令和1649日目

2023/11/04

【プロ野球・日本シリーズ】3勝3敗に

SMBC日本シリーズ2023は4日、京セラドーム大阪で第6戦が行われ、パ・リーグ3連覇のオリックスが18年ぶりにセ・リーグを制した阪神に5―1で快勝し、対戦成績を3勝3敗として第7戦に持ち込んだ。

2年連続6度目(阪急時代含む)の日本一を目指すオリックスは山本が1失点完投、シリーズ新記録の1試合14奪三振の力投で日本シリーズ初白星を挙げた。打線は1点を先制された直後の二回に若月の適時打と中川圭の犠飛で逆転。五回に紅林の2点本塁打、八回は頓宮のソロで加点した。1985年以来2度目の頂点に挑む阪神は村上が5回4失点と崩れた。

第7戦は5日に京セラドーム大阪で開催。先発はオリックスが宮城、阪神が青柳と発表された。3勝3敗で第7戦を迎えるのは、楽天が巨人を破って日本一に輝いた2013年以来で10年ぶり。《共同通信》

オ5―1神

オリックスの山本が1失点で完投し、日本シリーズ初勝利。9安打を許しながらも尻上がりに制球を安定させ、14三振を奪った。打線は0―1の二回に若月の適時打と中川圭の犠飛で逆転。五回に紅林の2ラン、八回は頓宮のソロでリードを広げた。

阪神は村上が要所で粘れず4失点。ノイジーのソロで先手を取った打線も好機で一本を欠いた。《共同通信》

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【日本列島】異例の暑さ

3連休2日目の4日、東日本から西日本の太平洋側を中心に広く気温が上がり、この時期では異例の暑さとなった。午後4時時点で、タイ記録を含む38地点で11月の観測史上最高気温を更新。東京都心は11月では2009年以来14年ぶりとなる最高気温25度以上の夏日を観測し、都心の夏日は年間の過去最多となる計141日になった。

気象庁によると、高気圧に覆われて晴れたことに加え、南から暖かな空気が流れ込んだ。11月の観測史上最高気温だったのは、千葉県鴨川市の27.4度、高知県南国市の26.3度など。《共同通信》

【サッカー】

国内サッカーの三大タイトルの一つ、JリーグのYBCルヴァン・カップは4日、東京・国立競技場で決勝が行われ、福岡が浦和を2―1で破って初優勝した。福岡のタイトル獲得は初。

前半の立ち上がりと終了間際に前と宮がゴール。いずれも紺野のクロスが得点につながった。後半はPK失敗後に1点を返されたが、それ以降のピンチはしのいだ。7年ぶり3度目の優勝を狙った浦和は明本がゴールを奪ったものの及ばなかった。

最優秀選手には福岡の前が選ばれ、クラブは優勝賞金1億5千万円を手にした。《共同通信》

【佳子内親王殿下】マチュピチュ遺跡ご視察

ペルーを公式訪問中の佳子さまは4日午後(日本時間5日午前)、「空中都市」と呼ばれる世界遺産マチュピチュ遺跡を視察された。15〜16世紀前半のインカ帝国時代に建設され、標高約2400mに位置する。佳子さまは列車などを乗り継いで到着し、高台から全景を眺めたほか、「太陽の神殿」を見て回った。

報道陣から印象を問われ「すごく壮大な景色で、この場に立ってみると、すてきな空気を感じます」と笑顔で話した。

佳子さまは視察後、マチュピチュ村役場を訪れ、村長と面会した。福島県大玉村出身で初代村長となった野内与吉が縁となり、両村の交流が進展してきたことが話題に上った。《共同通信》

【岸田文雄首相】フィリピン議会で演説

岸田文雄首相は4日、訪問先のフィリピンの議会で演説し、国際秩序の維持に向け、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国との連携を強化する考えを表明した。「自由で開かれたインド太平洋」の実現へ決意を示した上で「国際社会を分断と対立ではなく協調に導き、自由と法の支配を守り抜く」と述べた。日本の首相がフィリピン議会で演説するのは初めて。

首相は、ロシアのウクライナ侵攻や中国の海洋進出を念頭に「国際秩序は重大な危機にさらされている」と指摘。国際社会が分断されるのを避けるため「誰もが尊厳を持って生きられるよう平和で安定した世界を築くことが不可欠だ」と強調した。

