令和1680日目
2023/12/05
【KADOKAWA】ジェンダー書籍、刊行中止
KADOKAWAは5日、来年1月に予定していたアビゲイル・シュライアーさんの著書「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行を中止すると発表した。題名やキャッチコピーが「結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません」と謝罪した。
同社の告知によると、書籍は性的少数者に関する内容で「気鋭のジャーナリストがタブーに挑む大問題作」などと宣伝していた。今月3日に刊行が告知されてから、出版関係者の有志が「内容が刊行国の米国で既に問題視されている」「当事者の安全・人権を脅かしかねない」として、同社に対応を求めるとの意見を表明していた。《共同通信》
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【Jリーグ・アウォーズ】
Jリーグは5日、横浜アリーナで年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を開催し、今季22ゴールを決めて神戸のJ1初優勝の原動力となった大迫勇也(33)が最優秀選手賞(MVP)に初めて選ばれた。得点王との同時受賞は10人目で、神戸からのMVPは初。
ベストイレブンには神戸からDF酒井高徳(32)、MF山口蛍(33)、FW大迫と武藤嘉紀(31)が選出。横浜MからはFWアンデルソンロペス(30)が入った。浦和からはGK西川周作(37)、MF伊藤敦樹(25)ら4人が受賞。C大阪のDF毎熊晟矢(26)、川崎のMF脇坂泰斗(28)も選ばれた。
最優秀ゴール賞にはFC東京の渡辺凌磨(27)を選出した。《共同通信》
【プロ野球】
日本ハムの万波中正外野手が5日、エスコンフィールド北海道で契約交渉を行い、4倍となる年俸8千万円で更改した。5年目の今季は自己最多を大きく更新する25本塁打を放って日本代表も経験し「本当に長い1年だった。本当に幸せだった。間違いなく成長した」と充実感を漂わせた。
伊藤大海投手は2500万円増の1億1千万円でサイン。来季は自身初の開幕投手に決まっており「最多勝を目指して、1戦目から勝っていけるように」と意気込んだ。松本剛外野手も2400万円増の1億1千万円。大台に達し「一つの目標だったので素直にうれしい」とほほえんだ。(金額は推定)《共同通信》
【NHK】コロナ報道で放送倫理違反
NHKの報道番組「ニュースウオッチ9」の新型コロナウイルスに関する不適切な報道を巡り、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は5日、「事実を正確に伝えるというニュース・報道番組としての基本を逸脱したものだった」などとして、放送倫理違反があったとの意見を公表した。
問題になったのは5月15日の番組。エンディングで遺族3人の声を短く紹介した際、ワクチン接種後に亡くなったのに、新型コロナに感染して亡くなった人の遺族のように視聴者に誤認させた。
NHKは「指摘を真摯に受け止める」とコメントした。《共同通信》
【NHK・稲葉延雄会長】取材メモネット流出を陳謝
NHKの記者の取材メモなどがインターネット上に流出した問題で、同局の稲葉延雄会長は5日、参院総務委員会に出席し「取材対象者との信頼関係を損なうだけでなく、NHKに対する視聴者の皆さまからの信頼を損なう、あってはならないこと。深くおわび申し上げたい」と陳謝した。
同問題を巡っては、子会社が契約する30代の派遣スタッフが、流出させたことを認めた。このスタッフは、局内の端末に登録された企画案や取材メモを閲覧できる立場だった。稲葉会長は、端末へのアクセス権限の見直しを始めたとし「全国で緊急点検を行い、再発防止を徹底したい」と述べた。《共同通信》
【東京株式市場】
5日の東京株式市場は株価水準の高い半導体関連銘柄を中心に売られ、日経平均株価(225種)は続落した。
終値は前日比455円45銭安の3万2775円82銭。東証株価指数(TOPIX)は19.96ポイント安の2342.69。出来高は約13億4935万株だった。《共同通信》
【立憲民主党・重徳和彦衆院議員】わいせつ報道を否定
立憲民主党の重徳和彦衆院議員(愛知12区)は5日、自身がわいせつ行為をしたとする文春オンラインの報道を否定した。国会内で記者団に「事実無根だ。必要な法的措置を検討する」と述べた。「捜査機関には全面的に協力していきたい」とも語った。
文春オンラインは3日、重徳氏から体を触られたとする女性が不同意わいせつ容疑で愛知県警に被害届を提出し、受理されたと報じた。《共同通信》
【ペルー】憲法裁、フジモリ元大統領の釈放を命令
南米ペルーの憲法裁は5日、人権侵害事件で服役中のアルベルト・フジモリ元大統領(85)を即時釈放するよう国に命じた。
在任中に左翼ゲリラと間違えられた市民が軍に殺害される事件が起き、フジモリ氏は2010年に禁錮25年の判決が確定した。17年12月、高齢や病気を理由とする人道的恩赦で釈放されたが、最高裁が18年10月に遺族の訴えを受けて恩赦を取り消した。フジモリ氏は19年1月、入院を経て再収監された。《共同通信》