信頼強化を図ると表明した。《共同通信》
【安倍晋三首相】統計不正を陳謝
安倍晋三首相は28日午後、衆院本会議で施政方針演説を行った。厚生労働省による毎月勤労統計の不正調査問題を「国民の皆さまにおわび申し上げる」と陳謝。消費税率10%への引き上げを10月に断行する方針を明言し、全世代型社会保障制度を実現するために「安定的な財源がどうしても必要だ」として、国民に理解と協力を求めた。戦後外交の総決算を掲げ、1956年の日ソ共同宣言に基づくロシアとの平和条約締結交渉を「加速していく」と意欲を示した。
2012年の第2次安倍政権発足後、施政方針演説は7回目。《共同通信》
【金福童さん】死去
旧日本軍の従軍慰安婦の支援団体は、元慰安婦の金福童さんが28日夜、死去したと明らかにした。92歳だった。死因は不明。自らの体験の証言活動を行うとともに、戦時の女性に対する性暴力の根絶を訴えていた。
28日、別の元慰安婦の女性も死去しており、韓国政府が認定する存命の元慰安婦は23人になった。
支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」によると、金さんは1926年生まれ。40年に日本軍に連行され、中国やシンガポールなどに連れて行かれた。92年に慰安婦だったことを公開。世界各地で証言活動を行った。《共同通信》