新型コロナウイルスが国際社会の分断と格差を拡大させたとして、日本も資金を拠出する「ASEAN感染症対策センター」への支援継続を言明。12月に東京で開催する日ASEAN特別首脳会議で「持続可能で繁栄した新たな時代を共につくるためのビジョンを打ち出したい」と説明した。《共同通信》

【日・ヨルダン外相会談】

上川陽子外相は4日、ヨルダンの首都アンマンで同国のサファディ外相と会談した。イスラエル軍の攻撃で多数の犠牲者が出ているパレスチナ自治区ガザの情勢を巡り、人道支援目的の一時的な戦闘中断の実現に向け協力することで一致。上川氏は「深刻な懸念を持って注視している」と述べ、事態沈静化へ連携する考えを強調した。

日本外務省が発表した。日本政府はイスラエルからの邦人退避のため、同国の隣国であるヨルダンに自衛隊機を派遣している。上川氏はサファディ氏に「協力に深く感謝する」と語った。イスラエルとパレスチナの「2国家共存」を支持する立場は変わらないとも説明した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

EUとウクライナが首脳会談

欧州連合(EU)フォンデアライエン欧州委員長は4日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会談し、同国のEU加盟問題について協議した。フォンデアライエン氏は共同記者会見で「多くの成果があった」とウクライナの取り組みを評価。「改革が完了すれば、加盟プロセスの次の段階に進める」と述べた。

ゼレンスキー氏も会見で、EU加盟に向けて汚職対策の強化といった改革を進める考えを表明した。

ウクライナは2022年2月のロシアの侵攻直後にEUに加盟を申請し、同6月に加盟候補国となった。 《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

人質「何よりも帰してほしい」

イスラエル中部テルアビブで4日、イスラム組織ハマスに拉致されたイスラエル人の人質解放を訴える集会が開かれた。連絡が取れない状態が約1カ月続く中、参加した人質の家族らは涙をこらえながら無事を祈り「何よりも帰してほしい」と訴えた。人質の家族でつくる連絡団体が主催した。

エリ・アルバグさん(54)の娘リリさん(18)は、兵役で入隊したばかりで軍基地の宿舎にいてハマスに襲われた。寝ていたところをパジャマ姿のまま連れ去られたという。アルバグさんは「ハマスと交渉するのでは何年かかっても解決できない。(イスラエル政府は)武力で圧力をかけるしかない」と言い切った。《共同通信》

イスラエル軍、ガザ市街に侵攻

イスラエルのガラント国防相は4日、イスラム組織ハマスが中核拠点を置くとみるパレスチナ自治区ガザの中心都市、北部ガザ市を同国軍が南北から攻撃し市街地に入ったと述べ、侵攻していることを明らかにした。軍はハマス制圧へさらに攻勢を強めた。中東メディアによると、ガザ中部のマガジ難民キャンプに4日夜、軍の攻撃があり、47人が死亡した。

ガザ保健当局は5日、戦闘による死者が子ども4千人以上を含む9770人になったと発表。イスラエル側と合わせ、犠牲者は計1万1100人以上となった。ガザでは住民多数が避難する学校や病院周辺への攻撃が相次ぎ、民間人の犠牲拡大が懸念されている。

ガザ保健当局は5日、行方不明者数が2260人に上り、破壊された建物のがれきの下敷きになっている恐れがあると表明した。うち子どもが1270人としている。

ガザ市は人口密集地で、ハマスが地下トンネル網を構築。軍は5日、これまでに2500以上のハマスの拠点を破壊し、戦闘員殺害も続けていると表明。《共同通信》

【和光晴生受刑者】死去

元日本赤軍メンバーで1974、75年のオランダ・ハーグのフランス大使館やマレーシア・クアラルンプールの米大使館が占拠された事件で無期懲役となり、服役していた和光晴生受刑者が4日に大阪医療刑務所で死亡したことが6日、関係者への取材で分かった。75歳。

関係者によると、和光受刑者は徳島刑務所で服役していたが、医療上の理由で大阪医療刑務所に移っていた。日本赤軍の軍事部門の責任者を務めたとされる。

97年にレバノンの治安当局に拘束され、2000年に国外追放。74年のハーグ事件、75年のクアラルンプール事件の殺人未遂や逮捕監禁罪で起訴された。09年に無期懲役の判決が確定していた。《共同通信》