2024 令和6年12月22日(日) 令和ロマン、M1連覇
令和2063日目
2024/12/22
この日のできごと(何の日)
【M―1グランプリ2024】「令和ロマン」、大会初の連覇
漫才コンクール「M―1グランプリ2024」の決勝戦が22日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、お笑いコンビ「令和ロマン」(吉本興業所属)が大会初となる連覇を果たした。賞金は1千万円。
令和ロマンの高比良くるまさん(30)は「去年の倍うれしいです」と喜びをかみしめ、松井ケムリさん(31)は「悔いなくやれました。(M―1に)もう出たくないです」と笑いを誘った。
M―1グランプリは、結成15年以内であれば、プロ、アマを問わず出場でき、今回は史上最多の1万330組がエントリー。決勝戦は、予選を勝ち抜いた9組と敗者復活した1組の計10組が競った。《共同通信》
【道東道】阿寒ICー釧路西IC開通
北海道の道東自動車道阿寒インターチェンジ(IC)―釧路西IC(17.0キロ、いずれも釧路市)が22日開通し、市中心部と札幌市が高速道路で直結した。釧路市など道東沿岸部は巨大地震に伴う津波災害で甚大な被害が見込まれ、内陸を走る緊急輸送路としての活用も想定される。
阿寒IC近くの公民館で開通式が開かれ、釧路市の鶴間秀典市長が「物流の効率化や観光地へのアクセス向上など、地域経済の活性化も期待される」と意義を強調した。
北海道開発局釧路開発建設部によると、今回の延伸で、釧路市役所から札幌市役所までの所要時間は夏季で7分短縮され4時間12分になる。《共同通信》
【競馬】
第69回有馬記念(22日・中山11R2500メートル芝16頭、G1)5番人気のレガレイラ(戸崎圭太騎乗)が2分31秒8で優勝し、1着賞金5億円を獲得した。昨年のホープフルステークスに続くG12勝目、牝馬の勝利は4年ぶりで、3歳牝馬の制覇は1960年のスターロツチ以来64年ぶり2頭目。
戸崎騎手、木村哲也調教師はともにこのレース2勝目。
5、6番手の好位を進んだレガレイラは、最後の直線で外から迫った10番人気のシャフリヤールと競り合う形で馬体を合わせて末脚を伸ばし、ゴール前の接戦を鼻差で制した。3着は2番人気のダノンデサイルだった。《共同通信》
【全国高校駅伝】
全国高校駅伝は22日、京都市のたけびしスタジアム京都発着で行われ、第75回の男子(7区間、42.195キロ)は佐久長聖(長野)が2時間1分33秒で2年連続4度目、第36回の女子(5区間、21.0975キロ)は長野東が1時間7分27秒で2年ぶり2度目の優勝を果たした。
男子の佐久長聖は大牟田(福岡)と終盤まで競り合い、最終7区で石川が区間賞を獲得する力走で振り切った。大牟田は24秒差で24年ぶりの優勝を逃し、仙台育英(宮城)が3位だった。
女子の長野東は1区で真柴がトップに立ち、そのまま逃げ切った。仙台育英が18秒差で3年連続となる2位、大阪薫英女学院が3位に入った。《共同通信》
【石川県珠洲市】自主避難所が閉鎖
元日の能登半島地震と9月の豪雨で大きな被害を受けた石川県珠洲市馬緤町で22日、「珠洲市自然休養村センター」の自主避難所が閉鎖した。地震後、最大で約60人が身を寄せていた。地区内の断水がほぼ解消し、近隣にある仮設住宅の入居が始まったため、発生1年を前に避難所としての役割を終えた。
この日はボランティアや、手伝いに来た住民が各部屋の段ボールベッドを片付け、建物内を掃除した。
避難所運営に当たった国永英代さん(52)によると、センターは今後、地元を離れて暮らし、自宅再建などで一時的に戻る住民らの宿泊所としても活用される。国永さんは「いつでも気軽に泊まりに来てほしい」と呼びかけた。《共同通信》
【安倍昭恵さん】講演
