令和1745日目

2024/02/08

【将棋・藤井聡太八冠】タイトル戦20連勝

将棋の第73期王将戦7番勝負第4局は7、8の両日、東京都立川市で指され、先手の藤井聡太王将(21)=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・棋聖との八冠=が121手で挑戦者の菅井竜也八段(31)を破り4勝0敗で防衛、王将戦3連覇を果たした。藤井王将は出場したタイトル戦を全て制しており、20期連続の獲得は故大山康晴15世名人の19期を抜き最多。

今年、最初の防衛戦を終えた藤井王将は「(本局は)馬と銀を繰り出して少しずつ指しやすくなった。(20連覇について)そのことは意識していなかった。棋王戦も開幕しているので、そういうことは意識せず、引き続き前を向いてやっていきたい」と話した。《共同通信》

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【令和6年能登半島地震】

罹災証明、申請5万2000件

石川県は8日、能登半島地震で、仮設住宅への入居など公的支援を受ける際に必要な罹災証明書の申請が、17市町で6日までに5万2158件あったと明らかにした。交付済みは申請の34%に当たる1万7972件。今後も申請は増えるとみられ、県は避難所でも申請できるようにするなどの取り組みを進めている。

17市町は災害救助法の適用自治体。申請が最も多かったのは七尾市の1万2619件で交付済みは651件。能登町5547件(交付済み9件)、志賀町5256件(同3474件)、珠洲市5133件(同1851件)と続いた。

県によると、受け付け開始時期や被災状況によって、申請の進み具合には差がある。《共同通信》

【佳子内親王殿下】佐賀県ご訪問

秋篠宮家の次女佳子さまは8日、佐賀県有田町を訪れ、有田焼の今右衛門窯を見学された。人間国宝の14代今泉今右衛門さんの案内で、江戸時代から続く色絵磁器の技法を見て回った。

器を成形する職人に、佳子さまは「削る作業は繊細だと思いますが、気を付けていることはありますか」と質問した。薪を使って器を焼く高さ約2メートルの窯にも入り、興味深そうな様子だった。

今回の訪問は、総裁を務める日本工芸会の活動の一環。視察を終えた佳子さまは車で福岡市へ移動した。1泊2日の日程で、9日は第70回日本伝統工芸展福岡展を鑑賞する。《共同通信》

【小学館】芦原さん死去でコメント

日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者である漫画家芦原妃名子さんの死去を巡り、漫画を出版する小学館は8日、公式サイトで「こうした悲劇を繰り返さないために、調査を進めており、今後、再発防止に努めてまいります」とのコメントを発表した。

ドラマについては「芦原先生のご要望を担当グループがドラマ制作サイドに誠実、忠実に伝え、制作されました」と説明。漫画連載誌が属する第1コミック局も現場の編集者による声明を発表し「著者の意向は必ず尊重され、意見を言うことは当然のことであるという認識を広げることこそが、再発防止において核となる」と見解を示した。《共同通信》

日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者である漫画家芦原妃名子さんの死去を巡り、ドラマの脚本を担当した相沢友子さんが8日、自身のインスタグラムで「大きな衝撃を受け、いまだ深い悲しみに暮れています」と追悼した。

芦原さんはブログなどで、ドラマの脚本や登場人物の設定を巡ってテレビ局側と見解の相違があったことを明かしていたが、相沢さんは「芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました」と記した。《共同通信》

【東京株式市場】

8日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反発した。企業の好業績や前日の米国株高が追い風となった。日銀の金融緩和策が当面続くとの見方も強まり、上げ幅は一時800円を超えた。

終値は前日比743円36銭高の3万6863円28銭。東証株価指数(TOPIX)は12.68ポイント高の2562.63。出来高は約20億9634万株だった。《共同通信》

【日・ケニア首脳会談】

岸田文雄首相は8日、官邸でケニアのルト大統領と会談した。両首脳は法の支配など「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた連携を確認したほか、ロシアによるウクライナ侵略に伴う食料価格の高騰を踏まえ、アフリカの食料安全保障の確保に向けて緊密に協力していくことでも一致した。防衛分野での協力関係の構築に向けた文書も交わされた。

首相は会談後の共同記者発表で、「ケニアは民主主義、法の支配といった基本的な価値や原則を共有するアフリカにおける重要な同志国だ。国際社会の分断と対立の様相が一層深まる中、ケニアの協力はこれまで以上に重要になっている」と述べた。