故安倍晋三元首相の妻昭恵さんが22日、東京都内で講演した。トランプ前米大統領が2019年5月に国賓として来日した際に東京都内で夕食を共にしたエピソードに触れ「トランプ氏は戦争をしたくない人なのだとその時、思った。(2期目で)平和な世界に導いてほしい」と語った。今月のトランプ氏夫妻との面会については「いい夕食会だった」と述べるにとどめ、具体的な内容には言及しなかった。
19年のトランプ氏来日時に、安倍元首相夫妻とトランプ氏夫妻が炉端焼き店で食事した。昭恵さんによると、第2次世界大戦の話題になり、トランプ氏が「自分と晋三であったならば戦争は起こらなかったに違いない」と語ったという。
今年はインドのモディ首相とも面会したことを紹介し「主人のおかげで普通では会えない人たちとも会えた。何かしら世の中の役に立ちたいと思っているので、外相などが行けないような地域にも行けたらいい」と話した。
昭恵さんは今月15日、米南部フロリダ州パームビーチのトランプ氏の私邸で夫妻と面会した。《共同通信》
【大阪府四條畷市長選挙】
任期満了に伴う大阪府四條畷市長選は22日投票、即日開票された。全国で8年ぶりとなる電子投票により実施。開票にかかる時間と人員を削減する狙いで、一般的なタブレット端末を使った。国が端末の要件を緩和して以降、実施は初めて。選挙戦は無所属新人同士の争いとなり、元市職員銭谷翔氏(36)が元市議渡辺裕氏(50)を破って初当選した。
電子投票では京セラ(京都市)製のタブレット端末を投票所に配備。有権者は職員に案内されて記載台に置かれた端末前に移動し、表示された候補者名をタッチして投票した。
端末ごとにUSBメモリーとSDカードに記録し、開票所のパソコンで順次読み取って集計。市選挙管理委員会によると、開票作業に当たった職員は従来の80〜90人から27人に減った一方、所要時間はほぼ前回並みの約1時間40分だった。「正確性を重視した」としている。期日前投票で端末に書き込めなくなった事例が1件あった。
電子投票は地方選限定で認められているが、16年に実施した青森県六戸町が最後となっていた。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
ロシアのプーチン大統領は22日、ロシア中部カザンがウクライナ軍の無人機攻撃を受けたことについて「(敵は)その何倍も大きな破壊に直面し、われわれの国でやろうとしていることを後悔することになる」と述べ、報復を示唆した。地方首長らとのオンライン会合で述べた。
カザンには21日、無人機攻撃があり、地元当局者によると8機のうち3機が軍事産業施設、残り5機が高層住宅などを標的としていた。負傷者はいなかったが、3地区で火災が発生した。カザンには大規模な弾薬工場があるとされる。
ロシア国防省は22日、ウクライナ東部のハリコフ州とドネツク州で1集落ずつを制圧したと発表した。《共同通信》
【シリア情勢】
シリア暫定政府を主導する過激派「シリア解放機構(HTS)」のジャウラニ指導者は22日、シリア北部や北東部を実効支配するクルド人勢力に武装解除を求める考えを示した。「国家以外の勢力に武器を所持させない」と強調し、新たなシリア国軍を組織するための委員会を近く設置すると明らかにした。
首都ダマスカスでトルコのフィダン外相と共同で記者会見した。フィダン氏はシリアからのクルド武装勢力排除を主張した。
クルド支配地域には民兵組織「シリア民主軍(SDF)」がおり、アサド政権崩壊後もHTSとは別の旧反体制派組織「シリア国民軍(SNA)」と衝突を続けている。SDFが武装解除に応じるかどうかは見通せず、暫定政府と対立する可能性もある。SDFを率いるクルド勢力はトルコの非合法武装組織クルド労働者党(PKK)に近く、トルコはSNAを支援している。
SDFはアサド前政権と距離を置き、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討で米軍と連携してきた。《共同通信》