会談では、ケニアが中国による巨額の財政支援で借金漬けにされ、権益を奪われる「債務のわな」に陥りつつあることを踏まえ、首相が官民を挙げてケニアの財政健全化と透明で持続可能な資金調達を後押ししていくことを表明。また、ウクライナ侵略を巡っては、力による一方的な現状変更の試みは一切許容せず、国際秩序の原則を維持していくことなどを共有した。

このほか、アフリカの感染症研究の拠点となる「ケニア中央医学研究所」への新たな支援などを通じ、医療・保健分野で日本がケニアを支えていくことでも合意した。《産経新聞》

【伊藤信太郎環境相】クマ、春に「指定管理鳥獣」へ

伊藤信太郎環境相は8日、2023年度に過去最多の人的被害をもたらしたクマについて、今年4月にも、捕獲を国が支援する「指定管理鳥獣」に追加すると表明した。絶滅の危険が高い四国のツキノワグマは除く。今月から募集するパブリックコメントを踏まえて中央環境審議会に報告、鳥獣保護管理法の施行規則を改正して指定する。

伊藤氏は「被害防止の取り組みを地域の実情に応じて実施していただき、環境省は技術的、財政的支援を行う。科学的知見に基づく被害防止策を推進し、国民の安全・安心を確保する」と述べた。

同日開かれた環境省の専門家検討会が対策方針案を決定。クマを指定管理鳥獣に指定し、適度な捕獲や出没対策を組み合わせた被害防止策を強化するよう提言していた。

座長を務める東京農業大の山崎晃司教授は、検討会後の取材に「必要な捕獲は進めるが、大きく個体数を減らしてはいけない。すみ分けを徹底し、人は安心して生活でき、クマの存続もできる状況をつくるべきだ」と話した。《共同通信》

【中国、ロシア】主権防衛で協力

中国の習近平国家主席は8日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、対立する米国を念頭に「中国とロシアは密接に協力し、国家主権を防衛すべきだ」と述べた。プーチン氏は台湾問題で「中国を挑発する行為に反対する」と主張し「一つの中国」の原則を支持する立場を鮮明にした。新華社が伝えた。

習氏は「中ロ関係は新しい発展の機会を迎えている」と強調し、外部勢力による内政干渉に「断固反対する」と指摘。プーチン氏は「中国と相互に支持し合い、正当な利益を守ることを希望する」と応じた。ロシア大統領府によると、パレスチナ問題の外交的解決を支持する立場を共有、ウクライナ情勢にも触れたという。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ウクライナ軍総司令官解任

ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ザルジニー軍総司令官(50)を同日付で解任し、後任にシルスキー陸軍司令官(58)を充てる大統領令を出した。ザルジニー氏は国民的人気が高いが、ゼレンスキー氏との確執が伝えられていた。ロシアへの反転攻勢が失速する中、解任への反発が広がり、国内の結束が揺らぐ恐れもある。

ロシアがウクライナに侵攻してから24日で丸2年。侵攻前から米欧と連携して軍を統率してきたザルジニー氏の解任で、戦争は新たな局面に入った。

ザルジニー氏は英誌エコノミストが昨年11月に報じたインタビューで、ロシアとの戦争が「膠着状態」にあると指摘した。これに対し、ゼレンスキー氏は「膠着ではない」と否定し、両者間の亀裂が指摘されていた。

ゼレンスキー氏は同12月の記者会見で、ザルジニー氏との関係について「実務的な関係を保っている」と述べた一方「戦場で起きていることはザルジニー氏と参謀本部に責任がある」と発言し、一定の距離を置いていることをうかがわせた。《共同通信》

東部アブデーフカ、防衛困難に

ウクライナ東部ドネツク州アブデーフカのバラバシ市長は8日、ロシア軍の攻勢により防衛が難しくなっていると明らかにした。「大勢の敵が多方向から押し寄せ、極めて厳しい状況にある」と語った。ロイター通信が報じた。ロシアはアブデーフカの制圧を狙っており、プーチン大統領も「最優先課題の一つだ」と述べていた。

ロシア軍は、ウクライナ軍の物資供給網の寸断や塹壕の包囲を図っているとされる。バラバシ氏は、侵攻前は3万2千人いた市民が941人まで減ったと訴えた。

米紙ワシントン・ポストは、ウクライナ軍の兵員不足が深刻だと報じた。 《共同通信》